【3年次ゼミ】 4月11日
【3年次対象ゼミ】
今年度の最初のゼミです。受講生は8名います。
最初に、昨年と同様に、卒論を書くことの意味と必要な技法について説明しました。
卒論(卒研を含む。以下同じ)を書くことは、テーマの設定、テーマにあった調査の実施とデータの収集(大きくわけて文献資料とフィールドワークによるデータに分かれます)、データの分析、分析結果の説得力のある表現というステップを体験することです。これは、社会に出てからも有益な「リサーチ力」と呼ぶことができます。
出席者一人一人に現時点で頭にある研究テーマ、卒業後の進路(とくに院進学を予定しているか)、留学の予定の有無について述べてもらいました。4月の段階では研究テーマがまだぼんやりしている人が多いのは当然でもあり、仕方ありませんが、今年の夏休みにはいるときには(仮でもよいので)テーマを決めておくことが大切です。卒論のスムースな完成のためには、卒論を提出する4年生の1月から現在まで逆算してみることが大切です。
2011年4年~7月 テーマを探す→夏休み前にテーマをおおよそ決定。
2011年8年~9月 夏休みの活用(先行文献の調査→参考文献目録の作成→主要文献のレジュメ作成
2011年10年~12月 テーマの絞り込み、再調整
2012年1月~7月 就職活動→就職の目処がついたら卒論作成にシフト
2012年8月~9月 夏休みの活用(フィールドワーク、文献調査)
2012年10月~12月 卒論の作成に全力。2013年1月すぐに卒論提出。
メーリングリストの管理者を選び、メーリングリストの立ち上げを依頼しました。今後はゼミ全体の連絡や情報交換にはこのメーリングリストを利用します。
来週は「3年次ゼミで学ぶこと」にもとづいて話をするので、あらかじめ配付資料(とそのリンク先)をしっかりと読んできておいてください。
■配付資料
・授業概要 (ファイルをダウンロード 161KB, PDF)
・3年次ゼミで学ぶこと
・過去のゼミ生の卒業論文・卒業研究