今週は、これまで書評レジメを通じて分析してきた論考を材料として、これを卒論として再構成するためにはどうすればよいかを検討しました。その結果、最初に問いを提示し、根拠に基づく論証を経て、答えに至る道筋を考えてみました。
次回からは、2週間にわたって、スハルト政権期の社会を描いたインドネシア映画を鑑賞しながら、映画に描かれた社会と文化を読み解いていくことにします。対象とする映画は、『青空はぼくの家』(Langitku Rumahku、スラムット・ラハルジョ・ジャロット監督、1989年、102分)です。
