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2022年7月14日

【4年次対象ゼミ】

今週は、今学期最後のゼミになります。卒論の中間報告および夏学期の計画について報告してもらいました。卒論の方向性が定まっている人もいますが、まだ迷っている人は早めに方向性を定め、夏学期の資料収集を有効に進めてください。卒論のテーマと構成及び夏学期の研究計画について2ページ程度にまとめようお願いしています。まだの人は急ぎ「課題の提出」にアップしてください。

秋学期の最初の週では、夏学期の進捗を報告してもらいます。準備をしておいてください。それでは充実した夏学期を過ごしてください。

【3年次対象ゼミ】

今週は、今学期最後のゼミになります。卒論の目標および夏学期の計画について報告してもらいました。すでにテーマが絞り込めている人もいますが、まだテーマが絞り切れていない人もいるようです。晩ご飯のメニューに喩えれば、夏学期の終わりまでには「和洋中華エスニック」の中の「中華」、秋学期の終わりまでには「中華」の中の「麻婆豆腐」まで絞り込むことを目標にするとよいでしょう。ここまで絞り込めると、材料に「豆腐」が必要と言った具体的な作業が見えてきます。

夏学期の計画に沿って研究を進め、秋学期に発表をおこなってもらいます。それでは、充実した夏学期を迎えてください。

2022年7月 8日

【4年次対象ゼミ】

今週は、「近代派」と「保守派」をキーワードとして、インドネシアのイスラームについて検討をしました。「近代派」と呼ばれるムハマディヤは19世紀後半以降のイスラーム復興運動の影響をうけてイスラームの改革を目指し、教育や医療にも力を入れるのに対して、「保守派」と呼ばれるナフダトゥル・ウラマは、ジャワのウラマを中心に結成され、ジャワのイスラームの伝統的な慣行を守ろうとしており、宗教的にはむしろ寛容な立場であることを確認しました。

次回は、今学期最後のゼミです。今年度卒論提出予定の人には卒論の進捗報告、提出をしない人は夏学期以降の計画を報告してもらいます。

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【3年次対象ゼミ】

今週は、イスラーム復興運動について検討したあと、インドネシアにおける近代イスラーム運動の事例として、ムハマディヤとナフダトゥル・ウラマを取り上げて、検討しました。前者は、イスラーム復興運動の影響を受けてイスラームの近代化をはかり、教育や医療にも関与するのに対して、後者は、ジャワの伝統的なイスラームの慣行を重視する立場であることを確認しました。

次回は、今学期最後のゼミになります。卒論の目標および夏学期の計画について報告してもらいます。

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図1 イスラーム復興運動

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図2 インドネシアのイスラーム団体

          

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