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【読解】 2月1日

【インドネシア語読解】

今週のBBCのニュースは4班にパプア州でフリーポート職員に襲撃の記事について報告してもらいました。

ニュースのテキストのなかで以下の部分に気を付けてください:

Dia menambahkan polisi belum mengetahui pelaku dan motif serangan.
Karena saksi yang berhasil kita cari keterangan sementara, tidak melihat siapa pelaku penembakan," kata Mohamad Sagi.
理由を示すkarena節が前の文を受けていることと、yang節の中が他動詞のゼロ形になっていることに注意をする必要があります。襲撃の犯人と動機がまだわかっていないのは、目撃者が銃撃犯を見ていないからだ、というのが骨格ですが、その目撃者について、「我々(警察)が現時点で情報を得ることに成功した(その情報の元である目撃者)」というyang節による修飾がおこなわれています(インドネシア語の文法からみると変則的ですが)。

テキストはp.35の下から4行目の6 atau 8 menit.まで進みました。

今週のポイントは以下のとおりです:
・Kereta api Jepang kalau berjalan pintunya selalu tertutup.
kalauにはif「もし~場合」の意味のほかに、when「~のとき」の意味もあります。ここでは「~のとき」で考えてください。「日本の鉄道は走行中(=走っているとき)は常にドアが閉まっている。」と訳せます。
・Pada saat sibuk bisa lebih sering.
saatには「瞬間」の意味のほかに「とき」の意味もあります。ここでは「とき」で考えてください。「ラッシュアワー(「=忙しいとき」)ではさらに(列車の発車が)頻繁になることもある。」と訳せます。bisaも、いつも「~できる」と訳すのではなく、「~こともある」と訳すとうまくいくことがあります。
・Kalau yang menghubungkan Osaka dengan Kobe atau Osaka dengan Kyoto ada tiga macam perusahaan.
ここでのkalauは、「私(が食べたいものが何かと言えば、それ)はうなぎ(どんぶり)だ。」という日本語の文の「は」に似ていて、文のトピックを示す働きをしています。yang節は「~であるもの・こと」という意味で使われています。したがって、「大阪と神戸、大阪と京都を結ぶ鉄道(を考えてみると、それ)には三種類の会社がある。」と訳せます。

2学期の読解はここまでです。来週は期末試験があります。2学期に読んだテキストの範囲が対象となります。しっかりと復習をしておいてください。

          

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