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【古典文化論】 7月10日

【東南アジア古典文化論】

今週は、まず、先週ビデオで紹介したアンコール・ワットの構造について、プリントを配って復習しました。第1回廊の浮き彫りに見られる「乳海攪拌」、ラーマーヤナ、マハーバーラタについては2学期に詳しく取り扱います。

そのあと、ビデオ『NHK スペシャル ブッダ 大いなる旅路 第4回 タイの僧院にて~生きている仏教~』(1998年放送)を見てもらいながら、課題のワークシートに記入してもらいました。ワークシートは授業のあとで、提出してもらいました。

続いて、スライドを使って東南アジアへの上座仏教の伝播について概略を説明しました。最初期には、小乗・大乗の区別無くインドから東南アジアへ仏教が広がったこと、その後、「小乗」系の仏教のなかでパーリ語聖典を奉じて特殊化した上座仏教は生き残ったこと、大乗仏教はヒンドゥー教と共存しながら島嶼部では15世紀、大陸部でも13世紀まで残ったこと、に着目しました。

次週は「インド化」についてのまとめをおこないます。期末レポートは授業後に提出してください。

■今週の配付資料「アンコール・ワット」(下からダウンロードできます)
ファイルをダウンロード (136KB, PDF)

          

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