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12月1日 【読解の授業】

【インドネシア語読解】

外語祭が終わって最初の授業でした。2年生の皆さんは語劇の上演、お疲れさまでした。大変に好評だったと聞いています。

今週は、BBCのニュースのレポートが出ていなかったので、青山が用意したニュース(インドネシア政府のHIV/AIDS対策は不十分)を読みました。来週はA班の人に準備をお願いします。

テキストの方は、第2章Rasa Maluに入って、p.16の第2パラグラフまで進みました。第2パラグラフの説明が途中で終わったので、来週はここからはじめます。

来週は、第1章を対象にした小テストをします。復習をちゃんとしてきてください。

今週の授業のポイントを以下にまとめておきます。

1. 感情を示す形容詞を使う場合、感情の原因を示すために、「~なので」とか「~をしたとき」といった接続詞をともなうことがしばしばあります。テキストでは次の構文が使われています。

Mereka merasa heran ketika melihat ...
彼らは...を見て驚いた。
この文のketikaは、「~したとき驚いた」と訳す必要はなく「~て驚いた」と訳すだけで十分です。

2. mengepelの基語はpelです。1音節の基語には、このように語としてのまとまりをつくるためにkeをつけることがあります。

3. bukan (saja) A, melainkan (juga) Bは、すでに出てきましたが、英語のnot only A but also Bに相当する強調の構文ですね。

4. sejalan denganという構文にはsejalanという語が使われています。sejalanに使われている接頭辞seには、1)ひとつ、2)同じ、3)すべてといった意味があります。ここでは「同じ」という意味で理解しましょう。つまり「~と同じ道」という意味です。ここから、「~に通じる」とか「~に則って」といった訳をつけることができます。

Gejala itu sejalan dengan orang Jepang sendiri.
この現象には日本人自身に通じるところがある。

          

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