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11月30日 【卒論・卒研ゼミ】

【4年次対象ゼミ】

今日は、バリ舞踊を学ぶ日本人についての卒業論文と、アチェ舞踊に関する卒業研究について中間報告をしてもらいました。2人とも外語祭では実際にインドネシア舞踊サークルのメンバーとして活躍してくれました。とくにアチェ舞踊に関する卒業研究を制作している学生は、日本でもまだ珍しいアチェ舞踊の上演を成功させてくれました。その意味で、実践的な卒論・卒研のテーマだと思います。

来週は、卒論・卒研提出前最終報告会の前編です。全員参加の日となります。
再来週は、全員参加の、卒論・卒研提出前最終報告会の後編です。ゼミのあと、少し時間をとって、MSWordの使い方(とくにタブの使い方など)を説明します。卒論作成に役立ててください。

以下、いくつかのコメントです。

バリ舞踊を学ぶ日本人については、バリで集めてきた聞き取り調査のデータや、これから日本でおこなう聞き取り調査のデータがあるので、必要な材料は十分にあると思います。ただ、データをそのまま出すのではなく、そこから、当事者も気付いていないような、バリ舞踊が日本人を引きつける理由を分析することが必要でしょう。複数の人から聞き取り調査をおこなっていますから、たとえば、性別とか年齢とか経歴とかいった条件で、共通性があるのかないのかをあぶり出すことによって、新たな発見を導き出してください。

また、第1章では、続く章で言及される専門用語(トペンとかレゴンとか言った用語)についての予備知識を提供する場として、必要最低限の知識を整理して提示するとよいでしょう。

アチェ舞踊に関する卒業研究については、大学の後輩にアチェ舞踊を伝えるという目標を見失わないようにすれば、内容は自ずと整理されてくると思います。章として独立する必要のない項目は、他の章の中に統合するとよいでしょう。逆に、外語祭でも上演した踊りsamanについては、踊り方や衣装の着方など、もっと具体的な記述を増やしてください。

          

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