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【大学院ゼミ】5月1日

【大学院】

修論ゼミでは、研究生のLさんに研究生としての調査から修論作成にいたるまでの研究計画を発表してもらい、検討をおこないました。

次回は、私の方から引用の具体的な方法についての説明をおこなう予定です。その次の回には研究生のKさんに研究テーマにかかわる新聞記事についてレポートをまとめたものを発表してもらいます。

院生ゼミでは、Aさんに、山口裕子「第1章 未完のファミリー・アルバム―東南スラウェシ州の、ふたつの英雄推戴運動―」の書評レジュメを発表してもらい、議論をおこないました。ここで取り上げられた事例は国民英雄として認められるには至っていない事例であること、英雄推戴の背景にはたぶんにローカルな論理が働いていること、その一方で、国民国家の正当な一員として承認されたという欲求もまた背景にあることなどが確認されました。

次回は、Lさんに、横山豪志「第4章 「創られた英雄」とそのゆくえ―スハルトと一九四九年三月一日の総攻撃」の書評レジュメを報告してもらいます。

          

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