【古典文化論】 10月11日
【東南アジア古典文化論】
今週は、配付資料とスライドを使ってインド的世界観について講義をしました。仏教とヒンドゥー教とでは基本的に共通した世界観であることに注目してください。12世紀のアンコールワット、19世紀のマンダレー王宮はいずれもスメール山(須弥山)をモデルにしています。また、同じ須弥山中心の世界観は江戸時代まで日本でも広く知られていました(「金輪際」と言った表現に残っている)。さらに、このような世界観を背景に輪廻転生が前提とされていました。
次回はインド的歴史観について検討します。
先週の宿題「ASEAN諸国の国旗の意味」を提出してもらいました。
先週に引き続き1学期の提出物の返却をおこないました。今日受けとられなかった提出物は2学期終了後に処分しますので、返却を必要とする人は青山まで取りに来てください。
■今週の配付資料(PDF)
インド的世界観 (PDF, 396KB)