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【古典文化論】 1月19日

【東南アジア古典文化論】

今週は、Peter Brook版マハーバーラタの鑑賞の第3回をおこないました。カルナがカウラヴァ側の大勝となったところから、カルナとガトットカチャの戦い、カルナとアルジュナの戦い、ビーマとドゥシャーサナの戦い、ビーマとドゥルヨーダナの戦いと続き、ドゥルヨーダナの敗北で戦争は終わります。しかし、戦争のために払った大きな犠牲が生き残った者に重くのしかかります。

このあと、東南アジアにおけるマハーバーラタの受容の例として、ジャワのワヤン・クリ(影絵芝居)「アルジュナの婚礼」とジャワの舞踊「ブクサン・スリカンディ・スロデワティ」の映像資料を見てもらいました。「アルジュナの婚礼」はマハーバーラタの第3編「森林編」、「ブクサン・スリカンディ・スロデワティ」は第4編「ヴィラータ編」から題材を取ったものです。東南アジアではマハーバーラタはもっぱらインドネシアのジャワで受容されています。

次回からは仏教の物語について見ていきます。資料を配付しました。また、今週は、期末レポートの課題を出しました。

■今週の配付資料 仏教の物語
seaclcul-20120119.pdf (514KB, PDF)

■期末レポートの課題
seaclcul-201201-end-of-term-report.pdf (163KB, PDF)

          

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