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【地域基礎】 6月27日

【地域基礎】

今週と来週の2回にわたって、インドネシア映画『ビューティフル・デイズ』(Ada Apa dengan Cinta?、インドネシア語、日本語字幕付き、112分)を鑑賞します。監督はルディ・スジャルウォですが、プロデューサーのミラ・レスマナとリリ・リザの方向性が強く感じられる作品です。主演は、ディアン・サストロワルドヨとニコラス・サプトラです。

物語は、女子高校生チンタとその仲間たちをめぐる学園青春もので、首都ジャカルタの都市中間層の日常生活を描いておりインドネシアのヒット曲を巧みに取り込んでいるのが特徴です。2002年に公開されると観客動員数200万人以上というインドネシア映画史上最大のヒット作となり、2005年には日本でもミニ・シアターで一般公開されました。原題は「チンタに何があったのか?」の意味です。チンタはインドネシア語で「愛」の意味なので、「愛ちゃんどうしたの?」といった感じのタイトルです。

映画の公式サイトは無くなりましたが、映画情報サイト(ムービーネットCinema Topics Online)で作品に関する情報を得ることができます。また、インドネシアで発行されている日本語新聞「じゃかるた新聞」にも主演のディアン・サストロワルドヨへのインタビュー日本公開が決まった事情についての記事が載っています。

リレー講義「表象としての映画:インドネシア」と重なっていますが、リレー講義の方を受けている学生は一人しかいないので、例年通り地域基礎でも鑑賞することにしました。

今日は最初の約60分を鑑賞しました。この続き約50分は来週鑑賞します。

          

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