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【読解】 5月7日

【インドネシア語読解】

ゴールデンウィーク明け最初の授業です(この授業では休みはありませんでしたが)。受講生の皆さんはどうすごしたでしょうか。

今日のBBCニュースは4班による報告で、中国とチベットの代表が深?(シンセン)で会談の予定というニュースでした。

中国の人名や地名は、対応する日本語の記事などを調べて漢字に戻すようにしてください。文中のHu JintaoとBeijingは?音(ピンイン、中国語のローマ字表記)です。漢字ではそれぞれ胡錦涛(コキントウ)と北京(ペキン)となります。同じ漢字表記ですが、中国語と日本語では読みが違うので、きちんと調べる必要があります。

etapeは珍しい表現ですが、オランダ語のetappeに由来する語で、「2点間の距離、段階」を意味します。

テキスト本文は、第1章の第8パラグラフの途中(ada di Malukuまで)まで進みました。次週は、このあとから続けます。

今日は以下のポイントに気を付けてください。
1. melarikan diri 「逃げ出す」という熟語表現です。
2. 名詞 tersebut 「上述の」「先述の」[名詞]という意味です。機能的には英語の定冠詞に似ていて、上述された名詞を指示する働きがあります。訳すときは、ほとんどの場合、「この」[名詞]とするだけで十分です。
3. [時を示す表現] baru 動詞 「...のときになってようやく(初めて)[動詞の行為]をした」という構文です。

Orang-orang Belanda baru pada tahun 1617 diperbolehkan berdagang di Jayakarta.
この文を訳すと「1617年になってようやくオランダ人はジャヤカルタで商売を行うことを許された。」となります。

          

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