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2月2日 【ジャワ文化概説の授業】

【ジャワ文化概説】

2月2日の講義では、14世紀~15世紀のジャワの状況を、マジャパヒト王国の宮廷詩人プラパンチャが表した『デーシャワルナナ』(De?awarṇa)を中心に使って説明しました。来週は、最終回です。ジャワからバリに伝わった仏教叙事詩『スタソーマ』(Sutasoma)について説明します。

今週は、学期末レポートの課題を出しました。課題は以下のとおりです。

下記の設問に答え、2007年2月13日(火)午後5時までに青山研究室(633)に提出しなさい。(来週の授業時間中でもかまいません。)レポートは、全体でA4判レポート用紙1枚にまとめなさい。最上部に氏名、学生番号を明記し、末尾に参考にした文献の一覧を付けること。(2月13日は火曜日です。当初、月曜日と書いていたのは誤りです。訂正します。)

インドネシアの人口の9割近くがイスラーム教徒である。しかし、インドネシアの国章には、ヒンドゥー教の神話に出てくるガルーダの姿が描かれている(図参照)。また、インドネシアの国営航空会社の名称はガルーダ・インドネシア航空である。イスラム教徒が多数派を占めるインドネシアにおいて、このようにヒンドゥー教に由来するシンボルが使われている理由を、インドネシアの中で多数派を占めるジャワ人の文化の歴史的背景にさかのぼって、予備知識のない人(この授業を受けたことのない人)にもわかるように、説明しなさい。

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