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ブログの改造

【ブログについて】

ブログの改造をおこなった。基本的な目標は、1)ウェブサイトと色の使い方を同じにし、一体感を醸成する、2)サイドバーの見出しの名称を、ブログの内容にあったものに変更する、3)ウェブサイトへのリンクをはる、といったことである。サイトの幅の変更まで手が回らなかったが、とりあえず上記の3つの目標は達成できた。

今回の改造で、ブログの仕組みの基本(少なくともMovableTypeの場合)が少し分かってきた。

まず、当たり前のことだが、やはりhtmlを書く場合と異なるのは、すべての書き込みが「エントリー」とそのエントリーに付ける「カテゴリー」というラベルによって決まってしまうということである。言い方を変えれば、ブログに対して投稿者に与えられた自由というのは、エントリーという中身とカテゴリーという区分の二つだけということである(厳密に言えば、投稿日時の指定も可能だが、これは必須ではない)。カテゴリーという名札の付いた文章(エントリー)を、ブログに放り込んでやるだけで、あとはブログの方で整理して、htmlの形で吐き出してくれる、というのが私の持ったイメージである。

このことは、投稿者にとってウェブを書き込む負担を大幅に軽減させることになる。htmlでしこしこと書く場合には、文章のhtml化から、ウェブサイト全体の中の位置づけ、アップロードまでをすべて自分でしなければならない(ウェブサイト作成ソフトを使っていても、基本的には同じ事をいくぶん簡単にしてくれているだけである)。これと比べると、ブログの簡単さは革命的だと思う。コメントやトラックバックといった双方向性にかかわる部分もむろん重要なのだが、ウェブサイトを作成するという立場から見ると、まず、この思い切ったシンプルさが一番の驚きであった。

しかし、このシンプルさと引き替えに、新たに次のような問題が生じてくる。

それは、デフォルトの状態では、どのブログも互いに似ているということもさることながら、一つのブログの中で、どのページも似たようなページになってしまうというデザイン上の問題である。むろん、テンプレートを書き換えていけばよいのだが、この段階に踏み込むと、ブログのシステムがある種ブラックボックス化しているので、htmlとcssで最初から自分で書く場合に比べて、敷居が高いように感じる。

むろん、MovableTypeを直接動かしている場合には、すべてのテンプレートが読めるわけだから、本人の努力次第といえばそうである。しかし、あるページには画像を貼り付けたいとか、このページはリンク集にしたいとかいったことが、htmlをしこしか書いていたときには、率直にできたのだが、ブログではそれなりの工夫が必要となってくることは確かである。

ということで、放り込まれたエントリーたちが、こちらの思惑通りのウェブサイトとして構築されていくためには、ブログの「仕組み」というか、「構成」というものを、あらかじめよく練っておく必要がある。

デフォルトの状態では、一つのスタイル・シート(cssファイル)と、5つのテンプレート(htmlファイル)から構成されている。テンプレートは、メインページ、アーカイブページ、エントリーテンプレート、カテゴリーテンプレート、日付テンプレートである。まずは、これらの関係を実感として捉えられるように、よく考えてみることが必要なようだ。

          

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