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【古典文化論】 6月28日

【東南アジア古典文化論】

今週は、配布資料とスライドを使って、東南アジアへの11世紀に始まる上座仏教の到来と13世紀に始まるイスラームの到来について触れる予定です。

パーリ語を使用する上座仏教については、サンスクリットを使用する大乗仏教および小乗仏教の後に到来した第2波であること、イスラームについては、現地のイスラーム化とイスラームの現地化は同じ現象の裏表であることをとくに説明しました。いずれも、新しい文化・宗教の到来が、それまでの文化・宗教を消し去ることなく、重層的に融合しているところがポイントです。

イスラームの到来については時間が足りなくなったので、来週、残りを説明したあと、TAの院生にビルマのパガン朝の仏教についての説明をしてもらう予定です。

期末リポートの参考文献として「サンスクリット化」の短い論文を配布しました。

■今週の配布物(PDF)
上座仏教の到来
イスラームの到来

■参考リンク(PDF)
・「インド化再考 : 東南アジアとインド文明との対話」『総合文化研究』no.10 p.122 -143.

          

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