【3年次ゼミ】 11月7日
【3年次対象ゼミ】
今週はSAさんに、富沢寿勇「グローバリゼーションか、対抗グローバリゼーションか?―東南アジアを中心とする現代ハラール産業の立ち上げとその意義」小川了編『躍動する小生産物』(資源人類学第4巻、弘文堂、2007年、pp.317-348)のレジュメを報告してもらいました。
ハラール産業の出現について、グローバリゼーションの過程の一部であるとする見方、グローバリゼーション(=アメリカ化)に対する抵抗運動であるとする見方があることが紹介されました。この他に、ハラール産業を国家政策で誘導することによる市場の支配という国策的側面があることも指摘されました。
次回はYMさんの発表予定です。