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MS Word (ワード) を飼いならそう

【インドネシア語専攻で勉強する人のために】

卒論を書くときに一番お世話になるソフトはマイクロソフト社のWord(ワード)だと思います。このWordの使い方を説明した文章はたくさんありますが(このブログでもいくつか触れています)、実は、Wordを使い始める前に、まずやっておくと、あとあとの作業が効率的、効果的になる設定の変更があります。標準的な初期設定で満足することなく、Wordの飼いならしに挑戦してみてください。なお、変更の方法はWord 2007を対象としています。

【補足】Wordをもっと使いこなしたい人には、こちらの「Wordはなぜ思い通りにならないのか?」が参考になります。ぜひ読んでみてください。(更新 2018-06-28)

【変更のポイント】編集記号を常に表示させる。
【変更の目的】編集記号が表示されていると、タブ、スペース、改行など通常は見えないフォーマットが見えるようになり、作業が効率的になります。
【変更の方法】
1) 左上の「Officeボタン」をクリックしてメニューを表示する。
2) 右下の「Wordのオプション」を選択してメニューを表示する。
3) 左側から「表示」を選択し、「常に画面に表示する編集記号」の中から「すべての編集記号を表示する」にチェックを入れる。
4) 右下の「OK」をクリックする。

【変更のポイント】オートコレクトを無効にする。
【変更の目的】オートコレクトを無効にすると、Wordが勝手に文を書き換えたり、フォーマットを変えたりしなくなります。
【変更の方法】
1) 左上の「Officeボタン」をクリックしてメニューを表示する。
2) 右下の「Wordのオプション」を選択してメニューを表示する。
3) 左側から「文章校正」を選択し、「オートコレクトのオプション」をクリックしてメニューを表示する。
4) すべての設定のチェックをはずす。
5) 右下の「OK」をクリックする。
【補足】いったんすべてのオプションを無効にして使ってみて、必要性を感じたオプションだけを有効にするとよいでしょう。とくに英文を書く場合には、「入力オートフォーマット」の中の「左右の区別がない引用符を、区別がある引用符に変更する」に必ずチェックを入れておきましょう。

【変更のポイント】禁則文字のレベルを高くする。
【変更の目的】禁則文字のレベルを高くすると、小さな「っ」や「ゃ」が行頭に来ることがなくなり、見栄えがよくなります。
【変更の方法】
1) 左上の「Officeボタン」をクリックしてメニューを表示する。
2) 右下の「Wordのオプション」を選択してメニューを表示する。
3) 左側から「文字体裁」を選択し、「禁則文字のレベル」の中から「高レベル」にチェックを入れる。
4) 「文字体裁オプションの設定先」から「すべての新規文書」を選択する。
5) 右下の「OK」をクリックする。
【補足】「すべての新規文書」を選択することで、新しく文書を作成するたびに今回の設定が反映されます。

【変更のポイント】余白を変更する。
【変更の目的】標準では余白は35mmに設定されています。余白が大きすぎると感じる人は、毎回変えるよりも初期設定を変更しておくと作業がはかどります。
【変更の方法】
1) メニューの「ページレイアウト」から「ページ設定」(の右下の小さなアイコン)をクリックしてメニューを表示。
2) 「余白」を選択してメニューを表示する。
3) 上・下・左・右の余白を設定する。標準よりも余白を小さくしたいときは、25mmが適当。
4) 左下の「既定値に設定」をクリックし、「はい」をクリックする。
5) 右下の「OK」をクリックする。
【補足】「既定値に設定」を選択することで、新しく文書を作成するたびに今回の設定が反映されます。

          

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