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【地域基礎】 7月1日

【地域基礎】

今週は、最初に、まんだら班による最近のインドネシア・ニュースとして、インドネシア政府がマレーシアへのメイド出稼ぎを禁止の報告をしてもらいました。次回は、ザ・たっち班に報告をお願いします。

つぎに、今週の月曜日1限の地域基礎II「東南アジアの社会と文化(2)イスラーム」の講義のコメントシートを返却し、追加資料を配付して、インドネシアのイスラームについて補足説明をおこないました。

そのあと、先週から始めたインドネシアの華人についての説明の続きをおこないました。次回は、1998年スハルト政権崩壊のところから始めます。

次回以降の資料として、「インドネシア史年表」を配付しました。

【追記】
授業のあとで、インドネシア語で断食を意味するpuasaの語源について質問がありました。ラマダン月の断食のこともpuasaと言いますが、実はpuasaの起源はアラビア語ではなくサンスクリットのupaw?saです。ヒンドゥー教や仏教でも断食は修行のひとつとしておこなわれており、これをupaw?saと言います。この言葉がジャワ語に入り、語形が変わってできたのが、現代インドネシア語のpuasaだということになります。

インドネシアでは、agama(宗教)のように、イスラームの文脈で使われる言葉の中にもサンスクリット起源の言葉がたくさんあります。

          

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