【古典文化論】 6月4日
【東南アジア古典文化論】
今週は、先週に引き続いてインドネシアの仏教寺院ボロブドゥールについて講義しました。今日は、先週十分にできなかったボロブドゥール浮き彫りと仏像の配置の詳細ととその意味について配付資料とスライドで説明しました。そのあと、仏伝と本生物語を描くボロブドゥールの浮き彫りを色彩画で再現したビデオ(Learning from Borobudur)を見てもらいました。
浮き彫りが初期仏教(仏伝と本生物語)と大乗仏教(善財童子の遍歴)の教理を、仏像の配置(金剛界曼荼羅)が密教の教理を表現していると考えられます。
「インド化」についてのレポートを返却し、簡単な説明をおこないました。
来週は、インドネシアのヒンドゥー教プランバナン寺院について説明する予定です。