【読解】 1月21日
【インドネシア語読解】
今日のBBCニュースは3班が警察によるPKS幹部の取り調べの記事について報告してもらいました。このなかで、警察のkomisaris polisiという役職が出てきますが、これは「監査役」という意味ではなく、英語ではpolice commissionerと訳されている役職にあたります。police commissionerは「警察本部長」と和訳されているので、文脈に応じて「(警察)本部長」といった訳をあてるのが適当と思います。
そのあと、先週提出してもらった冬休みの宿題レポートを返却しました。ほとんどの人が大意をとれていたようです。
参考に、イスラーム関係の語彙として難しいものを説明しておきます:
ahlusunah waljamaah 「スンナ派」
barzakh 「バルザフ」(現世と来世の間にあって障壁のような役割を果たす中間段階。死後、魂は最後の審判のために復活するまでこの場所に留まる。)
dosa waris 「原罪」(アダムとイブが犯した最初の罪というキリスト教の観念。イスラームには原罪の観念はない。)
dunia 「現世」(一般には「世界」の意味で使われますが、イスラームの文脈では来世に対する現世を指す。)
kafir 「不信仰者」(イスラームを信じない人々のこと。)
umat 「ウンマ」(人間の共同体、とくに宗教に基づいた共同体のこと。)
テキストは、p.23の第1パラグラフの終わりまで進みました。次回は、第2パラグラフから始めます。