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【古典文化論】 1月15日

【東南アジア古典文化論】

今日は、今年最初の授業となります。まず、冬休みの課題を提出してもらいました。今日提出できない人は、来週月曜日夕方6時まで633にて受け付けることにします。

そのあと、来年から続いて、ピーター・ブルックの映画版マハーバーラタのガトートカチャの死の場面から最後まで鑑賞しました。

続いて、インドネシアのジャワの人形影絵芝居(ワヤン・クリ)の一部とジャワの宮廷舞踊をビデオで見てもらいました。人形影絵芝居の演目は「アルジュナ・ウィワーハ」と呼ばれるもので、マハーバーラタ第3編の中で描かれたアルジャナの冒険のエピソードを一つの独立した物語に仕立てたものです。宮廷舞踊の演目は「ブクサン・スリカンディ・スロデワティ」と呼ばれるもので、マハーバーラタ第4編の女戦士スリカンディ(原作ではシンカンディー)の戦いを踊りにしたもので、大変に優雅な戦いの踊りです。

このように、人口の9割近くがイスラーム化しても、マハーバーラタに由来する物語はインドネシア人、とくにジャワ人のあいだでは、自分たちの伝統文化の一部として受け継がれています。

次回からは、東南アジアの仏伝とジャータカについて説明をします。

2学期の期末レポートの課題を出しました。2月5日(木)の最後の授業時間中に提出してください。

■期末レポート課題(下からダウンロードできます)
ファイルをダウンロード (169KB, PDF)

          

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