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【アジア文化論】 マハーバーラタ:現代の表現 前編

【東南アジア古典文化論】

今週から、ラーマーヤナと並ぶヒンドゥー叙事詩マハーバーラタを取り上げます。前回配った資料をもとにマハーバーラタの複雑な人間関係を整理したあと、ピーター・ブルックが1989年に製作した映画版『マハーバーラタ』(英語・字幕なし)の前半を鑑賞しました。

この映画はもともとテレビのミニ・シリーズとして6時間の長さで作られたものを、劇場公開用に3時間に縮めたものです。膨大な叙事詩を6時間にまとめたものを、さらに縮めたものなので、話の展開についていけないところもありますが、「人類の物語」としてマハーバーラタを捉えるピーター・ブルックの意図はよくわかると思います。

来週は、第3編「森林編」にあたる場面から鑑賞を続けます。

この作品については、以下のウェブページが参考になります。
Internet Movie Databse: The Mahabharata
THE MAHABHARATA: a film by Peter Brook
THE MAHABHARATA: A Family Chart (人間関係を写真入りで整理しています)

          

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