6月15日 【アジア文化論】
【東南アジア古典文化論】
今週は、レジュメ「ボロブドゥール」および参考資料として青山亨「ボロブドゥールとプランバナン」『季刊 文化遺産』5:14-21(1998)を配布しました。
レジュメにしたがって、ジャワ島のボロブドゥール仏教遺跡について説明したあと、TBS制作の「世界遺産 インドネシア編」からボロブドゥール遺跡群の部分を上映しました。
ボロブドゥールは、小乗仏教(仏伝やジャータカの浮き彫り)、大乗仏教(華厳経などの浮き彫り)、密教(仏像の配置)という仏教の発展段階を視覚的に表示する仏教百科事典としての役割をになっていたというのが今週の講義の結論です。
次回は、ボロブドゥール仏教遺跡の浮き彫りについて講義をします。