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台湾政治,総統選挙,中台関 係の情報を掲載しています。 |
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小笠原プロフィール |
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Facebookで台湾関連情報を発信しています。「フォロー」歓迎です。
https://www.facebook.com/ogasawara.yoshiyuki |
台湾の国立清華大学に栄誉講座教授として赴任しました。9月からの新学期,人文社会学院の学部で「台湾政治と選挙」の授業を開講します。 台湾の学生に中国語で台湾政治を教えるというのは大変ではありますが,やってみることにしました。 新竹市の大学宿舎で暮らしますが,一時帰国も時々します。新竹市は台北から1時間少々,あの有名なTSMCの本社があるところです。 台湾の若者の考えに触れて,新竹市や新竹県の地方政治も勉強し,台湾の選挙の理解を一段と深めたいです。 台湾の大学生活も楽しみたいと思っております。引き続きよろしくお願いいたします。 2024年8月 |
清華大学の高為元学長にバッジをつけていただきました |
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功績概要: 「同人は、1996年から直接公選制となった8回の台湾総統選挙を研究。現地調査とデータ分析を組み合わせた結果予想は「選挙の神様」と呼ばれるほど高い的中率を誇り、その研究結果は選挙分析の域にとどまらず、台湾政治情勢、民意、安全保障等を踏まえたものとなっている。研究成果をまとめた『台湾総統選挙』は樫山純三賞学術書賞及びアジア・太平洋賞特別賞を受賞、『ニューズウィーク』日本版2023年8月15・22日号の「世界が尊敬する日本人100」で紹介され、同人の著書や研究成果は日本における台湾研究に寄与。」 | |
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トランプ前大統領や,トランプ政権で国防次官補代理を務めたエルブリッジ・コルビー(Elbridge Colby)氏らが「台湾は防衛費を増やせ」という強硬な発言。アメリカの政治家が台湾の世論の性質を考えずに要求するやり方には疑問を感じます。こういう発言は一見,中国に強硬で台湾に有利に見えますが,実際には台湾で「疑米論」を広げることにつながり,中国共産党を喜ばす結果になります。英語・日本語・中国語の3か国語で批判を発表しました。
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[英語]『Nikkei Asia』 Excessive U.S. pressure on Taiwan defense spending plays into CCP's hands [日本語]『ビジネスインサイダー』 「台湾は防衛費増やせ」とトランプ氏。米国が台湾民意を理解しなければ中国の思う壺となるワケ [中国語]『關鍵評論』 川普將使台灣大幅提高國防預算?美國若不同理台灣民意,只會讓中國竊喜 |
地経学研究所のYouTube番組に出連,頼清徳総統の就任演説と台湾政局をわかりやすく解説。江藤名保子先生と中国の反応,これからの東アジア情勢を議論しました。32分,英語字幕あり。(2024.5.22) |
現状維持だが中国に配慮もしなかった台湾新総統 2024年5月20日台湾で新政権発足。頼総統の就任演説を解説。 本稿は5月23日「東洋経済オンライン」に発表,同編集部の許可を得て[小笠原ホームページ]に転載。 東洋経済オンラインの記事はこちら |
読売テレビの情報番組「ミヤネ屋」のインタビューが YouTube で公開。頼清徳総統就任に先立ち新政権の対中政策と内政の課題を28分で解説。(2024.5.17) |
「台湾新政権・頼清徳の研究」 頼清徳氏に初めてお会いしたのは2008年9月,以後,2012年,14年,17年,18年,19年,頼氏とじっくり話を聞く機会があり,また,昨年は頼氏の選挙活動に3回同行させてもらいました。 頼氏が政治家の階段を上がってきた16年間の観察を踏まえ,頼氏の人物像にフォーカスした論考。日本では現時点で類似の記事はないと思います。書店・ネットで是非お買い求めください。880円(税込)。(2024.5.10) |
2023年「世界が尊敬する日本人100名」特集 ビックリです! そうそうたる方々の中に入れていただき至極恐縮。これはまさしく台湾のみなさんから長年にわたりお力添えと励ましをいただいたおかげ。心より感謝申し上げます。 很高興報告大家:《新聞週刊日文版》選了「世界尊敬的一百個日本人」,竟然我被選為其中之一,理由是對於台灣的選舉預測很正確,在台灣被視為「選舉之神」。非常驚訝,非常高興! 由衷感謝台灣朋友們的長期支持和鼓勵。 台湾の「中央通信社」の記事はこちら |
台湾のネットメディア「報道者」で,私の台湾研究にフォーカスしたインタビュー記事が出ました。台湾研究30年を振り返り,現地調査の方法論をお話しました。「報道者」は非営利のメディアで,堅実な取材や深掘りした解説に特徴があります。中国語のみです。(2024.4.5) |
2024年台湾総統選挙の分析 台湾総統選挙・立法委員選挙の選挙結果の総合的分析。頼清徳の当選,柯文哲がもたらした変化,立法委員選挙での国民党の善戦を解説。(2024.3.21) |
台湾の選挙 ― その熱狂と民主主義の行方 台湾の選挙についてのイントロダクション。そもそも台湾の選挙が盛り上がる理由から,今回の選挙での柯文哲ブームまで駆け足で解説。 『ワセダアジアレビュー』はリニューアルされました。この号は「アジア各地の選挙事情」と「アジア野球論」を特集。「アジア野球論」は,台湾と韓国の野球事情の詳しい紹介もあり,充実した特集です。編集部の許可を得て拙稿を転載。(2024.4.30) |
2024年台湾総統選挙の結果と今後の台湾政治 台湾の総統・立法委員選挙の評価,台湾政局のゆくえ,中台関係の見通しをまとめて解説,講演1時間15分+質疑応答20分です。台湾総統選挙の講演はこれで一段落です。どうぞご覧ください(2024.2.11) |
総統選から1カ月 見えてきた台湾政局の行方―試される頼新総統の政権運営能力【小笠原欣幸の視点】 3党いずれも「勝ち」と「負け」があった今回の選挙。この結果を受けて台湾政局がどう動くのか? 頼政権,柯文哲,国民党それぞれ問題を解説。どの党が有利だとはいえず「三すくみ」でいきそうだという見通しです。どうぞご覧ください(2024.2.11) |
台湾の「今」 民意の動向、歴史、社会を知る 小笠原欣幸 ①野嶋剛『台湾の本音』光文社新書,946円 ②若林正丈『台湾の歴史』講談社文庫,1265円 ③門間理良『緊迫化する台湾海峡情勢』東信堂,3960円 ④栖来ひかり著『台湾りずむ―暮らしを旅する二十四節気』西日本出版社,1980円 いずれも昨年2023年の出版。他にも紹介したい本がありましたが,台湾の「今」を知るのにこの4冊イチ押しです(2024.2.11) |
「2024年台湾総統選挙研究会」を1月26日,日本台湾学会と早稲田大学台湾研究所の共催で開催します。台湾の選挙結果の分析と米中台関係について,日本で最も詳しい分析をお届けします。台湾情勢に関心がある方,是非ご参加ください。
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2024年台湾総統選挙の見通し・選挙戦の分析を2023年4月から開始,1月の選挙終了まで11回連載しました。選挙戦を振り返りながら,台湾政治の基本も整理できます。改めてご覧いただければ幸いです。会員登録すれば(氏名,メアドのみ)無料で閲覧できます。
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2023.12.23台中市で撮影 2023.12.24台中市で撮影 |
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台湾総統選挙まで1週間 拡大版インサイト 江藤名保子先生にリードしていただき台湾総統選挙を深掘り解説 45分(2024.1.6) 公開から10日で2.3万回視聴。選挙後に見ると,票の流れが事前に読めていたことがわかります(2024.1.18) |
峯村さんと宮家さんにリードしていただきながら総統選挙,台湾有事を解説 ・ 「台湾選挙の神様」が予測、台湾総統選の行方 28分(9.5) ・ 台湾の人々は台湾有事をどのように見ているのか? 25分(9.12) |
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現地で反発招いた報道の落とし穴 2023年3月「日本経済新聞」が特集記事「台湾、知られざる素顔」4回シリーズを掲載し,台湾側が強く反発するという出来事がありました。「nippon.com」の依頼で,研究者の視線で問題点を解説。 日経の特集には,日本人が陥りやすい落とし穴にはまった印象が。それは,①特定の人の意見を聞いて「台湾全体がこうです」と描いてしまう傾向,②台湾が抱える問題を「本省人と外省人」という属性で解釈してしまう傾向,③「台湾はどうせダメなのだ」と見下す傾向です。 [English] [中国語] |
2023.5.18 |
選挙戦を見ていくうえで基本中の基本を「nippon.com」で解説 台湾政治においては,台湾アイデンティティ,親米的な世論が定着,これらは民進党に有利な構造。これを揺さぶる可能性があるのが「疑米論」と,政権交代を当然視する台湾の民主主義観で,これらは国民党に有利な要素。 米中要因はかつてなく大きい。国民党が勝てば習政権にプラス,民進党が勝てばバイデン政権にプラス。選挙結果が米中に与える影響は大きい。 [中国語] |
2023.4.8 |
米国は台湾を見棄てるという対米不信「疑米論」の背景 台湾の民意に微妙な変化が生じている。アメリカの意図を疑う「疑米論」が昨年末から広がっている。来年1月の台湾総統選挙を決定的に左右するかもしれない。「疑米論」の浸透の程度,原因,選挙への影響を『The News Lens』日本語版で解説。 [English] [中国語] |
2023.2.19 |
『Voice』編集部の許可を得て誌面PDFを掲載 【拙稿の論点】 ○民進党は候補擁立で失敗(特に台北市の陳時中,桃園市の林智堅)。 〇選挙戦略も失敗。むやみに「抗中保台」を持ち出し失敗。 〇地方選の結果は政権与党に対する牽制。 〇総統選と地方選で勝者が入れ替わるのは台湾のバランス感覚。 〇2024年総統選挙に向け,民進党は頼清徳1人に絞られた。 〇国民党は朱立倫か侯友宜の可能性が高いが,勢いは侯にある。 〇台湾の民主主義の実態はドロドロしていて,みな見苦しいと思っている。 〇しかし,民主主義が機能しているから政権与党に「お灸をすえる」投票行動ができる。 『毎日新聞』時論フォーラム「今月のお薦め3本」,『朝日新聞』論壇評論「今月の3点(国際)」に選ばれました(2023.1.26) |
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「沖縄タイムス」インタビュー 台湾有事の可能性「高いわけではない」 専門家が断言する理由 (著作権に配慮し紙面画像の解像度を下げています) 沖縄メディアの取材を受けたのは10年ぶり。 沖縄の主流の意見は「台湾有事が煽られている,軍備増強はかえって危険を高める,沖縄が攻撃対象になるのではと不安,米中対立に巻き込まれない対話外交を」などではないかと思います。それについて見解を述べました。 〇台湾有事の可能性が高いわけではない。しかし「ない」と否定するのは危険,「虚構」ではない。 〇中国の最優先事項は一党体制の維持。台湾への武力侵攻はそれを揺るがすリスクが大きい。 〇日米による抑止力が不可欠。抑止の強化で台湾有事は十分回避できる。 〇戦争は絶対いけないというメッセージを沖縄から発してほしい。中国に対して「台湾海峡の平和と安定」を重視していることを伝えてほしい。歴史的に共通点がある沖縄と台湾との対話にも期待したい。台湾では在沖米軍の存在が大きな抑止力と感じている。互いの考えを知る意義は大きい。 (2023.1.22&23掲載) |
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日時:1月13日(金)17:30-20:00 会場:早稲田大学3号館405教室 司会:若林正丈(早稲田大学台湾研究所) 報告:小笠原欣幸(東京外国語大学) 討論:松田康博(東京大学) 主催:日本台湾学会,早稲田大学台湾研究所 備考:参加費不要・事前登録不要(どなたでも参加できます,直接会場にお越しください) 概要:2022年台湾統一地方選挙での民進党大敗・国民党大勝の原因,台北市・桃園市など注目県市の事例,2024年総統選挙の見通し,今後の中台関係について議論。 ※台湾の選挙情勢について日本で最も詳しい解説が聴けます。どうぞご参加ください。 |
民進党の大敗,国民党の大勝となった原因と今後の台湾政治の動向についてコメント。最近,国際政治や安全保障の観点から台湾が取り上げられることが増えてきました。しかし,台湾政治には台湾固有のロジックがあり,それに気づかないでいると台湾情勢を見誤ることになります。 |
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The News Lens(日本語版)2022.11.29掲載 「民進党大敗の構造は10月末に固まっていた」 |
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「一強」に民意がバランス |
東京外語大院・小笠原欣幸教授の話 有権者は台湾の未来を決める総統選と地方選を分けて考えている。国民党の勝利は2024年総統選に影響を与えない。 「朝日新聞」特集記事 2022.11.21(有料) 投票率7割「熱い民主主義」の現場をゆく 日本との差は?台湾統一地方選 |
「東洋経済オンライン」インタビュー 台湾人はなぜ地方選で親中政党を支持するのか?日本人が知らないバランス感覚 |
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「地方選挙では国民党が大勝しそうだというのに,総統選挙では民進党が勝つ」とはどういうことなのか? 「ゆるやかな台湾アイデンティティ」の構造と有権者のバランス感覚から台湾の政治の動きを解説。「東洋経済オンライン」に会員登録すれば無料で閲覧できます。
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2022.11.3 |
「朝日新聞」インタビュー 中国の軍事的威嚇が強まる中で注目された蔡英文総統の国慶節演説 |
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蔡総統は「しなやかな台湾」を掲げ,台湾社会の足元を固め,防衛努力を進め,圧力に屈しない決意を表明。他方で,中国を刺激する強硬発言は避け対話を呼びかける,というよく考えた演説とコメント。有料記事です。
(画像の出所)総統府サイト
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2022.10.10 |
「産経新聞」インタビュー 日台友好の代名詞は「オレンジの悪魔」 京都橘吹奏楽部が圧巻パフォーマンス |
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台湾の中華民国国慶節式典で演奏した京都橘高校吹奏楽部について,「出演は…良好な日台関係を象徴。…若い世代を中心とした新たな日台交流への期待の表れに映る。…今後,日台関係を回想する上で欠かせないできごとになるだろう」とコメント。
(画像の出所)総統府サイト
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日中国交正常化50年は,日台断交の50年でもある。日本と台湾は,人と人との交流を通じてお互いの価値観が近いことを感じとった。50年の日台関係の発展を(1)ビザの相互免除(2)東日本大震災(3)日台漁業協定の3つの視点から振り返る。
前編:「日中」国交正常化50年は「日本・台湾」関係強化の50年でもある 後編:中国ボイコットでも、震災追悼式典に台湾を招待した安倍首相 |
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ペロシの台湾訪問が中国を「やりにくく」させた訳 |
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「地経学ブリーフィング」研究会で報告させていただいた小論が「東洋経済オンライン」に掲載。
ペロシ米下院議長の台湾訪問と中国の大規模軍事演習が台湾に何をもたらしたのか,ペロシ訪問が台湾にとってプラスであったのかマイナスであったのかを短く整理しました。 |
2022.10.3 |
アジア政経学会春季大会「習近平政権10年の対台湾政策」分科会 報告論文 2022年6月12日のアジア政経学会春季大会の報告論文を加筆修正。習近平の10年間の対台湾政策の行き詰まりの原因は習近平の台湾認識そのものにあるとの仮説を立て,習の台湾認識の特徴を分析し,その論理構造の矛盾が台湾の人々を統一から遠ざけているという結論を提示。習近平政権10年の節目の年を迎え,その対台湾政策の現状を検討する材料になればと思います。2022.6.19 (画像の出所)総統府サイト |
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2022年5月2日に行なわれた早稲田大学商学部・産業経営研究所の講演会の録画です。許可を得て小笠原YouTubeチャンネルで配信します。公開にあたり講演会の冒頭と質疑応答をカットし,講演のみ1時間15分に編集しました。使用したPPTスライドもDLできます。ご視聴いただければ幸いです。 https://youtu.be/pWpz-mAI-hs PPTスライド 当日の質疑応答を Q&A にまとめました。かなり深い質問をいただきました。 |
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https://youtu.be/Pk4pUK3y_rg PPTスライド 台湾在住ルポライターの田中美帆さんが「Yahoo!ニュース」のコラムでこの講演を取り上げてくれました。台湾在住の日本人の視点から,ロシアのウクライナ侵攻で不安がよぎる心情,そして講演へのリアクションが書かれています。 https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakamiho/20220413-00291237 |
これまで7回行なわれた台湾総統選挙を回顧し,各回の選挙の構図,争点を整理し,25年間の総統選挙の蓄積が台湾政治にもたらした影響を解説。台湾総統選挙の歴史と意義が30分で理解できます。 PPTスライド |
台湾から見るウクライナ戦争の教訓 国際経済連携推進センター(CFIEC)のサイトで解説 中国共産党は台湾統一を「歴史的任務」と位置づけ準備を進めている。それはロシアのウクライナ侵攻によって左右されるものではない。しかし,中国、台湾ともにウクライナ戦争を研究し教訓を引き出すことは間違いない。台湾から見てロシアのウクライナ侵攻の教訓は何なのかを,軍事,情報,経済,政治外交の4つの分野で検討した。 |
2022.5.30 |
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『ハフポスト』のインタビューで「ウクライナ危機と台湾」について解説 〇中国共産党は長い時間をかけて台湾統一の準備を進めている。ウクライナ侵攻に乗じて急に時期を早める可能性はない。 〇プーチンのウクライナ侵攻は,中国の手の内を晒し周辺諸国の警戒感と備えを促すので,中国の統一戦略にとって苦々しい側面もある。 ○台湾侵攻の「コストとリスク」を常に高い状態に維持し,中国に「やれる」と思わせないことが鍵になる。 |
2022.2.28 |
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『Voice』編集部の許可を得て誌面PDFを掲載 【拙稿の論点】 ○台湾有事は虚構ではない。習近平は台湾統一を決して諦めない。 ○中国の武力行使の「コスト」と「リスク」が大きくなる状況を作っていく。 ○米軍後方支援体制の整備,有志国と連携し多層的な国際枠組みの構築。 ○台湾経済に中国は欠かせないが,中国も台湾の半導体ITを必要としている。 ○台湾のソフトパワーの急速な高まりは,中国にとって新たな面倒な事態。 ○平和が続けば10年20年後に中国人民も「よかった」と思うはずだ。 「朝日新聞」の「論壇委員が選ぶ今月の3点(国際)」に選ばれました(2/24)。 |
2022.2.10 |
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2021年は台湾をめぐる国際政治が大きく動き,50年続いた「1972年体制」の枠組みを変えた。アメリカを中心に形成された新たな枠組みは「21年体制」と呼べるのではないか。そのような問題意識で,2021年に何が変わって何が継続しているのかを整理。中曽根平和研究所の依頼で寄稿。 |
2021.12.30 |
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12月18日に行なわれた公民投票(国民投票/住民投票)は,4つの議題すべてが否決され,国民党の敗北,蔡政権・民進党の勝利となった。台湾では民主主義は単なるスローガンではなく,日常的に実践されている。投票の背景と意義を解説。 [English]シンガポールの「ThinkChina」に掲載 |
2021.12.19 |
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「一つの中国」をめぐる中国と台湾の攻防(連載5回)
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2021.10.6 |
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―朱立倫の当選と張亞中の善戦― 9月25日に行なわれた国民党主席選挙での朱立倫の当選と張亞中の予想外の善戦の背景を解説。 [東洋経済オンライン]にインタビュー掲載 |
2021.9.26 |
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8月6日 「東アジア共同体評議会」で行なった講演の要旨が同会のサイトに掲載されました。1時間の講演が6000字に圧縮されています。 [English] |
2021.9.20 |
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8月24日 経団連東亜経済人会議日本委員会で行なった講演の要旨が経団連サイトで公開されました。どうぞご覧ください。 |
2021.9.20 |
8月28日 台湾の国史館主催「李登輝と台湾民主化」シンポジウムで基調講演をしました。演題は「李登輝と総統直接選挙―四半世紀の成果の回顧」。録画が国史館YouTubeサイトで公開(50分 中国語)。 講演原稿(PDF 中国語) [こちら] |
2021.9.2 |
日米声明に込められた意味は「72年体制の組み換え」 日米共同声明への「台湾」明記を受けて,これまでの台湾と日米中の関係を整理し,この先の台湾情勢を「21年体制」という視点で見通しを示しました。 nippon.com に掲載 [中国語] [English] |
2021.5.11 |
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中国の台湾への軍事的威嚇が強まっている。現時点では,中国が台湾侵攻作戦を敢行することは困難である。しかし,習近平としては台湾問題で何らかの「成果」を示したい。そこで浮上してくるのが,離島を奪取して「台湾統一が近づいている」という宣伝戦を展開する可能性である。それが東沙諸島である。台湾海峡危機の潜在的発火点として注視が必要だ。 PDF版 「Newsweek日本版」 英語版がDiplomat誌に掲載 The Pratas Islands: A New Flashpoint in the South China Sea |
2020.12.1 |
過去25年間の台湾政治の長期的変化を見ると,異なるアイデンティティの間で揺れ動いていた状態から,しだいに広義の「台湾アイデンティティ」が台湾社会の主流になり,台湾政治は一定の安定状態に入っている。それが蔡英文政権の時代であり,台湾が中国の軍事的威嚇で簡単に屈する状況ではない。 PDF版 |
2020.11.14 |
このたび第32回「アジア・太平洋賞」の特別賞と第15回「樫山純三賞」の学術書賞をいただけることとなりました。拙著『台湾総統選挙』への評価をいただき大変うれしく思います。 これまでの皆さまのご支援・応援に感謝申し上げます。 2020年10月吉日 |
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拙著執筆の経緯をお話しました。『アジア時報』2020年11月号掲載(許可を得て転載) 「アジア・太平洋賞」受賞スピーチ 表彰式のYouTube動画 2020年11月17日 |
BSテレビ東京 キャスター角谷暁子の 「カドが立つほど伺います」出演 YouTube動画公開 全28分 米中対立「次の舞台は台湾へ?」 角谷キャスターの質問: ①台湾は米中の板ばさみ? ②台湾の人々のホンネは? ③台湾の人々はどうして日本に好意的? |
2020.8.18 |
今年の国慶節演説の特徴について簡単に解説 |
2020.10.12 | |
日本台湾修学旅行支援研究者ネットワーク(SNET台湾)が始めた高校生向けの台湾理解を深めるYouTube番組。 台湾の政党,投票率,若者,女性議員,中国との関係,そして台湾の選挙の意義を18分で解説。蔡英文総統や頼品妤立法委員の写真も。 |
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― 陳其邁の当選と台湾政治の動向 ― 陣営の動きをまとめ,今後の台湾政治の動向を展望した。 |
2020.8.20 | |
日本における李登輝評価とイデオロギー構造
李登輝元総統が逝去された。日本でも多くの追悼の言葉が聞かれたが,李登輝に対する関心・評価の度合いは人によって異なる。それは「右派・保守」と「左派・リベラル」という日本政治のイデオロギー構造と連動している。 中国語翻訳が台湾の「自由時報」に掲載 |
2020.8.5 |
新型コロナウイルスと蔡英文政権 台湾はどのようにコロナを抑え込んだのか? 蔡政権の初動から,先手の感染対策,成功の要因,台湾政治へのインパクトまで,現時点での包括的議論。 (PDF版) |
おすすめ
2020.5.1 |
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2020年台湾総統選挙レポート(PDF版123頁) 佐藤・小笠原・松田・川上の4名で執筆。アジア経済研究所からオンライン公開。第1章の選挙分析と終章の展望を担当。 「蔡英文再選―2020年台湾総統選挙と第2期蔡政権の課題」 |
おすすめ
2020.4.28 |
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韓國瑜高雄市長の罷免成立 ―台湾の生き生きとした民主主義の新たな1頁― 2020年6月6日の韓国瑜高雄市長罷免投票についてコメント。 |
2020.6.6 | |
蔡英文総統第二期就任演説コメント 2020年5月20日 蔡英文総統の第二期がスタートした。 就任演説について 簡単にコメント。 |
2020.5.20 | |
2月6日 日本記者クラブで講演 動画公開(講演70分,質疑応答30分,計100分) 選挙結果を解説し今回の選挙の意義をまとめました 「台湾総統選挙の分析と今後の台湾政局」 |
2020.2.8 |
日本台湾学会22回大会 オンライン・シンポジウム「台湾総統選挙の四半世紀」終了しました。ご視聴ありがとうございました。 シンポジウムの詳細 |
2020.5.30 -31 |
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日本台湾学会・早稲田大学台湾研究所共催「2020年台湾総統選挙の分析」研究会終了しました。ご来場ありがとうございました。 会場写真 Facebookへ |
2020.1.31 | |
今回の総統選挙と立法委員選挙の事前予想と結果を整理 2020年台湾総統選挙 予想ほぼ的中 |
2020.1.22 | |
時事通信社 城山編集委員のインタビュー記事 【地球コラム】「香港」だけではない「蔡英文圧勝」の裏側 |
2020.1.20 | |
選挙翌日のコメント,識者談話のリンクもあり 2020年台湾総統・立法委員選挙コメント |
2020.1.12 |
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このたび 小笠原欣幸著『台湾総統選挙』が晃洋書房から刊行されました。1996年の第1回以来の総統選挙と台湾政治の20年の歩みを1冊にまとめました。11月10日より書店/ネットで発売です。ご一読いただければ幸いです。 |
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変容する現代台湾:政治・社会意識の変化とソフトパワーの魅力 台湾のソフトパワーに関する 張瑞昌,野嶋剛,小笠原欣幸,坂東賢治の講演が『アジア時報』2019年10月号に掲載。容量が大きいのでご注意(20MB) |
2019.8.22 |
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注目県市の状況から民進党大敗の原因まで選挙の全体像を明らかに。2018年だけで8回訪台し,各県市で行なった現地調査の成果。研究会報告を大幅に加筆修正,全44頁(半分は図表)。これで 2018年台湾統一地方選挙 に区切りがつきました。 |
2019.2.19 |
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2019年1月2日,習近平は五項目からなる包括的対台湾政策を発表。 習は統一への強い意欲を示し「一国二制度」を台湾に突きつけた。 |
2019.1.13 |
2017.6.26 UP |
台湾政治概説 - 民主化・台湾化の政治変動 東京外国語大学 3・4年生向け「現代台湾政治」授業テキスト |
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2017.11.27 UP |
中国と向き合う台湾-激変する力関係の中で 『ワセダアジアレビュー』2014年No.16 掲載原稿をアップデート 東京外国語大学 3・4年生向け「中台関係論」授業配布資料 |
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新刊書のお知らせ |
松田康博・清水麗編著(晃洋書房、2018年、2700円) 台湾政治・中台関係に関心のある方にお薦めです |
オンラインジャ ーナルのお知らせ |
東大の松田康博先生がオンラインジャーナル『現代日本與東亞研究』を立ち上げました。これは,松田先生の研究プロジェクトの研究成果を中国語(または英語)で公刊するものです。2017年8月創刊号が公刊され,第2号に拙稿「膠著狀態下的兩岸關係和川普上台」が掲載されました。 オンラインジャーナル創刊の趣旨は[こちら] |
過去の注目記事 |
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中国社会科学院台湾研究所の『台湾研究』に拙稿「2016年台湾大选分析」 が掲載されました(2016年8月) |
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2016年 台湾総統選挙 予想ほぼ的中
(2016.2.10)
台湾総統選挙の予想と結果についての詳しい資料はこちら |
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2020年の研究活動 2019年の研究活動 2018年の研究活動 |
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2017年の研究活動 2016年の研究活動 2015年の研究活動 |
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2014年の研究活動 2013年の研究活動 2012年の研究活動 |
蔡 英 文 政 権 |
・新型コロナウイルスと蔡英文政権
(2020.5.1) 台湾はどのようにコロナを抑え込んだのか?蔡政権の初動から,先手の感染対策,成功の要因,台湾政治へのインパクトまで包括的議論。(PDF版) ・蔡英文政権論4:蔡英文政権の2年―閉塞感に覆われる台湾政治 (2018.8.11) [中国語] 蔡政権の満意度低迷の要因を改めて整理し,緑陣営内部の矛盾,選挙民の矛盾も検討。台湾の政党も選挙民も自分が投げたブーメランにあたって閉塞状況に陥っている。 ・台湾社会の動向-台湾アイデンティティの定着 (2017.10.12) アジア調査会シンポジウム 講演原稿収録。前半で台湾アイデンティティ,後半で蔡英文政権の新南向政策について講演。 ・台湾行政院長交代を読み解く (nippon.comのサイトに掲載,2017.9.15) [中国語] 行政院長交代の計算を民進党の内部事情と合わせて解説。 ・蔡英文政権論3:蔡政権の1年―満意度低下,反転攻勢はできるのか (2017.7.21) [中国語] 改革政策を次々と打ち出しながら中途半端な政権と見られる原因を分析。 ・蔡英文政権論2:膠着状態の中台関係とトランプ政権の登場 (2017.2.22) [中国語] 中国は「一つの中国」を認めない蔡政権にいら立ち,台湾への圧力を強めている。だが,台湾社会は冷静で,中国も決定打を欠き,中台関係は膠着状態に入った。そこにトランプ政権が登場し,米中関係の先行きは不透明になった。台湾はこれまでも米中の駆け引きに翻弄されてきたが,弱いなりに生き抜いてきた。台湾は慎重に嵐の中を進もうとしている。 ・蔡英文政権論1:スタートダッシュに失敗した蔡英文政権 (2017.1.17) 「現状維持」を取り違え 「安全運転」が裏目に ・食品輸入規制問題でかみ合わない日台、「急がば回れ」 (WEDGEのサイトに掲載,2016.12.22) [中国語] 蔡英文政権が登場した当初,日台連携強化の期待が語られましたが,大きな進展は見られません。その原因である台湾側の日本食品輸入規制問題の解決がまた先送りされました。どう考えたらよいのか? ここは「急がば回れ」です。 ・国民党の今後 (『アジ研ワールド・トレンド』 2016年12月号) 地盤,資金,路線,人材の四点から「国民党3分の1政党説」を説明。 |
中 台 関 係 |
・習近平の包括的対台湾政策「習五項目」を解読する
(2019.1.13)
[中国語] 2019年1月2日,習近平は五項目からなる包括的対台湾政策を発表した。習は統一への強い意欲を示し,「一国二制度」を台湾に突きつけた。この「習五項目」を解読する。 ・習近平の包括的対台湾政策「習x点」はいつ発表されるのか? (2018.4.25) 中国共産党の歴代指導者は任期中に包括的対台湾政策を発表してきた。鄧小平は「台湾同胞に告げる書」と「葉九條」,江沢民は「江八点」,胡錦濤は「胡六点」である。習近平もいずれ台湾向け重要講話を発表し,それは「習x点」と呼ばれるであろう。その発表時期を予想してみたい。 ・「一つの中国原則」と「一つの中国政策」の違い (2017.3.20) 中国の「一つの中国原則」とアメリカの「一つの中国政策」は別物なのに,両者を混同させた報道・解説が多々見られる。 ・馬英九 習近平 中台トップ会談 小笠原コメント (2015.11.20) [中国語] ・中台首脳会談 習氏は民進党とも会談を (『産経新聞』2015年11月20日) ・中台トップ会談開催発表直後のコメント (2015.11.4) ・台湾の対中認識と政策 (日本国際問題研究所 2015年3月) 中国の周辺国・地域の中で中国の大国化の影響を最も強く受けるのが台湾である。台湾統一を国家目標とする中国と現状を維持したい台湾との間で駆け引きが続いている。馬英九政権登場後,中国は圧倒的な国力の差を背景に台湾取り込み工作を展開したが,「台湾アイデンティティ」が高まる台湾の民意は統一には傾いていない。日本国際問題研究所の研究プロジェクト報告書「主要国の対中認識・政策の分析」の第7章。 ・中国と向き合う台湾―激変する力関係の中で (2014年9月,17年11月update) [中国語] この20年間の中台の力関係の変化を台湾側の視点から簡潔にまとめた。『ワセダアジアレビュー』誌No.16(2014年8月刊行)に掲載。アップデート版(2017年11月)[小笠原HP]にUP。 ・Recent efforts, mutual desires between Taipei and Beijing bear close watching: Top-level meeting? (2014年8月) APEC・馬習トップ会談をめぐる動きは続いている。ひまわり学生運動の成果を骨抜きにしたいという点で馬英九と習近平は利害が一致する。習が力を入れている来年の対日戦勝70周年と台湾割譲120周年の政治イベントに向けて馬習の連携の可能性がないのか注視する必要がある。 ・閣僚会談後の中台関係の見通し (2014年2月) [English] 馬英九のAPEC出席問題ならびに馬英九習近平会談の可能性を検討。 ・「92年コンセンサス」をどうみるべきか (『毎日新聞』2012年2月) ・胡錦濤政権の対台湾政策 (2011年6月) 国共和解を実現させた胡錦濤政権の「機動的アプローチ」と「両岸関係の平和的発展」路線を解説。 ・中国の対台湾政策の展開-江沢民から胡錦濤へ (目次と要旨のみ) (2010年6月) |
総 統 選 挙 ・ 立 法 委 員 選 挙 |
・蔡英文再選―2020年台湾総統選挙と第2期蔡政権の課題
(2020年4月) 佐藤・小笠原・松田・川上の4名で2020年台湾総統選挙レポート執筆。アジア経済研究所からオンライン公開。第1章の選挙分析と終章の展望を担当。(PDF版123頁) ・台湾総統選挙の分析と今後の台湾政局 (2020年2月) 日本記者クラブで講演。選挙結果を解説し今回の選挙の意義をまとめました。(講演70分,質疑応答30分,計100分) ・2020年台湾総統・立法委員選挙コメント (2020年1月) 選挙翌日のコメント,識者談話のリンクもあり。 ・2020年台湾総統選挙の見通し(11/30) (2019年11月) 台湾総統選挙は1月11日の投票日まで1か月半を切った。選挙戦は蔡英文が優勢のまま終盤戦に入り,焦点は立法委員選挙で民進党が過半数を維持できるかどうかに移っている。11月30日時点での情勢。 ・2016年台湾総統選挙・立法委員選挙の分析 (2016年2月)[中国語] 2月5日開催日本台湾学会定例研究会での報告原稿を加筆・修正。「国民党の大敗は地殻変動の結果であって,一時的なスイングではない。国民党は台湾政治における一強政党としての歴史的役割を終え,3分の1程度の勢力になる。」 中国社会科学院台湾研究所でも報告。 http://cass.its.taiwan.cn/jdt/201603/t20160311_11407777.htm ・2016年台湾総統・立法委員選挙コメント (2016年1月19日) [中国語] 国民党は再起困難,大政党から中政党へ。台湾における歴史的役割を終了。台湾における中華民国を守る役割は蔡英文政権が担う。 ・2016年 台湾総統選挙 予想ほぼ的中 (2016年2月) ・2016年 日本記者クラブ講演 (2016年2月) ・2016年立法委員選挙 全73選挙区情勢 (2016年1月) ・2016年台湾総統選挙の見通し(1)(2015年3月) (2)(2015年6月) (3)(2015年11月) (4)(2016年1月) ・2012年 日本記者クラブ講演 (2012年1月) 台湾総統選挙について最もわかりやすい解説。YouTubu動画。PPTスライドのダウンロードもできます。 ・2012年 選挙後のコメント (2012年1月) 2012年台湾総統選挙の評価を談話形式で短く指摘。 ・馬英九再選―2012年台湾総統選挙の結果とその影響 (2012年5月) 選挙結果を振り返りその原因を分析。全文のダウンロードできます。 ・2012年台湾総統選挙と立法委員選挙の分析―同日選挙効果と分割投票 (2014年6月) 総統選挙と立法委員選挙のダブル選挙によってどのような相乗効果が発生したのかを検証。 ・2012年台湾総統選挙の見通し(1)(2011年8月)(2)(2011年12月)(3)(2012年1月) ・2012年台湾立法委員選挙情勢(2012年1月) 全73選挙区情勢(2012年1月) |
地 方 選 挙 |
-2018年台湾統一地方選挙-
・序盤情勢 (2018年2月) 台湾統一地方選挙は次の4年間の地方政治のみならず,台湾政治自体を動かす大きな意味を持つ。 ・「韓國瑜現象」- 高雄市長選挙の異変 (2018年11月) 民進党の地盤の高雄市で国民党候補の韓国瑜が支持率でリードしている。今回の台湾統一地方選挙を特徴づける「韓国瑜現象」を解説する。 ・選挙結果コメント「自滅した蔡政権」 (2018年11月) 民進党の敗因は蔡政権の失政と選挙戦略の失敗にある。今回は国民党の勝利ではなく蔡政権の自滅というべきである。 ・2018年台湾統一地方選挙の分析(2019年2月) 注目県市の状況から民進党大敗の原因まで選挙の全体像を明らかに。2018年だけで8回訪台し,各県市で行なった現地調査の成果。全44頁(半分は図表) -2014年台湾統一地方選挙- ・選挙前情勢 (2014年11月) 選挙結果コメント (2014年12月) [中国語] ・馬英九政権へNOを突きつけた台湾の民意 (2014年12月) [English] [中国語] ・台湾の選挙を地方から読み解く―雲林県の事例 (2014年4月) ・2009年台湾県市長選挙分析 (2009年12月) 2009年台湾県市長選挙情勢 (2009年11月) ・台湾五都物語-2010年五都市長選挙の考察1 (2010年10月) 2 (11月) 3 (12月) 11月29日,台湾のすべての県市で首長選挙(統一地方選挙)が行なわれる。台湾の地方選挙は過去のデータがものをいう。まずは前回の県市長・五都市長選挙の結果を振り返ることから始めたい。 ・2010年台北・新北市長選挙の考察-台湾北部二大都市の選挙政治 (『東洋文化研究所紀要』2012年3月) HP版 (2011年4月) 通常大都市の市長選挙は浮動票が大きく左右すると思われるが,台北市は政党支持傾向が固定化していて浮動票が少ない。新北市は台北市よりは浮動票が多い。本稿を読めば北二都の選挙情勢が見えます。 |
馬 英 九 政 権 関 連 |
・馬英九政権の八年を回顧する―満意度の推移と中台関係の角度から
(2016.8.18)
[中国語]
馬政権がどこでどのように挫折したのかを,馬総統の満意度の推移と中台関係の二つの角度から探求。国民党の苦境を中台関係要因で説明。 ・ひまわり学生運動 二周年 (2016.3.18) 2年前の今日,台湾の若者らによる国会占拠事件=「ひまわり学生運動」が始まりました。…… ・2014年台湾地方選挙―馬英九の敗北と中国要因 (AJW 2014年12月) [English] [中国語] ・台湾学生立法院占拠事件について-ひまわり学生運動 (2014年4月) 台湾で多数の学生が立法院を実力で占拠し馬英九総統に対し「中台サービス貿易協定」の撤回を要求するという異例の事態が発生した。台湾政治は民主化後最大の試練を迎えたが,王金平立法院長が事態収拾に動き,学生らは3週間に及んだ占拠を終了し立法院を退去した。ひまわり学生運動は「中国に呑み込まれたくない」という台湾人の感情を表出させたと言える。立法院占拠事件の経緯・背景を整理。 ・手柄を焦った馬総統 (『産経新聞』2014年4月11日) [中国語] 立法院占拠事件について短くコメント。 ・馬英九政権論(その4)―王金平追い落とし政争 (2013年9月) ・馬英九氏再選の台湾―自由と民主は譲らない (『朝日新聞』2012年3月) [English] [中国語] ・馬英九政権論(その3) (2011年2月) ・馬英九政権論(その2) (2010年4月) ・馬英九政権論(その1) (2009年6月) |
尖 閣 諸 島 問 題 ・ 日 台 漁 業 交 渉 関 連 |
・沖ノ鳥島沖台湾漁船拿捕事件―日台関係に激震
(2016年5月)[中国語]
・故宮「国立」の二文字と日台関係 (2014年6月24日)[中国語] 東京国立博物館で開幕した特別展「台北 國立故宮博物院」が「国立」の二文字で大もめになった。この問題へのコメント。 ・馬英九の博士論文から読み解く日台漁業交渉 (2014年3月) 馬英九には,強硬に領土を主張する民族主義者と,平和的解決を主張する国際法学者の「2つの顔」がある。博士論文から見えてくる馬の思想が日台漁業交渉の中でどうのような政治行動に表れたのかを分析。『東洋文化』第94号掲載。掲載を許可していただいた東京大学東洋文化研究所,ならびに,画像の使用を許可していただいた沖縄タイムス社,WEDGE社に感謝申し上げます。 ・日台漁業交渉合意について コメント (『沖縄タイムス』2013年4月11日) [English] [中国語] 日台漁業交渉ついに合意。その意義を解説。 ・尖閣めぐり重要性高まる台湾 カギ握る漁業交渉 (『WEDGE』2013年4月号) 日台漁業交渉は漁業の問題に留まらず日台関係全体に大きな影響を及ぼし,東シナ海の安定にもかかわります。いま大詰めを迎えているこの交渉の背景を解説。(2013年3月27日) ・馬政権は尖閣諸島問題で中国と連携しない (2013年2月27日) 尖閣諸島問題で日中関係が緊張する中,台湾の馬英九政権は,この問題で中国と連携しないと表明。台湾が中国とは連携できない理由とは?日本メディアがほとんど報じない馬総統発言と台湾外交部声明を解説。 ・尖閣問題と日台関係 (2012年10月25日) 尖閣諸島をめぐる日本と台湾の動き,日台漁業交渉について解説。 ・馬英九総統の「東シナ海平和イニシアチブ」 (2012年9月24日) 尖閣諸島をめぐる争いは日中の対立としてとらえられていますが,台湾も領有権を主張していることを忘れてはなりません。馬英九総統は8月5日と9月7日の2回に渡り「東シナ海平和イニシアチブ」(東海和平倡議)を提唱しました。「対立行動をエスカレートさせない,すべての関係国が自制を」という馬総統の提案を日本政府は真剣に受け止めるべきです。 ・尖閣問題 馬総統の呼びかけに注目 (『朝日新聞』2012年9月29日) [English] [中国語] 上記拙稿の短縮版 |
2016年2月6日に発生した台湾南部地震で被害にあわれた方々にお見舞い申し上げます。 Yahoo!基金「台湾南部地震緊急支援募金」寄付総額 約12650万円 http://donation.yahoo.co.jp/detail/1630020/ (2016年3月17日) |
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東日本大震災でたくさんの支援を寄せて
くれた台湾の皆さんに深く感謝します。 非常感謝台灣民衆對日本災民的關懷和聲援! ありがとう台湾! 謝謝台湾! 台湾への感謝メッセージ(1) (2011年3月21日) (2) (2012年5月13日) |
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雲林県農業博覧会参観
(2014年1月)
台湾の地方自治体の地道な取り組みを紹介
・ 台湾のメディア状況 (第16回朝日アジアフェローフォーラム「チャイニーズ・メディアのいま」2011年9月)
・ 2010年台湾立法委員補欠選挙(その1) (2010年1月) (その2) (2010年2月) (まとめ) (2010年7月)
・ 台湾地方政治 雲林県の動向 (2009年7月)
・ 書評:若林正丈著『台湾の政治―中華民国台湾化の戦後史』 (2009年4月)
・ 2008年台湾総統選挙分析-政党の路線と中間派選挙民の投票行動 (『日本台湾学会報』2009年4月)
・ 陳水扁再選後の中台関係(1) (2) (3) (2008年7月)
・ 2008年台湾総統選挙後のコメント (2008年3月)
・ 2008年台湾総統選挙の見通し(Ⅰ) (Ⅱ) (Ⅲ) (Ⅳ) (Ⅴ) (2007年-08年)
・ 陳水扁の政権運営(暫定版) (2008年3月)
・ 2008年台湾総統選挙シミュレーション・ソフト (2008年3月)
・ 2008年台湾立法委員選挙コメント (2008年1月)
・ 2008年台湾立法委員選挙情勢(その2) (2007年12月) (その1) (2007年8月)
・ 陳水扁総統辞任要求運動のゆくえ (2006年10月)
・ 台湾アイデンティティ研究(総論) (2006年1月)
・ 張榮味県長の末路(その2)―台湾地方政治の動向・雲林県 (2006年1月)
・ 2004年台湾総統選挙分析 ―陳水扁再選と台湾アイデンティティ (『日本台湾学会報』2005年5月)
・ 2004年台湾立法委員選挙分析 (2005年1月) ―英文コメント(2004年12月)
・ 2004年台湾立法委員選挙情勢 ―議席数の見通し (2004年10月)
・ 一橋新聞インタビュー記事 ―中台関係について (2004年10月)
・ 第2期陳水扁政権の発足と立法委員選挙の見通し (2004年7月)
・ 2004年台湾総統選挙後のコメント (2004年4月)
・ 2004年台湾総統選挙の見通し(Ⅰ) (Ⅱ) (Ⅲ) (Ⅳ) (2004年2月)
・ 標準偏差を用いた台湾選挙分析(日本政治学会報告:2003年10月)
・ 陳水扁政権 ―権力移行期の台湾政治 (2003年10月)
・ 2001年立法委員選挙における得票数変動の分析 (2002年)
・ 台湾アイデンティティと「一つの中国」 ―李登輝政権の対中政策の展開 (2001年)
・ 台湾の黒金問題と陳水扁政権 (2001年) ・ 雲林県から見た2000年総統選挙 (2000年)
・ 2000年台湾総統選挙観察記 (2000年) ・ 「宋楚瑜現象」要旨 (2000年)
・ 台湾の民主化と憲法改正問題 (1998年) ・ 台湾の民主化と海峡両岸関係 (1996年)
・ 翻訳出版のお知らせ(2009年12月)
・ 広東省に行きました(2009年2月) ・ デリーに行きました(2008年12月) ・ 厦門に行きました(2006年8月)
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