2019年の研究活動
1月10日 月刊『Voice』2月号に拙稿「台湾統一地方選の本質を見誤るな」が掲載されました。
見出しだけ紹介しますと: 〇台湾の選挙の争点は単純でない 〇二カ月で民進党は戦線崩壊 〇「棚から牡丹餅」の習近平 〇台湾の「並外れた主権者意識」 〇二〇二〇年総統選挙の展望。
780円です。ネット版はありません。是非お読みください。
1月25日 日本台湾学会定例研究会で「2018年台湾統一地方選挙の分析」報告
日時:2019年1月25日(金)18:20-20:20
場所:早稲田大学3号館 3階 306室
司会:若林 正丈(早稲田大学)
報告:小笠原 欣幸(東京外国語大学)
討論:松田 康博(東京大学)
概要:民進党大敗の原因を報告し,2020年総統選挙および中台関係への影響を検討する。
共催:日本台湾学会,早稲田大学台湾研究所,早稲田大学東アジアの政治と思想研究部会,科研基盤A(松田康博代表)
ポスター拡大
2月19日 小笠原HPに
「2018年台湾統一地方選挙の分析」
を掲載(PDF 4.7MB)
注目県市の状況から民進党大敗の原因まで選挙の全体像を明らかに。昨年1年だけで8回訪台し,各県市で行なった現地調査の成果です。1月25日の研究会報告を基に大幅に加筆修正,全44頁(半分は図表)。
これで ようやく 2018年台湾統一地方選挙 に区切りがつきました。
7月10日 BSテレビ東京
「日経プラス10」
「揺れる台湾 対中関係と総統選」にゲスト出演
番組の事前質問と私の書面回答を編集し
小笠原解説
の簡略版を作りました。番組では飛ばした部分も含んでいます。
8月22日
アジア調査会シンポジウム
で講演
日本記者クラブホールにて開催されたアジア調査会シンポジウムの講演記録が『アジア時報』10月号に掲載されました。小笠原の講演記録
「ソフトパワーとしての台湾総統選挙/投票まで5か月を切った現時点での選挙情勢」
(PDF 4.3MB)
をご覧いただけます。
張瑞昌さん,野嶋剛さん,坂東賢治さん,小笠原の全記録は[アジア調査会HP]の
『アジア時報』2019年10月号
の頁からダウンロードできます。容量が大きいのでご注意(20MB)。
シンポジウムでお話した台湾総統選挙情勢の要旨は
[こちら]
[メディア報道]
「日本テレビ」のニュースで取り上げられました。
http://www.news24.jp/articles/2019/08/23/10487099.html
『中央社』『自由時報』『毎日新聞』でも記事が出ています。
https://news.ltn.com.tw/news/world/breakingnews/2893158
https://www.cna.com.tw/news/aipl/201908220396.aspx
https://mainichi.jp/articles/20190822/k00/00m/030/252000c
11月30日 小笠原HPに
「2020年台湾総統選挙の見通し(11/30)」
を掲載
台湾総統選挙は1月11日の投票日まで1か月半を切った。選挙戦は蔡英文が優勢のまま終盤戦に入り,焦点は立法委員選挙で民進党が過半数を維持できるかどうかに移っている。11月30日時点での情勢。
12月10日 月刊『Voice』2020年1月号に拙稿「米中対立下の台湾総統選」が掲載されました。
内容紹介: 〇現職の蔡総統優勢で終盤戦へ 〇どん底の蔡英文に吹いた追い風 〇国民党の候補者選びの「矛盾」と「誤算」 〇米中対立と台湾の二大政党 〇狭まった第三勢力の空間 〇ますます波高くなる台湾海峡
780円です。ネット版はありません。是非お読みください。
12月12日
THE DIPLOMAT
に拙稿
Taiwan's 2020 Presidential Elections: Incumbent Tsai Ing-wen has enjoyed a resurgence in support. Here's why.
掲載されました。
台湾総統選挙:蔡総統優勢の原因を短く書きました。
年間活動
科研基盤A
「対中依存構造化と中台のナショナリズム―ポスト馬英九期台湾の国際政治経済学」
(代表:松田康博,4年計画の第四年度) 研究分担者
早稲田大学台湾研究所
招聘研究員 (2018年4月~2019年3月)
OGASAWARA HOMEPAGE