短い日程で広東省に行ってきました。香港国際空港からフェリーで深圳(シンセン)に入り,台湾企業が集中的に進出している東莞(トウガン)で,陳政権と馬政権の両岸政策について台商に話を聞いてきました。面会した台商の業種は,電子,鋼材,家電,照明,ホテル,旅行などです。限られた範囲ですが,業種や営業情況で政府の政策に関する見解は大いに異なっていました。とにかく景気が悪い,たいへんな金融津波だ,というのがあいさつ代わりでした。東莞の道路を走っていて,工場貸出の紅布条をいくつも見かけました。至る所にあったというのは誇張ですが,確かに眼につきました。(2009年2月)



改革開放を推進したケ小平の銅像。経済特区として
急成長を遂げた深圳市を見下ろす蓮花山公園に立つ。



深圳の市民センター。博物館,図書館,公文書館,
コンサートホールなどの真新しい文化施設が並ぶ。



若者で賑わう深圳市東門地区。人でごったがえしているが道路や通路
はよく清掃されている。奥のマクドナルドは中国進出1号店(1990年開業)。


東莞の工場街。中小企業の工場が並ぶ。



東莞の工場街。閉鎖された工場の貸出広告。

photos by ogasawara

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