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みんなの思い出と第100回外語祭へメッセージ(シリーズ企画「99回を迎えた外語祭」)

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シリーズ企画「99回を迎えた外語祭」。このページでは、シリーズ企画に係り、外語祭に関わってこられた方々を対象にしたアンケートを実施しました。たくさん寄せられたコメントの中から、卒業生・在学生・教員の方々の印象に残っている思い出を、いくつかご紹介します。

さらに、来年第100回を迎える外語祭に向けたメッセージも多くお寄せいただきましたのでご紹介します。

米村雪乃さんより

在学生。国際日本学部3年

「一瞬で大学が学問をするところからお祭りの場に変わったあの雰囲気が忘れられません。

前日準備のときは特に胸が躍りました。とくに垂れ幕?というんでしょうか、上から料理店名の描かれた布を被せた瞬間、この上なくテンションが上がりました。意外と本番の5日間は忙しすぎてあまり記憶がありません(笑)。」

山越康裕先生

アジア・アフリカ言語文化研究所准教授。本学卒業生。1994年モンゴル語科料理店、1995年モンゴル語劇主演、1997年有志出店、1999年有志出店

「当時客員教授でいらしていた文学者の先生が脚本を書きおろしてくださって、それをもとに語劇を上演しました。先生ご自身が手掛ける初めての脚本ということでバランスがとれておらず、全台詞の半分ほどを演じる必要があり、大変でした。一方で徹底して覚えたことが運用能力の向上にとても役立った思い出があります。」

上:語劇上演後。山越准教授は前列中央。左下:台本の一部、右下:当日配布したパンフの一部

大石高典先生

大学院総合国際学研究院准教授

「語劇に何回かゲスト出演しました。自分が参加したせいか、語劇や料理店が出来上がるまでの過程が面白いのではと思っています。誰か、参与観察して映像民族誌にしたら面白いのではないかなどと思っています。

教員による出店が昔はあったと聞きました。職員は外語祭期間中も日常勤務をしていますが、事務棟もお休みにして、皆で話したり交流できる時間になることを期待しています。」

田中孝史さん

ロシア語科卒業生。東京外国語大学MIRAI☆多文化共生イノベーション研究育成フェローシップ事業プログラムコーディネーター

「1年の料理店で同じロシア語専攻の女子学生と親しくなり、そのまま付き合い始めて結婚しました。1年ではギリギリで進級したくらいロシア語が出来ませんでしたが、語劇(とルムーク)のおかげで、2年の時は実力で進級できました。ルムークでは、素人合唱と素人なんちゃって民族舞踊(風)ダンスでしたが、お客様には喜んでいただけました。ロシア科の名物教授がコサックダンスで乱入したり、民族舞踊を研究している他大学の院生が、新しいステップを教えてくれたりしました。」

芳賀舞子さん

英語科卒業生。2002年に料理店、2003年に語劇出演。2004年にベリーダンス部のショーに出演

「英語圏の国々の郷土料理はあるようで無い、ということでメニュー選びに苦労した記憶があります。経緯は忘れましたが選ばれた料理の中で私に割り振られたのはアーモンドパイ?タルト? それを夜な夜な自分のアパートで孤独に焼き続けた11月の終盤。料理店の主要メンバーと少し絆が深まった良い思い出の瞬間が他にもあったはずですが、なぜかパイ焼きノルマのことが一番に思い出されます(笑)。」

坂詰武史さん

英米語学科卒業生

「1983年から1986年の在学4年間いずれも語劇に関わりました。当時は2年+1年の合同で行うのが通例で、料理店チームと語劇チームに分かれていました。私は語劇チームでした。1年目はキャスト、2年目は脚本選定と字幕、3年目、4年目は有志で教室を借り切って少人数で上演しました。ちなみに1年時の演目では現在の中山副学長が演出担当でした。

開催前日に各語科語劇メンバー全員がキャストの衣装で巣鴨地蔵通りを練り歩いたことが良い思い出です。今は保安上難しいかと思いますが、多摩川線沿線で復活させると面白いかもしれませんね。来年で移転20年目を迎えるので、地元府中市との交流もぜひ取り入れてください。」

前列3名の真ん中が坂詰さん。演目はマイフェアレディの原作となる「ピグマリオン」( 写真提供:柴田幸裕氏)
上段2枚:1982年英語劇、下段2枚:1983年英語劇(左下中央は中山俊秀 現副学長)(写真提供:柴田幸裕氏)

山本沙莉さん

ウルドゥー語卒業生

「高校1年生で行ってみた外語祭で東京外大に一目惚れし受験を目指しました。以降高校3年間は毎年外語祭に通いました。入学後は、2013年にウルドゥー語料理店、2014年にウルドゥー語劇、その他に、フラ・タヒチアンダンス部として複数の公演に参加しました。

2013年で担当したウルドゥー語料理店で、大音量でパキスタンの歌『ディルディルパキスタン』を流しました。この年の外語祭にいらっしゃった多くの方の耳に焼き付けているのではないでしょうか。衛生上の観点から提供できる料理が年々厳しくなり料理の幅が減っているようですが、円形広場を使った語科ごとの料理店はこれからも変わってほしくないなあと思います。」

匿名希望さん

スペイン語科卒業生

「1986年のスペイン料理店で調理・サービス担当しました。料理店のレシピ作りのために試作会をしたこと、料理店のために教室の机を外して運んだこと。閉幕後、クラスの皆で教室でディスコの如く踊ったこと、音楽に合わせて天井の蛍光灯を点滅させていたら、蛍光灯が切れてしまったこと(ごめんなさい)……、印象深く記憶に残っています。

5年くらい前に、当時中学生だった子供を連れて料理店や展示を見学しました。」

野々宮鮎美さん

英語科卒業生

「2002年は料理店でケーキを焼き、2003、2004年の2回語劇に関わりました。

語劇が大好きで5日間毎日通い詰めでした。2004年には字幕班に入り、字幕の基礎を勉強してから作りました。インド公演した友達の凱旋公演も印象深かったです。

ポーランド科のマコヴィェッツが大好きで一本買いしていたのですが、ある年から無くなって残念でした。料理店スタンプラリーで全ての地域の料理を食べたため、大抵の国の料理は食べられるようになりました。胃袋を国際化できるのは外語祭だけ!

同じ学科の友達が外語祭実行委員長で、11月に入ると授業に姿を見せなくなって単位が心配でした(^_^;)」

かぼちゃプリン

盛田千亜紀さん

ロシヤ科卒業生

「1年生の時、レストランでウエイトレス。2年生の時、語劇で看板を作り、チョイ役。3年と4年はロシア民謡同好会のサークルで歌とダンスの喫茶店。どの思い出もみんな、印象に残っています。レストラン巡り、楽しかったし、美味しかった。各国料理の存在を知り、堪能しました。

3年前は長女を連れて、外語祭を見学。イタリア語劇を見ました。」

Y.M.さん

スペイン語科卒業生

「スペイン舞踊部員だったので、1年から4年までずっと外語祭はフラメンコを踊ってました。加えて、1年生(2001年)のスペイン料理店では、調理具や内装の調達担当(班長)と店番(フラメンコの衣装着たまま!)で、体力勝負でした。2年生(2002年)の時は語劇で主役! この年も、劇の練習とフラメンコの練習、練習、の毎日。3年生では料理店と語劇からは解放されましたが、部活で代表を務めたので、今度はフラメンコショーの準備でバタバタ、、、4年では踊りの練習でまたまたバタバタ、、、、。直前の時期の記憶が他にありません笑。とにかく本当に外語祭をエンジョイしまくった大学生活でした!」

谷口龍子先生

大学院国際日本学研究院准教授

「ガレリアにおいてゼミ研究のパネル発表を昨年まで数年間おこないました。ゼミ生たちが協力し合って発表の準備をしたことは、教育的効果があったと思います。今後も、ゼミ発表や時事問題についての討論会など、社会や学術面に関わる催しが多くなるとよいなと思います。」

ゼミ生と。右画像の左側が谷口先生。

来年第100回を迎える外語祭へ皆さんからメッセージ

卒業生

  • 過去100回の先輩たちの思いを感じつつ、自由に大胆に積極的に、自分たちの祝祭を楽しんで欲しいです。
  • 訪れた人に外語祭って他の学祭と違って面白いね、流石だね、と言われるイベント目指して頑張ってください! 海外からの観光客も訪れるようになれば最高ですね!!
  • どうかコロナが終わって生の外語祭が出来ますように! これ以上の贅沢は言いません!
  • 単なる模擬店やミスコンの繰り返しとは違う、趣向をこらした外語祭は唯一無二です。進化しつつ他に迎合しない存在で有り続けてください。
  • 楽しい外語祭にするために、己を律する。
  • 開催できるといいなと切に願います。
  • 誇らしいです。がんばって! 制限なく、思い切りやれる時勢でありますように。
  • おめでたい! 卒業生として誇りに思います。こんなに学生が力を注ぐ大学祭、なかなかないと思います。コロナ禍で難しいことも多々あると思いますが、どんな形でもいいので開催していただきたいです。学内外からの外語祭への注目度は本当に高いので!
  • 大変な時期の開催が続いています。でも、色々と工夫して…頑張ってください、応援してます!!
  • 私の在学時代とは変わった面もありますが、外大らしさは失われていないと思います。このまま、外大の魅力をどんどん発信していってください。
  • 外語祭にハマることなく、外語大卒業ナシ。
  • 来年こそはふつうにやれるといいですね!!!
  • これからもどんどん地球各地のさまざまな文化芸能を発信してください
  • 年々規制は厳しくなりますが、革新と伝統が両立する外語祭を無くしてほしくはないと切に願います。外語祭実行委員の方々と在校生の方が密に連携を取り合い、学生主体の外語祭を未来の後輩達に受け継いで頂きたいです。
  • コロナ禍で今までのようなリアルでの外語祭が開催されず本当に残念ですが、外語祭大好きなのでずっと応援します。参加します。
  • これからもたくさんの人に新しい国や文化との出会いのきっかけを届けて欲しいです!
  • 外語祭は外大の宝です!
  • 是非校舎での実施を!遊びに行きます!
  • 来年はオンラインじゃなく、また普通に開けるようにお祈りしています。
  • 100回開催おめでとうございます! 今後とも外大生や卒業生、ご近所の皆さんなどみんなが楽しめる
  • 外語祭に期待しています。
  • 外語祭は誇りです。
  • 100回ってすごいですね。
  • いつまでも!
  • おめでとうございます!
  • 地球がボーダレスとなっても、外語祭のよさはずっと発信していってほしいです
  • 頑張って下さい。子供が小さくて連れて行きにくかったのですが、連れていきたいので、是非、温故知新でやっていってもらえればと思います。
  • 完全復活をお祈りしています。
  • 去年と今年はコロナで規模縮小して残念でしたが、また語劇と料理店がキャンパスに戻ってくる日を楽しみにしています。

在学生

  • おめでとう! 外語祭! 色々難しい世の中ですが、世界を、そしてふるさとを愛せる良い場であり続けてください。
  • 一世紀も続いていたなんて凄い!! このまま府中の不滅の伝統行事にしていきたい!!
  • こんな個性あふれる大学祭ができるのは誇りです!100回目以降もより盛り上がってほしいです!
  • 来年はおそらく3年生になっているでしょうが、大事な100回記念を在学生として迎えられることを誇らしく思います。何年生になっても、卒業しても、外語祭よ永遠なれ!
  • 準備が大変だとは思いますが、一生で一度の料理店や語劇は必ず良い思い出になると思います! 頑張ってください!!
  • 来年こそ元に戻って料理店や語劇をみんなでわちゃわちゃ楽しめるようになってほしいです!
  • 対面開催が実現しますように!

在学生または卒業生の保護者の方、地域の方

  • 楽しみにしてます!
  • すごく楽しみにしています!
  • 一世紀の外語祭は次の世紀に繋がります!
  • 語劇支援室のホームページにて【何年の何語の何タイトル語劇が行われたのか】すべての人が思い出せる歴史をそこに残してほしいです。

教職員・元教職員

  • 私はもう来年は現職から退職となります。来年は盛大に開催できるよう、祈るばかりです。子供を連れて行きたいです
  • 友情、団結、勝利!
  • ポストコロナの状況で「通常運転」で出来るようになっているといいなと思います。
  • 今年は教員として野外ステージで演奏します!
  • 学生主体の運営体制を継続してほしい
  • 99回目も100回目もおめでとうございます。特に今年は制約の多い中での開催。実行委員も参加者も大変だと思いますが、頑張ってください。来年はより充実した内容になることを期待します!

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