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2018年上半期、海外機関との新規交流協定

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東京外国語大学は、多くの海外教育研究機関と協定を結び、学生の交換留学、研究者の交流、共同研究やシンポジウムの共同開催などを行っています。2018年上半期には、新たに次の8の大学・研究機関と国際学術交流協定を締結しました。現在、72カ国・地域の206機関と国際学術交流協定を締結しています。

2018年上半期・新規・国際学術交流協定(8機関)

  1. 西安外国語大学(中国)2018年5月締結
  2. ザバーン・ランゲージ・インスティテュート(インド)(ショートビジット覚書のみ)2018年1月締結
  3. ジャワハルラール・ネルー大学(インド)2018年5月締結*
  4. オカン大学(トルコ)2018年6月締結
  5. パラツキー大学(チェコ)2018年3月締結*
  6. バベシュ・ボヤイ大学(ルーマニア)2017年12月締結
  7. タジク国立言語大学(タジキスタン)2017年12月締結*
  8. ジョージ・メイソン大学(米国)2018年1月締結*

* のついた大学は学生交流に関する協定も締結しています。


2018年5月24日締結

1.西安外国語大学(中国)

Xi’an International Studies University

西安外国語大学は、中国で最も早く設立された4 つの外国語大学の一つであり、西北地区唯一の主要外国語大学です。現在は23 学部52 学科を有し、翻訳、旅行、教育など、様々なカリキュラムがあります。国際貿易や国際会計などにも力を入れており、多方面で優秀な人材を輩出している中国西北地域の中核的大学・研究機関となっています。また、同大学の日本文化経済学院(学部)は同地域の日本語教育と日中学術交流の中心的役割を担っており、毎年、陝西省の大学生日本語スピーチコンテスト等を主催しています。


2018年1月9日締結

2.ザバーン・ランゲージ・インスティテュート(インド)

Zabaan Language Institute

ザバーン・ランゲージ・インスティテュートは、インドのデリーに位置する語学学校です。2009年8月に開設後、ヒンディー語、ウルドゥー語、サンスクリット語などの授業を展開しています。

担当の萬宮 健策先生からひと言:

今回、ショートビジットの覚書を締結することにより、ウルドゥー語やヒンディー語を集中的に学ぶことができるショートビジットを学生に提供できるようになりました。現地だからこそ学べることをたくさん吸収して、これからの勉学に活かしてほしいと思います。


2018年5月28日締結

3.ジャワハルラール・ネルー大学(インド)

Jawaharlal Nehru University

ジャワハルラール・ネルー大学は、デリー大学とならび、インドの最高位を占める総合大学です。日本の南アジア研究者の留学経験者が多いことでも知られています。特に、語学文学研究学院は、日本研究センターを有しており、インドにおける日本研究の中核的拠点になっています。


2018年6月18日締結

4.オカン大学(トルコ)

Istanbul Okan University

オカン大学は、トルコのイスタンブールに位置する大学で、1999年設立と新しい大学です。現在では、63学部、41の修士課程、13の博士課程を具えており、総合大学として急成長を続ける注目の大学です。

担当の松永 泰行先生からひと言:

今まで本大学より外国人研究者を受け入れたり、国際ワークショップの報告者を招聘したりするなど、交流はありましたが、今回正式に協定を締結することで、両国の共同研究がより安定的に進められると考えています。


2018年3月21日締結

5.パラツキー大学(チェコ)

Palacký University Olomouc

パラツキー大学は、チェコのオロモウツにある国立の総合大学で、1573年創立の由緒ある大学です。外国人向けのチェコ語・チェコ文化教育に熱心な大学として知られており、また、哲学部アジア学科日本研究部門は高い教育・研究水準を誇っています。


2017年12月21日締結

6.バベシュ・ボヤイ大学(ルーマニア)

Babeș-Bolyai University

バベシュ・ボヤイ大学は、その起源を16世紀にまで遡る由緒ある名門であり、ルーマニアのみならず東ヨーロッパを代表する総合大学として幅広い研究・教育活動を行っています。とりわけ文学部は、ルーマニアの詩聖といわれた国民的詩人ルチアン・ブラガをはじめ多くの優れた作家や詩人、哲学者、文学者たちが教鞭をとってきました。現在においても同国を代表する優秀な研究者や作家を多数輩出しています。また、大学のあるクルージュ・ナポカは開かれた多民族都市で、様々な民族が混在して暮らしています。

担当の村尾 誠一先生からひと言:

ルーマニア最高峰の教育水準を誇るこの大学と協定を結ぶことで、日本文学研究が東ヨーロッパで発展したり、ルーマニア文化・文学の研究が日本で発展したりすることを期待します。また、大学があるクルージュ・ナポカは多民族都市なので、この地での留学経験は学生にとって、特定の文化がもつ多言語性・多民族性やその文化が混在するさまを、身をもって体感できる貴重な機会となるはずです。


2017年12月30日締結

7.タジク国立言語大学(タジキスタン)

The Tajik State Institute of Languages Named after Sotim Ulugzoda

タジク国立言語大学では、タジキスタンにおける外国語教育の拠点大学として、ヨーロッパ・アジアの諸言語10か国語を学ぶ機会が供されており、東洋言語学部にペルシア語や日本語も含まれています。日本語学科の学生たちの日本語・日本文化等に対する学習意欲は非常に高く、筑波大学をはじめとする地方国立大学への留学、また本学への学部研究生派遣の実績があります。

担当の吉枝 聡子先生からひと言:

タジキスタンは、タジク語(ペルシア語)を公用語とする国です。本学のペルシア語専攻生の間では、近年、中央アジア諸国に対する関心が高まってきており、この協定締結によって、学生にイラン以外のペルシア語通用圏への留学・研修,学生交流などの貴重な機会を提供できると期待しています。


2018年1月8日締結

8.ジョージ・メイソン大学(米国)

George Mason University

ジョージ・メイソン大学は、ワシントンD.C.郊外のバージニア州に位置する州立大学です。設置は1972年で比較的若い大学であるものの、QS World Rankingでは政治学の分野で151-200 位に位置するなど、名が知られています。また、同大学には、人文社会科学部に日本語学科が置かれており、日本語を副専攻として履修することができます。

担当の大谷 直輝先生からひと言:

本学にとって米国バージニア州初の協定校となりました。アメリカに留学を希望する学生は多いので、留学先の選択肢が広がったと思います。また、この大学は日本研究にも熱心な大学なので、この分野での交流も期待しています。

もっと本学の学術交流協定について知りたい

次のページで協定校の一覧やコンソーシアム、Global Japan Officeの内容をご覧になれます。

それぞれの交流報告・活動報告などは、随時、東京外大HPトピックスや大学公式SNS・メルマガ等で報告していきます。応援をよろしくお願いします!


本学の学術交流協定について、もっと知りたいという方は、下記担当へお問い合わせください。

学術交流協定一般:東京外国語大学 国際化拠点室
TEL 042-330-5594, 5595
kokusai-kyoten[at]tufs.ac.jp([at]を@に変えて送信ください)

報道関係取材の依頼:東京外国語大学 総務企画課 広報係
TEL 042-330-5151, 5150
soumu-koho[at]tufs.ac.jp([at]を@に変えて送信ください)

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