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Africa Today今日のアフリカ

今日のアフリカ

2025年01月

再交渉後の共同宣言への強い反発

2025/01/31/Fri

 今年3月末までに締結が予定される、植民地期のナミビアでおこなわれたジェノサイドの「賠償」に関する共同宣言について、被害者代表らが強い反発を表明した。  ナミビア政府は、先月中旬、植民地期の残虐行為をめぐるナミビアとドイツ両政府間の約10年におよぶ交渉の終了を告げた(「今日のアフ

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M23がコンゴ東部の主要都市ゴマに侵入

2025/01/28/Tue

 27日、反政府武装勢力M23は、東部の主要都市ゴマに侵入した。M23やそれと共闘する「コンゴ川同盟」(AFC)はゴマを制圧したと発表したが、27日時点で事態は混乱しており、完全に制圧したわけではなさそうだ。  これに先立つ26日、国連安保理で緊急会合が開かれ、グテーレス事務総長

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アフリカの原子力発電所需要

2025/01/19/Sun

 近年、原子力発電所設置への意欲を示すアフリカ諸国が続々と現れている。1月初めにはウラニウム産出国のナミビアが、中国の支援を得て原発開発への意欲を示した。12月にはジンバブウェが、原発設置に向けロシアと協力関係を結ぶと表明した。原発への関心がアフリカで高まる現状と背景を分析した1

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マリ軍事政権と鉱山開発企業との緊張

2025/01/18/Sat

 1月11日、マリ政府は、カナダのバリック・ゴールド社が操業するルロ・グンコト(Loulo-Gounkoto)金鉱山に軍を派遣し、3トンの金を差し押さえた。これを受けて同社は、同鉱山での操業を停止し、従業員8000人を一時休業にすると発表した。  マリ軍事政権と多国籍鉱山開発企業

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M23のマシシ制圧

2025/01/14/Tue

 1月4日、コンゴ民主共和国東部紛争において、反政府武装勢力M23が主要都市のマシシを制圧した。マシシはキヴ湖畔のゴマから約70キロに位置し、ルワンダ系住民が多く居住する地域である。M23は、2021年11月頃から活動を活発化させてきた。ウガンダ国境から活動を拡大させてきたので、

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コートジボワールの仏軍基地返還

2025/01/05/Sun

 12月31日、コートジボワールのワタラ大統領は年末の演説で、アビジャン市ポール・ブエのフランス軍基地が、1月末までに返還されると述べた。第43海兵隊キャンプ (BIMA)のことである。  これはコートジボワール側からの一方的な通告ではなかった。ワタラは演説で、これが「協議の上

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