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Eventsイベント

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2025年2月17日 (月) 12:30~14:30

【参加者募集】学部生の日本・アフリカ交換留学シンポジウム

2020年から始まった「大学の世界展開力強化事業(アフリカ)」が今年度で終了することに際し、日本で同事業を実施する10大学が集まり、これまでの成果を振り返るクロージング・シンポジウムを2月17日に開催します。その一貫として、学部レベルの交換留学プログラムの成果を相互に共有する目的で、学部生の日本・アフリカ交換留学シンポジウムを実施しますので、ぜひご参加ください。 Undergraduate Experiences in Japan and Africa: Exchange Students Symposium ◆日時:2025年2月17日 (月) 12:30~14:30 (日本時間)◆場所:ハイブリッド (ZOOM/東京外国語大学 アゴラグローバル1Fプロメテウスホール)◆対象:一般公開◆言語:英語◆参加登録方法:こちらのフォームから登録。締切:2025年2月16日(日)*対面は飛び入り参加も歓迎しますが、できるだけ事前登録をお願いします。 *最新情報は随時こちらのページからお願い致します。
その他のイベント
【参加者募集】学部生の日本・アフリカ交換留学シンポジウム
2025年1月14日(火) 17時40分~19時10分

第101回『アフリカ美術史という学問:現代アフリカの諸実践を探求する手がかりとして』

第101回ASCセミナーは、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、助教の緒方しらべ先生が登壇下さいます。緒方先生が研究されている「アフリカン・アート」、アフリカの美術史などについてお話いただきます。是非、お近くの方は足をお運び下さい。Zoomでもご参加いただけますので、事前登録をお願いします。 題名:『アフリカ美術史という学問:現代アフリカの諸実践を探求する手がかりとして』 概要: 2010年代半ばごろから、世界的な美術市場で「アフリカンアート(African arts)」が勢いを増して注目されています。この現象は欧米の美術館とオークションに限らず、アフリカの都市部やグローバルサウスと呼ばれる諸地域、日本でも見られます。本発表では、その背景と今後の展開について、欧米で発達してきたアフリカ美術史という学問分野の歴史をふりかえりながら考察します。また、日本ではいまだ確立されていないアフリカ美術史研究を通して、日本において、現代アフリカの諸実践や芸術について考察する可能性も検討します。 ◆講演者: 緒方しらべ 氏(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、助教) ◆日時:2025年1月14日(火) 17時40分~19時10分(6限)◆場所:ハイブリッド方式 対面(東京外国語大学 研究講義棟 2階 205教室)& オンライン(Zoomミーティング)アクセス:https://www.tufs.ac.jp/abouttufs/contactus/access.html◆使用言語:日本語◆参加費:無料【参加をご希望の方は、こちらより事前にお申し込みください。】もしくはQRコードより事前申し込み願います。 定員:対面110名 ・ オンライン300名 申し込み〆切:2025年1月14日(火)正午 ※ 定員に達し次第締め切らせていただきます。※ Zoom情報は事前登録の際に登録したメールアドレス宛てに返信メールとして送られます。 ◆共催:日本アフリカ学会関東支部 ご報告 第101回ASCセミナーは、ハイブリッド方式で実施し、58名の参加がありました(対面18名、オンライン40名)。 緒方しらべ 氏によるアフリカ美術史についてのご発表の後、参加者からアフリカ美術という枠組みや、西欧に与えた影響との関連など、多くの質問がなされ、積極的な意見交換が行われました。終了後も多くの参加者が個別に質問するなど、大変盛況なセミナーとなりました。
ASCセミナー
第101回『アフリカ美術史という学問:現代アフリカの諸実践を探求する手がかりとして』
2025年1月8日(水) 17時40分~19時10分

第100回『アフリカの驚くべき食文化』

第100回ASCセミナーは、2024クラウドファンディングに賛同くださった、ノンフィクション作家の高野秀行氏が特別応援講演として、登壇してくださいます。是非、お近くの方は足をお運び下さい。Zoomでもご参加いただけますので、事前登録をお願いします。 題名:『アフリカの驚くべき食文化』 概要: アフリカ大陸は巨大だ。アジアに匹敵する多種多様な民族が暮らし、食生活も多岐にわたる。その中でも今回は私たち日本人にとって驚くべき食文化を誇る人々を紹介したい。  まずは「納豆を食べる人たち」。いまだ日本人の多くは「納豆は日本独自の伝統食品」と信じているようだが、実際にはアジア、アフリカの各地で広く食されている。世界最大の納豆地帯はなんと西アフリカ。ではそのアフリカの納豆とはいかなるものなのか? 日本の納豆とはどこが同じでどこがちがうのか?  もう一つは「酒を主食とする人々」。アフリカ東部のエチオピアに住むコンソとデラシャという二つの民族は主食として酒を飲んでいる。特にデラシャ人は栄養分の大半を酒から得ているとされる。子供も妊婦も病人もみんな酒。そんなことがありうるのか? 私は昨年TBS「クレイジージャーニー」のロケで彼らの村を訪れた。番組では語られなかった裏話も満載。  アフリカが未知の世界なのか、私たちが無知なのか、ぜひご自分で確かめてほしい。 ◆講演者: 高野 秀行(たかの・ひでゆき)氏 1966年、東京都生まれ。ノンフィクション作家。『謎の独立国家ソマリランド』で講談社ノンフィクション賞、『イラク水滸伝』でBunkamuraドゥ・マゴ文学賞を受賞。他に『幻獣ムベンベを追え』『語学の天才まで1億光年』『世界の納豆をめぐる探検』など多数。2025年1月20日に『酒を主食とする人々』(本の雑誌社)を刊行予定。 ◆日時:2025年1月8日(水) 17時40分~19時10分(6限) ◆場所:ハイブリッド方式 対面(東京外国語大学 研究講義棟 2階 227教室)& オンライン(Zoomミーティング) アクセス:https://www.tufs.ac.jp/abouttufs/contactus/access.html ◆使用言語:日本語 ◆参加費:無料 【参加をご希望の方は、こちらより事前にお申し込みください。】もしくはQRコードより事前申し込み願います。 定員:対面200名 ・ オンライン300名 申し込み〆切:2025年1月7日(火)正午 ※ 定員に達し次第締め切らせていただきます。 ※ Zoom情報は事前登録の際に登録したメールアドレス宛てに返信メールとして送られます。 ◆共催:日本アフリカ学会関東支部 ご報告 第100回ASCセミナーは、ハイブリッド方式で実施し、139名の参加がありました(対面44名、オンライン95名)。 高野秀行 氏によるアフリカの食文化についてのご発表の後、参加者からアフリカの納豆について、そして酒を主食にする人たちへの取材やご経験などについて多くの質問がなされ、積極的な意見交換が行われました。終了後も多くの参加者が個別に質問するなど、大変盛況なセミナーとなりました。 本セミナーは、クラウドファンディングの特別応援講演として企画されました。 11月20日から1月10日までの約50日の期間に、300人を超えるみなさまから268万円ものご寄付をいただきました。みなさまのおかげで、来年度5人の留学生をルワンダ・プロテスタント大学、ザンビア大学、ヤウンデ第一大学から呼べることになりました。加えて、トヨタガーナ社のご支援によりガーナ大学から2人の留学生が来る予定です。つまり2025年度は、アフリカから7人の交換留学生を呼ぶことができるようになりました。ご協力いただいたみなさまに、感謝申し上げます。 今後は、現代アフリカ教育研究支援基金を通じて、アフリカ人留学生への支援をおこなって参ります。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
ASCセミナー
第100回『アフリカの驚くべき食文化』
2024年12月20日(金)

第99回『時間を遡行する:ジョン・デュベの行儀作法書 Ukuziphatha kahleにおける「文明」と「伝統」』

◾️講演者:上林 朋広 氏(甲南大学 文学部英語英米文学科 講師) ◾️タイトル:時間を遡行する:ジョン・デュベの行儀作法書Ukuziphatha kahleにおける「文明」と「伝統」 ◾️概要:本報告は、南アフリカ・ナタール州においてズールー語教科書で記述された現在と過去の行儀作法を比較分析し、ミッション教育を受けたアフリカ人エリートの人種隔離政策への対応の一端を明らかにする。具体的には、宣教団アメリカン・ボードの下で生まれ育ち、オーバリン大学に留学した、アフリカ人教育家ジョン・デュベ(John Langalibalele Dube, 1871-1946)がズールー語で執筆した行儀作法書Ukuziphatha kahle(英語タイトルGood manners 1928年初版、報告者が入手できたのは、1935年の第2版のみ)を検討する。デュベの著作は、ページを分割し、左にキリスト教化したズールー人の生活規範を記した「現在(Okwamanje)」、右に植民地化以前のズールー人の伝統を記した「過去(Okwemvelo)」を配置し、現れ方は異なるものの本質的な点で両者が連続していると説明する。本報告は、ページ分割という本書の特徴を時間的な遡行を可能とする機制として捉え、アフリカ民族会議(ANC)初代議長でもあるデュベの著作を読み解くことで、デュベが連続性を主張するために、現在と過去の慣習をいかに選択し、提示していったのかを明らかにする。 ◆日時:2024年12月20日(金) 17時40分~19時10分(6限) ◆場所:ハイブリッド方式 対面(東京外国語大学 研究講義棟 107教室)& オンライン(Zoomミーティング) ◆使用言語:日本語 ◆参加費:無料 【参加をご希望の方は、こちらより事前にお申し込みください。】もしくはQRコードより事前申し込み願います。 定員:対面110名 ・ オンライン300名 申し込み〆切:2024年12月19日(木)正午 ※ 定員に達し次第締め切らせていただきます。 ※ Zoom情報は事前登録の際に登録したメールアドレス宛てに返信メールとして送られます。 ◆共催:日本アフリカ学会関東支部 ご報告 第99回ASCセミナーは、ハイブリッド方式で実施し、22名の参加がありました(対面6名、オンライン16名)。 上林朋広 氏による南アフリカのズールー語の教科書に記述された現在と過去の行儀作法についてのご発表の後、参加者からアフリカ民族会議(ANC)や人種隔離政策との関連や言葉の用い方などさまざまな観点から質問がなされ、積極的な意見交換が行われました。
ASCセミナー
第99回『時間を遡行する:ジョン・デュベの行儀作法書 Ukuziphatha kahleにおける「文明」と「伝統」』

Africa Today今日のアフリカ

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2025/03/26/Wed

共同宣言をめぐる論争、法廷へ

 ナミビアの11の伝統的権威と野党の土地なき人民運動(LPM)は、昨年12月に内閣で承認された植民地期ドイツのジェノサイドに関する共同宣言を無効にして取り消すよう、法的代理人を通じて書簡をナミビア政府へ送った。  法的代理人であるムロルア・クルツ・カスペル社による説明によると、当事者らは、今週末までに緊急申請という形式で法的措置をとるために、高等裁判所に救済を求めている。書簡の中で、同社のパトリック・カウタ氏は、申請者を代表して、共同宣言は、植民地期ナミビアにおける大量虐殺に関する2006年の議会の決議と矛盾していること、そしてその決議は合法的または適切に撤回されたり、ナミビア政府の行為を許すために変更されたりしていないと主張している。2006年の議会決議では、ナマとヘレロの伝統的指導者らが交渉プロセスの先頭に立つこと、政府は単にプロセスを促進するだけだと説明されていた。  昨年12月12日付内閣決議では、政府は国際関係協力省による共同宣言への署名を承認し、ドイツとの交渉の終結を告げていた(「今日のアフリカ」、2024年12月31日)。加えて決議では、共同宣言の合意が、被害を受けたコミュニティが居住するとされる7つの特定地域の首長らに提出され、精査され、そののち国会承認のために提出されるように指示されていた。  25日付のナミビアン・サンの報道では、政府とともに交渉をおこなってきた団体代表のチャールズ・アイセブ氏の見解が紹介されている。同氏は、大臣が特使として7つの特定地域へ派遣され、昨年12月19日にすべての地域で協議が完了し、首長らが著名に賛成したと述べている。  しかし、ヘレロとナマの伝統的指導者らの各組織(OCAとNTLA)は、今年1月、政府の共同宣言への反発について声明を出していた(「今日のアフリカ」、2025年1月31日)。  アイセブ氏によると、今月末までにおこなわれる予定だった署名は先月のドイツの大統領選挙とナミビア初代大統領であるサム・ヌヨマ氏の死去により署名が遅れている。そのため、来月4月の第2週にドイツとの最終協議を行う予定という。引き続き、論争に関与するアクターらの動きを注視していく必要があるだろう。(宮本佳和)  クラウドファンディングへのご協力ありがとうございました。引き続き、現代アフリカ教育研究支援基金へのご協力を呼びかけています。

News & Activitiesお知らせ・活動記録

2024年度の活動報告書を公開しました

2025年3月19日
2024年度の当センターの活動報告書をアップしました。 3回目のクラウドファンディングを行い成功させると共に 研究員や留学生の招へい、ASCセミナーなど、幾つかの成果を上げることができました。 クラウドファンディングをはじめ、センターの活動にご支援・ご協力をいただきます方々、 本当にありがとうございます。 活動報告書はこちらからお読みいただけます。
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2024年度の活動報告書を公開しました

「TUFSの世界を語ろう@TASC」掲載されました

2024年3月18日
当センター長の武内教授が「TUFSの世界を語ろう@TASC・対談シリーズ」にて吉崎知典TASCセンター長と、世界各地域の諸問題について対談を行い、TUFSのサイトに掲載されています。 とても興味深い内容になっていますので、是非お読みください。 世界を語ろう@TASC シリーズ第4回:アフリカ研究を多層的視点から 〜対談者:武内進一教授
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「TUFSの世界を語ろう@TASC」掲載されました

「たえふね×教員」センター員・大石高典准教授インタビュー

2025年3月17日
当センター教員・大石高典准教授のインタビューが「たふえね×教員:地域の声で紡ぐ世界~環境課題の今~大石高典准教授(中部アフリカ地域研究)インタビュー」として、TUFSのサイトに掲載されています。 中部アフリカを研究されている大石准教授の経歴から研究について、大変興味深いお話をされています。是非お読みください。 たふえね×教員:地域の声で紡ぐ世界~環境課題の今~大石高典准教授(中部アフリカ地域研究)インタビュー
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「たえふね×教員」センター員・大石高典准教授インタビュー

【学内限定募集】アフリカ協定校情報交換会のご案内

2025年3月6日
本年度で終了してしまう世界展開力強化事業(IAfP)による、東京外国語大学とアフリカ地域の協定校情報交換会が開催されます。 学内限定の募集になりますが、現役TUFS生にとって、大変有意義な会になると思いますので、是非ご参加ください。 アフリカ学部生以外の学生の参加もお待ちしております!! -------- 3月頭にアフリカ協定校から6名の教職員が来学します。下記の要領で情報交換会を実施しますので、ご興味がある方はぜひご参加ください。特にアフリカへの留学に興味がある1・2年生、アフリカへの派遣留学が決まっている方は、ぜひこの機会をご活用いただけたらと思います。 会の名前は堅いですが、おしゃべりをする場を設ける目的です。お菓子と飲み物を用意してくだけた雰囲気でやりますので、ぜひお気軽にご参加ください。   アフリカ協定校情報交換会 日時:2025年3月6日(木)14:30-15:30 場所:東京外国語大学 研究講義棟307 参加者:学内の学生・教職員 参加方法:こちらのフォームに登録(*飛び入り参加も歓迎しますが、できるだけ事前登録をお願いいたします。) 締切...前日まで 詳細は、https://www.tufs.ac.jp/iafp/networkingmeeting/ こちら世界展開力強化事業(IAfP)サイトにてご確認願います。
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【学内限定募集】アフリカ協定校情報交換会のご案内