• アクセス
  • English
  • 東京外国語大学

Africa Today今日のアフリカ

今日のアフリカ

2019年08月

TICAD7はどう見られているか

2019/08/30/Fri

8月29日付ルモンド紙は、コラムニストSébastien Le Belzic氏署名のTICAD7に関する論評記事を掲載した。そこでは、TICADがもっぱら対中政策として捉えられている。特に、「自由で開かれたインド太平洋」政策が表明されたことに触れて、日本が中国の封じ込めを目的とし

個別ページへ

ケニアの石油開発

2019/08/24/Sat

8月20日付ルモンド紙は、ケニアの石油開発の影響に関して、IFRI(フランス国際関係研究所)所属のオジェ(Benjamin Augé)研究員に対するインタビュー記事を掲載している。興味深い内容なので、概略を紹介する。  8月1日、ケニヤッタ大統領は中国と1200万ドル分の石油売却

個別ページへ

バシール・スーダン前大統領の初公判

2019/08/21/Wed

将来の民政移管に向けた動きが進展するスーダンで、8月19日、バシール・スーダン前大統領の収賄罪を問う公判が開催された。バシール失脚後に行われた家宅捜査により、邸宅から大量の外貨が発見されたことから収賄の疑惑が浮上したことによると言う。収監中の身であるバシールは、厳重な警備のもと金

個別ページへ

ワシントン条約締約国会議とアフリカゾウ

2019/08/17/Sat

ワシントン条約第18回締約国会議が8月17日~28日ジュネーブで開催される。議論の一つは、アフリカゾウをめぐる問題である。国際自然保護連合(IUCN)によれば、2015年のアフリカゾウの生息頭数は415,000頭で、うち森林ゾウの個体数は10万頭とされる。この10年間に、過去四半

個別ページへ

ルワンダがリビアのアフリカ人難民を受入れ

2019/08/12/Mon

ヨーロッパ渡航を目指してリビアに渡り、そこで収容施設に留まっているアフリカ人難民について、ルワンダが受け入れる計画が進められている。ルワンダは2017年11月に、リビアで難民が置かれている非人道的状況に関連して、自国が難民を受け入れる用意があると表明していた(2017年11月23

個別ページへ

スーダンで権力分有合意に署名

2019/08/05/Mon

8月3日、スーダンで軍と市民側の間に立って和平仲介を進めていたアフリカ連合(AU)のルバット(Mohamed El Hacen Lebatt)特使は、両者が市民への権力移行を含む憲法上の合意に署名したと発表した。内容は7月17日の合意に沿ったもので、主権評議会を設立して3年間の移

個別ページへ

エボラ感染拡大が続くコンゴ東部

2019/08/03/Sat

コンゴ民主共和国東部でエボラウィルスによる感染症が確認されてから、1年が経過した。これまで感染は収束せず、7月17日にはWHOが「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC: Public Health Emergency of International Concern

個別ページへ

ANCの路線対立

2019/08/02/Fri

7月31日付ファイナンシャルタイムズ紙では、コラムニストのディヴィッド・ピリングが南アフリカのANCについて分析している。彼曰く、2つのANCが戦争状態にある。2つのANCとは、ラマポサ大統領派とズマ元大統領派ということである。ズマが表舞台から去った後も、ズマ派は党書記長のマガシ

個別ページへ