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Africa Today今日のアフリカ

今日のアフリカ

2017年11月

ケニア

2017/11/30/Thu

11月28日、首都ナイロビ市内の競技場でケニヤッタ大統領就任式典が開催された。2期目の就任となる。当選挙では公平性を巡り再選挙が行われるなどして野党候補のオディンガ氏と激しく競われていた。野党は就任式当日に集会を開催したが警察と衝突。死傷者が出たとの報道もある(アルジャジーラ)

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スーダン

2017/11/29/Wed

ダルフール北部にて政府軍は武装勢力と衝突し、ムサ・ヒラルを逮捕した模様。ヒラルは過去に民兵組織ジャンジャウィードの指導者であった人物で大統領特別顧問を務めた経緯もあるが、ダルフールでの残虐行為に関与したとして国連制裁の対象となっていた。民兵らはヒラルの解放を求めている模様(ST)

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エチオピア

2017/11/28/Tue

11月27日のニュースから。政府報道官によれば、オロモ人とソマリ人の間で再度衝突が発生し、この一週間で少なくとも20人が死亡した模様。州境争いが衝突の原因とみられる。政府関係者らは今年4月に和解に合意し、主要道路に兵士を配備したが、衝突はなお続いている(Zehabesha)

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ブルキナファソ、フランス

2017/11/28/Tue

28日、アフリカ3か国(ブルキナファソ、コートジボワール、ガーナ)歴訪中のマクロン仏大統領がワガドゥグ大学で講演。ヨーロッパ植民地主義が犯罪であることに疑いの余地はない、サンカラ大統領暗殺に関する史料はすべて公開する、リビアにおけるサブサハラアフリカ移民の人身取引は人道に対する罪である、フランスがアフリカの内政に介入することはもはやない、といった発言が注目を集める(ルモンド、FT)

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ジンバブウェ

2017/11/28/Tue

28日、ムナンガグワ新大統領は、公的資金を不正に海外口座に移し替えた個人・企業に対して、3か月の猶予期間を与え、返還を求める。2月末までの期限を越えた場合、処罰すると警告(BBC)

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ケニア

2017/11/28/Tue

28日、ケニヤッタ大統領の就任式。対立候補のオディンガは欠席し、野党支持勢力が強い地域では、警察との暴力的衝突が頻発(FT)

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エチオピア

2017/11/27/Mon

首都アディスアベバ郊外に廃棄物発電所が建設中。来年1月から稼働が始まる見込み。本事業はシンガポール、デンマーク、中国の企業によるコンソーシアムとエチオピア政府との連携により進められている(UN, Zehabesha)

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ジンバブウェ

2017/11/27/Mon

24日、ジンバブウェ政府は2月21日を「R.G.ムガベ国民青年の日」に制定すると公式発表。前大統領の誕生日を祝日とする。ムナンガグワ新大統領はムガベを敬意をもって遇すると述べており、引退後の生活のために1000万ドルを贈与するとの未確認報道も出ている(BBC)

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ジンバブウェ

2017/11/24/Fri

24日、ムナンガグワ新大統領の就任式が、ハラレのスタジアム(6万人収容)で開催される。モザンビーク、ボツワナ、ザンビアなど周辺国の大統領が出席。ムガベは出席せず。また野党MDCのツァンギライも招待されなかった(ルモンド)

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ルワンダ

2017/11/23/Thu

22日、ムシキワボ外相は、リビアで西アフリカからの移民が奴隷として売買されていた事件に関して、ルワンダがこの問題でAU委員会と協議しており、リビアからの帰還移民3万人を受け入れる用意があると表明(New Times)

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ジンバブウェ

2017/11/23/Thu

22日、前副大統領ムナンガグワが帰国。24日(金)に暫定大統領に就任する予定。演説では、新たな民主主義の時代だと訴えるとともに、雇用創出と経済立て直しの重要性を強調(FT)

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フランス、リビア、アフリカ

2017/11/22/Wed

22日、マクロン仏大統領は、リビアでアフリカ人移民労働者が奴隷として売買されていた事実について「人道に反する罪」だと述べる。フランスはこの問題に関して国連安保理に緊急会合開催を要請。リビアにおいてナイジェリア、ニジェール、カメルーン、セネガルなどからのアフリカ人移民が奴隷として売買されているという11月14日のCNN報道以降、アフリカ諸国が強く反発している(ルモンド)

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ナイジェリア

2017/11/22/Wed

地元当局によると、北東部アダマワ州ムビのモスクにて自爆テロが起き、少なくとも50人が死亡した。警察によると、21日の朝の礼拝の時間帯を狙い、10代の男性が犯行におよんだ。犯行声明は出ていないが、同地域でテロを繰り返しているイスラム過激派ボコ・ハラムの犯行とみられている(アルジャジーラ、AFP)

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ジンバブウェ

2017/11/22/Wed

11月21日、ムガベ大統領が辞任を表明し、40年近い長期統治に幕が下りることとなった。21日の議会でムデンデ議長がムガベ氏から議会宛の書簡を読み上げ、辞任が発表された。書簡には、同決定が自発的である旨が記されていた。首都ハラレは大勢が路上で喜びを分かち合い、祝賀ムードにある(BBC)

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ソマリランド

2017/11/21/Tue

21日、13日に実施されたソマリランド大統領選挙の結果を選挙管理委員会が発表し、与党Kulmiyeの候補ムサ・ビヒ・アブディ(Musa Bihi Abdi)の勝利を宣言。野党Waddaniの候補アブディラハマン・モハメド・アブドゥラーヒ・イッロ(Abdirahman Mohamed Abdullahi Irro)は、選挙不正を訴えていたが、選挙管理委員会の発表を受け入れて有権者に「忍耐」を訴えた(ルモンド)

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ジンバブウェ

2017/11/21/Tue

20日、軍の介入を指揮したチウエンガ司令官が介入前日に中国を訪問していたことが明らかになり、中国が事前に介入を知らされていたのではないかとの憶測を呼んでいる。問い合わせを受けた在南ア中国大使館は、訪問は軍の情報交換に関わる通常のものであり、そもそも訪問はムガベの承認を得ているとして憶測を否定(FT)

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ジンバブウェ

2017/11/21/Tue

与党ZANU-PFは、11月21日の議会からムガベ大統領の弾劾手続きを開始する模様。手続きに二日程度要するが、23日には大統領を解任できる可能性がある旨同党員が述べた。また、罷免されたムナンガグワ元副大統領がすぐに帰国する予定があることも明かした(BBC)

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ケニア

2017/11/20/Mon

20日、ケニア最高裁判所は、10月の大統領再選挙におけるケニヤッタ勝利の無効を訴える請願を棄却し、同氏の当選を正当化した。ケニヤッタ支持派が最高裁の判断を歓迎するデモに繰り出す一方、オディンガ支持派は車両に放火するなど不満を表明。再選挙に参加しなかったオディンガは、同選挙の正当性を認めていない(FT)

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ケニア

2017/11/20/Mon

最高裁判所は、今後の方針としてケニヤッタ次期大統領の2期目の就任または再選挙のいずれかを、20日のうちに決する予定であるとしている(アルジャジーラ)

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ジンバブウェ

2017/11/20/Mon

11月19日に国民向けのTV演説を行ったムガベ大統領は自らの辞任について述べない一方で、来月に党大会を主催する旨発言するなど、現職に留まる意向を示唆した。与党は、同氏が現地20日正午までに大統領を辞任しなければ弾劾手続きを進めると明かした(BBC)。

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ジンバブウェ

2017/11/19/Sun

19日、政権与党のZANU-PFはムガベを党首から解任し、前副大統領ムナンガグワを党首とすることを決定。ムガベと妻のグレースはZANU-PFから除名された(BBC、ルモンド)

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ジンバブウェ

2017/11/18/Sat

18日、ジンバブウェの複数の都市でムガベの辞任を求めるデモ。軍や与党ZANU-PFもデモを支持しており、体制移行は不可避と見られる(BBC)

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ナイジェリア

2017/11/17/Fri

国際人権NGOアムネスティ・インターナショナルによると、ラゴスではここ一年で、3万人を超えるスラム居住者が商業的な利益が見込まれる土地から強制的、暴力的に移住させられたとされる。数百人の抗議者が、居住地に戻ることを許可するよう求めているとのこと(アルジャジーラ)

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スーダン

2017/11/17/Fri

先月、北ダルフール州都で身元不明の武装集団に誘拐された人道支援団体のスイス人女性が11月14日に無事釈放された。スイス政府によれば健康状態に問題はない。同政府報道官によれば6人の拉致加害者のうち、主導者を含む2名が逮捕されたとのこと(ST)

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アフリカ

2017/11/16/Thu

16日、アフリカ諸国の債務水準が高まり、債務帳消しが行われた2005年以降では最も高い水準に達している。債務支払い額はアフリカ平均で歳入の12.2%に上り、2001年以降で最高レベル。近年の債務増加のペースにはIMFも警告を発している(FT)

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ジンバブウェ

2017/11/16/Thu

11月16日のニュースから。ジンバブウェ。与党ZANU-PFのものとみられるTwitterアカウントが11月15日、「エマソン・ムナンガグワ氏が暫定党首となる」と発表。同ツイートでは「ジンバブエでクーデタはなかった。私たちの憲法が崩壊したため、(軍が)介入する決定があった」と説明。このTwitterアカウントに関して、BBCは「与党のTwitterアカウントには認証マークが付いておらず、誰が投稿しているか不透明」としている(HuffPost)

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ジンバブウェ

2017/11/16/Thu

国営放送局を占拠した軍人たちは官庁施設の集まる市内中心部への交通アクセスを遮断した模様。軍部報道官はムガベ大統領の無事を明かした。また、ズマ南ア大統領は、同大統領は無事であるが自宅軟禁状態にあると説明した(BBCなど)

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ジンバブウェ

2017/11/15/Wed

11月15日早朝、ハラレ郊外で爆発音が聞こえたとの報道。軍が市内に展開。国営放送ZBCでは、軍は犯罪者を取り締まっているのであり、ムガベ大統領の安全は確保されているとの声明が軍人からなされる(BBC、FT)

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アンゴラ

2017/11/15/Wed

15日、ロウレンソ大統領は、前大統領の娘であるイザベル・ドス・サントスを国営石油会社Sonangolのトップから解任。イザベルは、2016年6月に大統領令でSonangolのトップに任命されていた。今年8月に就任した新大統領による、前大統領派の力を削ぐための人事として注目される(FT)

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タンザニア、オマーン、UAE

2017/11/15/Wed

国際人道機関(HRW)は、オマーンやUAEで家庭内労働に従事するタンザニア人移民労働者の多くが、労働時間超過、給料未払い、暴行といった問題に直面している旨を報告した(アル・ジャジーラ)

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ジンバブウェ

2017/11/15/Wed

政治危機が深刻化する中、兵士が国営放送局ZBCの本部を占拠した旨が報じられた。ZBCのオフィスが占拠されたときに兵士たちに手荒な扱いを受けたZBC職員もいると、関係筋がロイタ―通信の記者に語った(BBC)

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ソマリランド

2017/11/14/Tue

11月13日、2010年以来となる大統領選挙投票が実施された。3人の候補者で競われ、総人口350万人のうち有権者は70万人。投票は、アフリカ初となる虹彩認証が用いられ、27か国以上60人からなる国際選挙監視団の立会のもと実施された(BBCなど)

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ジンバブウェ

2017/11/13/Mon

11月13日、チウエンガ国軍司令官が90人の国軍幹部とともに会見を開き、ムナンガクワ副大統領の罷免を批判。名指しはしなかったものの、解放闘争をたたかったZANU-PF幹部を追放することがあってはならないとして、革命の成果を守るために軍は介入を辞さないと発言(BBC)

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ウガンダ

2017/11/13/Mon

11月11日、ウガンダ西部アルバート湖に近いホイマからタンザニアのタンガに向けた石油パイプライン工事が着工。トータル、中国海洋石油総公司、タローなどが出資する総額35億ドルのプロジェクトで、2020年完成予定。2021年の大統領選挙を睨んだ動きとの評価もある(ルモンド)

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南スーダン

2017/11/13/Mon

国連制裁監視団は、国連安保理への報告のなかで、南スーダン政府が北西部周辺など特定地域への食糧援助を故意に阻止するなど、食糧を紛争に利用している(using food as weapon of war)として非難した(ロイター)。同監視団によれば、ワウ市やその周辺では、特定民族を対象とした軍事活動が行われた結果この二年で10万人以上の市民が避難している(ロイター)

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ジンバブウェ

2017/11/10/Fri

最高裁判事はアメリカのジャーナリストであるマーサ・オドナヴァン氏の保釈を許可した。オドナヴァン氏はソーシャルメディアを通じて政府への抗議運動を呼びかけたとして告訴されていたが、明確な証拠が得られなかったとして保釈が決定された(アルジャジーラ)

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エチオピア

2017/11/10/Fri

11月9日、ハイレマリアム首相は、ここ数年の政治的混乱について、それを焚き付けた政府関係者、政党、個人を今週初めから司法で裁いているとの旨を記者会見で発表した。同首相曰く、政治不安に関与した者の大半はすでに拘留済みとのこと(レポーター)

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ブルンジ

2017/11/09/Thu

国際刑事裁判所(ICC)は、ベンソーダ検察官の要請を認め、ブルンジにおける人権侵害について捜査することを決定。2015年4月以降のンクルンジザ現大統領三選出馬をめぐる騒乱に付随する事件に関し、政府側、反政府側双方の人権侵害について調査する。ブルンジは2017年10月27日にICCを脱退したが、本決定はその影響を受けない。ブルンジを捜査するとのICCの機関決定は、2017年10月25日になされた(ルモンド)

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リベリア

2017/11/09/Thu

11月6日、リベリア最高裁は大統領選前日に選挙の延期を宣言し、野党の不正行為に係る問題が解決するまでは選挙を実施しないとの判決を発表した。同選挙では、ボアカイ副大統領と元代表サッカー選手のGウェア氏の間で決選投票が行われ、サーリーフ大統領の後継が決まる見込みであった(アルジャジーラ)

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エチオピア

2017/11/08/Wed

政府与党(EPRDF)及び野党を構成する15政党は新たに混合型選挙制度を導入する旨で合意した。議会での激しい議論を経て、結果的に単純小選挙区制80%、比例制20%の割合が採用されることとなった(Reporter)。

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ソマリア、米国

2017/11/07/Tue

11月4日のニュースから。ソマリア、米国。米軍関係者によると、同軍アフリカ司令部(AFRICOM)はソマリア国軍との連携のもと、3日(金)に航空機による攻撃を2度行い、ソマリア北東部のISIL(イラクとレバントのイスラム国)要員を複数殺害した模様(アルジャジーラ)

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ジンバブウェ

2017/11/06/Mon

11月6日、ムナンガグワ副大統領が罷免される。背景には、与党ZANU-PF内でのムガベ大統領の後継者をめぐる駆け引きがあり、ムガベの妻グレースと彼女の派閥Generation 40が有力に(ルモンド)

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コンゴ民主共和国

2017/11/06/Mon

11月5日、選挙管理委員会(CENI)のコルネイユ・ナンガア議長が記者会見で選挙日程を発表。2018年12月23日に大統領、下院、州議会選挙を同時に実施する。カビラ大統領の任期は2016年12月で終了しており、2016年12月31日の野党との交渉で、選挙を2017年内に実施することで合意していた。CENIの発表に野党は反発(ルモンド)

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エリトリア

2017/11/02/Thu

10月31日、首都アスマラで対政府抗議活動が行われていたところ、治安部隊が動員され銃撃に発展した。その結果少なくとも28人が死亡した。現地の人道機関関係者によると、抗議活動は政府がイスラーム系の学校に対して宗教教育を制限するなどしたことに対して行われていた模様(BBC, AP)

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ナイジェリア、ロシア

2017/11/01/Wed

10月31日の報道によれば、ナイジェリア政府はロシア国営原子力グループのロザトムとの間で原子力発電所建設の契約を締結した模様。2年以内に建設が開始され、同国中部と南部に各々1基ずつの建設が予定されている。契約額は公表されていないが200億ドル程度とも言われている(BBC)

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エリトリア

2017/11/01/Wed

10月31日、イスラーム学校の閉鎖に抗議するデモに対して警察が発砲。エチオピアに拠点を置く野党によれば、28人が死亡。ただしこの情報は確認されていない。政府は世俗化政策の下であらゆる教育機関を管理下に置こうとしており、イスラーム学校との間で軋轢を繰り返してきた。キリスト教徒もデモに参加したとの情報もある(ルモンド)

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