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2024年10月8日 (火) 17時40分~19時10分(6限目)

第93回 『小政体、国民国家と「モニョミジ・クラスター」』

第93回ASCセミナーは、栗本英世教授に『小政体、国民国家と「モニョミジ・クラスター」』ついてお話を伺います。 お近くの方は、是非ご参加ください。 ◆題目: 『小政体、国民国家と「モニョミジ・クラスター」』 (Small polities, nation-states and the "monyomiji cluster") ◆要旨:南スーダンの南東部には、「モニョミジ・クラスター」(monyomiji cluster)と呼ばれる、10数程の民族集団の社会が存在する。人口数千から数万人規模の小政体である。これらの小政体は、政治制度として首長制(あるいは王制)と階梯式年齢組体系(graded age-set system)の両方を有する、二元的および分節的な構造をもっている。本講演で注目するのは、小政体は国家に抵抗すると同時に、国家を模倣しているという側面である。とくに権力行使の体現である「暴力」に注目して、この小政体の歴史的動態を分析するとともに、現代世界における小政体の意義について考察する。 ◆講演者: 栗本 英世 教授(Prof. Eisei Kurimoto) 社会人類学者、大阪大学名誉教授、人間文化研究機構理事 ◆日時:2024年10月8日(火) 17:40~19:10(日本標準時)/ 8:40~10:10(グリニッジ標準時) ◆場所:ハイブリッド 対面(東京外国語大学 研究講義棟 107教室)& オンライン(Zoomミーティング) ◆使用言語:英語 ◆参加費:無料 【参加をご希望の方は、こちらより事前にお申し込みください。】もしくはQRコードより事前申し込み願います。 定員:対面70名 ・ オンライン300名 申し込み〆切:2024年10月8日(火)正午 ※ 定員に達し次第締め切らせていただきます。 ※ Zoom情報は事前登録の際に登録したメールアドレス宛てに返信メールとして送られます。 ◆共催:日本アフリカ学会関東支部
ASCセミナー
第93回 『小政体、国民国家と「モニョミジ・クラスター」』
2024年9月2日

大石高典准教授出演「みんなで世界を旅しよう! 2024 地球たんけんたい」

今年も、大石高典准教授が、小学生向けワークショップで講師を務めます。「着る!踊る!創る!みんなで世界を旅しよう! 2024 地球たんけんたい in Tokyo ×人類学カフェ」 子供から大人まで異文化を体験し知ることを楽しんでもらえるワークショップ型のイベントです。 今回は、小学生のお子様(親子)〜大人の方も参加いただけますので、是非お誘いの上、お越しください。 PDFはこちらから→ みんなで世界を旅しよう! 2024 地球たんけんたい.pdf 【概要】地球たんけんたいは、 子どもから大人まで楽しめる、ロールプレイ、民話鑑賞、創作活動などを通じ教室をフィールドに見立て、人類学者や俳優らとみんなでモノゴトを創り、動き、話し、新しい世界を知る体験型ワークショップです。 【プログラムと日程】 ①2024年10月13日(日) アフリカの森で狩りをしよう!(カメルーン) アフリカの森の奥深くには、動物を狩って皆で分け合い、リズムがまじりあう歌を歌い踊り、精霊と対話するバカという人々が暮らしています。バカの森を体験したい人、集まれ! ②2024年12月8日(日) バリ島の仮面で変身しよう!(インドネシア・バリ) 儀礼、演劇、遊び、様々な場面で仮面が登場するバリ島。仮面をかぶり、村人や動物や魔物に変身し、即興劇トペンを一緒に作ろう。演劇の経験がなくても大丈夫。バリ世界を探検したい人、集まれ! ●午前の部:10:30~12:45 (10:00受付開始 10:15 までに来場ください)  小学1年生以上どなたでも(親子や大人のみ参加も歓迎!) ●午後の:14:30~16:45 (14:00受付開始 14:15までに来場ください)   18才以上どなたでも。(大学生・大人の方で旅をしよう!)  (ワークショップ開始前に民族衣装を着用頂く時間のため15分前までにお越しください) ●定員:各回15名:(アフリカの森・バリ島 どちらか一方へのお申し込みも大歓迎です) ●場所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所マルチメディアセミナー室(306) (東京都府中市朝日町3-11-1)西武多摩川線多摩駅から徒歩5分その他、京王線飛田給駅、調布駅、武蔵野台駅からのバスもご利用頂けます。 → 交通案内 ●参加費:無料  ●申し込み先:下記HPからお申込みください  URL: https://www.tufs.ac.jp/tufisco/ja/2024/08/13/20241013.html    English: URL:https://www.tufs.ac.jp/tufisco/en/2024/08/13/oct_13_sun_dec_8_sun_2024_workshops_lets_hunt_in_african_forests_lets_transform_with_balinese_masks.html ●言語:ワークショップは日本語で行います。マナラボHPからもお申込み頂けます。 (http://manalabo.org/) ●お問い合わせやご質問: 10月13日(アフリカの森)➡ chiba_shukuko[at]tufs.ac.jp(千葉) 12月8日(バリ島の仮面)➡ tomoko.murase[at]tufs.ac.jp(村瀬)(※[at]を@に変えて送信してください。) 【持ち物 飲み物】動きやすい服装でお越しください。会場(カーペット敷)では靴を脱いで参加頂く予定です。 【演者・制作】 ■ アフリカの森で狩りをしよう!:大石高典(東京外国語大学)、F.ジャパン(俳優・劇団衛星) ■ バリ島の仮面で変身しよう!:吉田ゆか子(東京外国語大学)、長澤英知(即興俳優 / ナレーター / MC)、弓井茉那(俳優・BEBERICA) ■ 両方出演:園田浩司(新潟大学/ マナラボ副代表)、矢野原佑史(京都大学/ マナラボ音響監督)、飯塚宜子(京都大学/ マナラボ代表) ※ 演者はやむを得ない事情により、交代することがあります。 ●共催:東京外国語大学フィールドサイエンスコモンズ(TUFiSCo)、マナラボ 環境と平和の学びのデザイン、日本学術振興会科学研究費基盤研究(C)「パフォーマンスによるフィールドの共創的再現:人類学的教育実践の協働と展開」(代表:飯塚宜子)、日本学術振興会科学研究費若手研究「学校教育の知識観がアフリカ狩猟採集社会にもたらす影響に関する言語社会化研究」(代表:園田浩司)、日本学術振興会学術知共創プログラム「身体性を通じた社会的分断の超克と多様性の実現」(代表:床呂郁哉)、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所基幹研究人類学「社会性の人類学的探究:トランスカルチャー状況と寛容/不寛容の機序」 ●協力:京都大学東南アジア地域研究研究所、東京外国語大学現代アフリカ地域研究センター、地域研究コンソーシアム(JCAS)
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大石高典准教授出演「みんなで世界を旅しよう! 2024 地球たんけんたい」
2024年8月28日

東京外国語大学の公開講座「TUFSオープンアカデミー」

東京外国語大学の公開講座「TUFSオープンアカデミー」が秋から開講されます! オンライン開講ですので、インターネット環境さえあればどこからでも受講できます。 ぜひ受講をご検討ください。 また、関心をお持ちのご友人・お知り合いにご案内ください。 https://tufsoa.jp 10月開始の秋期間講座で下記のアフリカ諸言語に関連するオンライン講座を開講します。 語学講座のほかにアフリカ関係の教養講座もあります。 【申込受付を9月8日(日)まで延長】です。奮ってご参加ください! アカン語中級以上 アカン語(中級以上)Ⅱ(CEFR B2)聞くこと, 読むこと, やりとり | 古閑 恭子 | 公開講座 東京外国語大学 オープンアカデミー 東京都府中市 tufsoa.jp アフリカーンス語初級 アフリカーンス語初級Ⅱ(CEFR PreA1-A1) | 山藤 顕 | 公開講座 東京外国語大学 オープンアカデミー 東京都府中市 tufsoa.jp アフリカーンス語初中級 アフリカーンス語初級Ⅱ(CEFR PreA1-A1) | 山藤 顕 | 公開講座 東京外国語大学 オープンアカデミー 東京都府中市 tufsoa.jp アムハラ語初中級 アムハラ語(エチオピア)初中級Ⅱ(CEFR A2) | 若狭 基道 | 公開講座 東京外国語大学 オープンアカデミー 東京都府中市 tufsoa.jp スワヒリ語(初級) スワヒリ語初級Ⅱ(CEFR PreA1-A1) | 角谷 征昭 | 公開講座 東京外国語大学 オープンアカデミー 東京都府中市 tufsoa.jp スワヒリ語(初中級) スワヒリ語初中級Ⅱ(CEFR A2) | 井上 真悠子 | 公開講座 東京外国語大学 オープンアカデミー 東京都府中市 tufsoa.jp ヨルバ語(初級) ヨルバ語初級Ⅱ(CEFR PreA1-A1) | 塩田 勝彦 | 公開講座 東京外国語大学 オープンアカデミー 東京都府中市 tufsoa.jp 西アフリカ・ピジン英語初級 西アフリカ・ピジン英語初級Ⅱ(CEFR PreA1~A1) | 塩田 勝彦 | 公開講座 東京外国語大学 オープンアカデミー 東京都府中市 tufsoa.jp 他にもこんな珍しい講座があります: 古代エジプト語(初級) 古代エジプト語初級Ⅱ | 肥後 時尚 | 公開講座 東京外国語大学 オープンアカデミー 東京都府中市 tufsoa.jp 古代エジプト語(初中級) 古代エジプト語初中級Ⅱ | 肥後 時尚 | 公開講座 東京外国語大学 オープンアカデミー 東京都府中市 tufsoa.jp コプト・エジプト語(初中級) コプト・エジプト語初中級Ⅱ | 宮川 創 | 公開講座 東京外国語大学 オープンアカデミー 東京都府中市 tufsoa.jp またアフリカ関連教養講座としては、こんな講座もあります。 ウォロフ語からセネガルの社会と文化を知ろう ウォロフ語からセネガルの社会と文化を知ろう | 池邉 智基 | 公開講座 東京外国語大学 オープンアカデミー 東京都府中市 tufsoa.jp
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東京外国語大学の公開講座「TUFSオープンアカデミー」
2024年2月21日

第6回日本・南アフリカ大学フォーラム(SAJU6)開催決定

第6回南アフリカ日本大学フォーラム開催が決まりました。 ◆開催日:2024年8月27日〜29日 ◆開催地:ステレンボッシュ大学、南アフリカ 詳しくは、以下のサイトからご覧ください。 【https://www0.sun.ac.za/japancentre/6th-south-africa-japan-university-forum-saju-6/】  Call for Papersがアナウンスされています。(締切り:2024年3月28日) 〜日本・南アフリカ大学フォーラムとは〜 目的:高等教育分野における南アフリカ共和国と日本の間の学術交流・協働の枠組み構築を目的とする。共同研究、学生・教員・研究者交流、学生の共同指導を含む日本と南アフリカの大学・研究者間の学術交流の促進(マッチング)を目指す。 経緯:2007年広島で第1回SAJUフォーラム開催、翌2008年にケープタウンで第2回が開催された。2017年7月に第3回が東京(国際交流館)にて開催された。2019年5月第4回がプレトリア大学にて、従前の学長会議形式に代わり学術セミナー形式で開催された。第5回は、第4回同様に研究発表を中心として「学術セミナー」形式で行われた。 2024年8月27日~29日にステレンボッシュ大学が主催する第6回SAJUフォーラムは、研究・イノベーションにおける複数の機関パートナー間の対話を強化・拡大することを目的としている。このフォーラムは、第5回SAJUフォーラムで発表された、協力関係の深化と拡大に向けたコミットメントを出発点としている。
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第6回日本・南アフリカ大学フォーラム(SAJU6)開催決定

Africa Today今日のアフリカ

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2024/09/16/Mon

アフリカで競合する「ミドルパワー」

 8月30日付ファイナンシャルタイムズ(FT)紙社説は、「ミドルパワー」の競合という観点からアフリカをめぐる国際関係を整理している。  近年、トルコ、ブラジル、ロシアといった「ミドルパワー」がアフリカ諸国への進出を競い、これによってアフリカ側は投資誘致先や戦略的パートナーの選択肢を増やしている。  長年、アフリカ諸国のパートナーは、ヨーロッパの旧宗主国が中心だった。しかし、フランスの例が示すように、旧宗主国の対応はアフリカ側から反感を持たれる結果となっている。  アメリカは冷戦終結後、次第にアフリカとの関係を薄めている。アフリカは遠く、米国内の厳格な反汚職法制のために投資が難しくなっている。米国政府は、アフリカをほぼ安全保障の観点からしか見ていない。  米欧の影響が薄れて空白が生まれ、そこに中国をはじめ、インドや湾岸諸国も含む多くの国々が関与する結果となっている。  アフリカには資源があり、国連でも投票を通じて影響力を行使できる。市場としての魅力が大きく、エネルギー転換のためにコバルト、リチウム、マンガン、銅などの鉱物資源への需要が高まっていることも、アフリカ進出への競争を強める要因となっている。  これはアフリカ側から見れば選択肢の増加だが、危険も無視できない。新興国の投資は、先進国のような厳しい審査プロセスを欠いている。漁業や鉱業部門では中国企業の搾取的な行動が指摘されているし、債務持続性を度外視した貸付や採算に合わない投資などの弊害も無視できない。  さらに、アラブ首長国連邦によるスーダン内戦への介入、ロシアによるアフリカ諸国への傭兵派遣のように、「ミドルパワー」が影響力を高めようとするなかで軍事物資を流し込み、紛争が激化する状況もある。  このFTの社説は、欧米知識人の視点からアフリカをめぐる競合の現状を捉えているが、考えさせられる点も多い。確かに、グローバリゼーションが進むなかでアフリカに生まれた経済機会を最大限活用したのは、「ミドルパワー」の国々だったと言えるだろう。アフリカの投資環境に先進国企業が二の足を踏むなかで、貿易投資関係を顕著に深化させたのは、中国をはじめとする新興国だった。  こうした国々はいわば市場主導でアフリカとの関係を深めてきたのである。しかし、その一方で、紛争や貧困、環境など、市場だけでは対応できない問題が深刻さを増している。こうした問題への対応においてこそ、先進国や国際機関の役割が必要とされるのではないだろうか。(武内進一) 東京外国語大学現代アフリカ地域研究センターは、アフリカ人留学生招致のためご寄付をお願いしています。

News & Activitiesお知らせ・活動記録

現代アフリカ教育研究支援基金へのご協力のお願い

アフリカから留学生を呼ぼう! アフリカ諸国から留学生を招致するために東京外国語大学 現代アフリカ地域研究センター で支援金を募っています。ぜひご協力をよろしくお願いいたします。 現代アフリカ教育研究支援基金 リーフレット留学生招致の取組 現代アフリカ地域研究センター・センター長武内進一
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【TUFS学生限定】秋学期招へい者による専門科目開講

2024年9月4日
チャールズ・ピレンペ博士が2024年10月に来日し、10月1日より外国人研究員(客員准教授)として着任されます。2025年1月下旬までの4カ月と少しの間、日本に滞在されます。 チャールズ・ピレンペ客員准教授は、学部の授業を受け持ちます。研究に取り組んでおられるアフリカの宗教とパブリックガバナンスをテーマに講義してくださります。また、ASCセミナーなど公開セミナーでもお話しいただく予定です。 大学院生も受講できますのでぜひ受講をご検討ください。 ◆科目名:国際協力論2 ◆授業題目: アフリカの宗教とパブリックガバナンス (Religion and public governance in Africa) キーワード:宗教、政治、アフリカ、世俗化、キリスト教ナショナリズム ◆講師名:Visiting Associate Professor. Charles Prempeh (チャールズ・ピレンペ客員准教授) ◆開講学期:2024年度秋学期 ◆開講曜限:火曜日・2限目(午前10:10~11:40) 教室(未定) ◆時間割コード:19423053 ◆使用言語:英語 ◆開講形態:対面 ◆詳細はシラバスをご覧ください。 QRコードはこちら:
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【TUFS学生限定】秋学期招へい者による専門科目開講

グロリオーズ先生が帰国しました

2024年7月31日
2024年度春学期に招へい客員教授として講義を担当してくださったグロリオズ・ウムジラネンゲ先生が、任期を終えて帰国されました。 国際社会学部の専門科目・国際協力論1として「気候変動と開発 (Climate Change and Development)」では、大変興味深い講義を行なっていただき、40名を超える学生が履修しました。 外大での講義だけではなく、ASCセミナーや京都大学、広島大学のセミナー、アフリカ専攻の学生のクラスにも登壇していただきました。 また、日本でお目にかかる機会を楽しみにしています! (写真:帰国出発日当日 July31st ASCにて) グロリオーズ先生がこの日着ていた服はルワンダで作られたもの。ルワンダでは各先進国からの中古衣料輸入を禁止している。 https://www.tufs.ac.jp/asc/information/post-722.html
研究活動
グロリオーズ先生が帰国しました

Farewell Open Lunch for exchange students & Assoc.Prof.Gloriose UMUZIRANENGE

2024年7月10日
2024年7月10日にASCセンターと「大学の世界展開力強化事業(アフリカ)」が、グロリオズ先生と今学期で交換留学期間を終える留学生7名を見送るフェアウェルオープンランチを開催しました。参加できた留学生全員が、日本に滞在し勉強し経験したことなどの感想を一人ひとり、ランチをしながら話をしてくれました。 プロテスタント人文・社会科学大学(PIASS) から、MBURUKAGA Moses Richard Anthony(ブルカガ)さん、NYAMPINGA Grace Marie(グレース)さんの2名、ザンビア大学からMUZUNGAILE Toose(トーセ)さん、TEMBO Rita(リタ)さん、Mupelwa NAMFUKWEさん(ムペルワさん)、Peggy CHAMUCISA(ペギー)さんの4名、ガーナ大学からのCondoleessa Naa Akuyea ADDY(リサ)さんの7名が無事に日本での留学期間を終え帰国します。 グロリオズ客員准教授も7月末に任期を終え帰国されます。 帰国してからも日本とアフリカの架け橋として皆さんのご活躍をお祈りしています。
留学生招致
Farewell Open Lunch for exchange students & Assoc.Prof.Gloriose UMUZIRANENGE