2025年7月3日(木) 17時40分~19時10分
第104回『南部アフリカにおける国境を越えた人の移動の歴史と現在 ――4世代にわたるマラウイ移民の経験を通して』
第104回ASCセミナーは、今年4月より東京外国語大学・現代アフリカ地域研究センターに着任された佐藤千鶴子教授が登壇します。佐藤教授が研究する移民労働など(南アフリカ圏)についてお話いただきます。
是非、お近くの方は足をお運び下さい。Zoomでもご参加いただけますので、ぜひ事前登録をお願いします。※事前登録時の自動返信にてZoom情報をお送りしています。
題名:『南部アフリカにおける国境を越えた人の移動の歴史と現在 ――4世代にわたるマラウイ移民の経験を通して』
概要: グローバルな移民研究では、「南から南へ」の移動の重要性が指摘されている。1994年の民主化前後からアフリカ大陸内外の多くの国々から移民を惹きつけるようになった南アフリカは、アフリカにおける国際移動の中心地のひとつである。とはいえ歴史的に見れば、南アフリカは19世紀末から国際移動のリージョナルなハブであり、同国の近代化を率いた金鉱業では、南部アフリカの植民地各国で斡旋された移民労働者が多数雇用されていた。 本セミナーでは、マラウイ北部の村落に住む移民送出し世帯と、南アフリカのジョハネスバーグ市で非正規移民として生活するマラウイ人への聞き取り調査をもとに、20世紀初頭から今日に至るまでの4世代にわたるマラウイ人の移民経験の変遷について報告する。さらに、この地域から南アフリカへの移民労働が1世紀以上にわたり継続してきた理由とそれを支えるメカニズムについて考察する。
◆講演者: 佐藤 千鶴子教授(東京外国語大学 大学院総合国際学研究院 教授・現代アフリカ地域研究センター)◆日時:2025年7月3日(木) 17時40分~19時10分(6限)◆場所:ハイブリッド方式 対面(東京外国語大学 研究講義棟 1階 107教室)& オンライン(Zoomミーティング)アクセス:https://www.tufs.ac.jp/abouttufs/contactus/access.html◆使用言語:日本語◆参加費:無料【参加をご希望の方は、こちらより事前にお申し込みください。】もしくはQRコードより事前申し込み願います。
定員:対面110名 ・ オンライン300名
申し込み〆切:2025年7月3日(木)正午 ※ 定員に達し次第締め切らせていただきます。※ Zoom情報は事前登録の際に登録したメールアドレス宛てに返信メールとして送られます。
◆共催:日本アフリカ学会関東支部
ASCセミナー
