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Newsお知らせ

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2019年1月24日(木)17:40~19:10

京大との共同セミナーでズールーの卜占を考察します

現代アフリカ地域研究センターと京都大学アフリカ地域研究資料センターは、共同主催セミナー、第9回TUFS-KUセミナーを開催します。本セミナーは、日本アフリカ学会関東支部との共催となります。 今回は、韓国外国語大学アフリカ研究所のチャン・ヨンギュ所長を講師としてお迎えします。チャン博士は現在、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科の客員教授として、日本に滞在中です。 宗教の人類学的研究において、妖術・呪術研究は豊富な研究蓄積があるものの、他方で卜占は、単に妖術告発のための手段(託宣)としてのみ理解されるなど、比較的軽視されてきた経緯があります。チャン博士は、ズールーの卜占の施術師「イサンゴマ」やその手法のひとつ「ウクブーラ・ンガタンボ」を紹介しながら、卜占の論理的過程を考察。また、その知識がいかに構築されているかを示すために「ウクブーラ・ンガタンボ」の構造の解釈を試みます。 ◆講演者: チャン・ヨンギュ博士(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科/客員教授、韓国外国語大学アフリカ研究所/所長) ◆演 題:"A system of knowledge in action": The Logical Process and Cognitive interpretation of Zulu divination ◆要 旨:The subjects of divination and of diviners have been relatively neglected in the anthropological study of religion when one considers the volume of publication that has been devoted to witchcraft and sorcery. Under this circumstance, divination systems are merely regarded in terms of a process of confirming witchcraft accusation in a broad social and political context. Diviners have also been sidelined in other ways. The derogatory term, witchdoctor, was for too long accepted within the earlier agnostic bias of anthropologists as if witch detecting is the sole mission of the diviner. Consequently, divination systems and diviners are conceived as something illogical and irrational mechanisms and agents of the mystically embedded world. The aim of my presentation is to show the logical process of divination by introducing the divinatory practice of isangoma, a Zulu diviner, who casts amathambo, divining bones, in order to diagnose client's problem. Divining bones are the principal apparatus of divination among Zulu diviners and the logical process of divination is to resolve the disorder caused by various malevolent agents and put this disorder back to the normal. This divination is performed in a unique way by casting divining bones on a divining mat and read the configuration of them. The interpretation of divination is complicating since the divinatory séance is full of symbolism and knowledge which are firmly rooted in the worldview of the Zulu. In this presentation, I am going to introduce a popular Zulu divination, ukubhula ngathambo, and try to interpret the configuration of divination in order to show the unique way of constructing divinatory knowledge. ◆キーワード:Amathambo, Divination, Divinatory knowledge, Isangoma, Symbolism, The Zulu, Ukubhula ngathambo ◆日 時:2019年1月24日(木)17:40~19:10 ◆場 所:東京外国語大学 研究講義棟102教室 ◆言語:英語 ◆参加費:無料 ◆事前申し込み:不要(どなたでも参加できます) ◆共同主催:京都大学アフリカ地域研究資料センター ◆共催:日本アフリカ学会関東支部
京大との共同セミナーでズールーの卜占を考察します
2019年1月15日(火) 17:40~19:10

ガーナの経済に関するセミナーを開催

現代アフリカ地域研究センターでは、日本アフリカ学会関東支部との共催で第29回ASCセミナーを開催します。今回お招きするのは、米国オハイオ州にあるマイアミ大学より、サブサハラ地域の政治経済や資源政策、開発などを専門とするナーボレ・サッキーフィオ博士。 サッキーフィオ博士は本セミナーで、ガーナと日本、そしてガーナと中国の経済的関係に着目。持続可能な発展のために、ガーナが自らの主体性をどう確保するか、また日本の経済成長から何を学ぶべきかを考察します。 ◆講演者:ナーボレ・サッキーフィオ博士(オハイオ州立マイアミ大学教養学部国際・異文化研究学科/助教授) ◆演 題:Negotiating power and agency in Ghana's Asian nexus ◆要 旨:Frequently touted for its stellar credentials grounded in stable democratic governance and a robust track record of development, Ghana courts its growing status as one of the fastest growing economies. This lecture broadly explores economic ties between Ghana and Japan as well as China's pivot to Ghana. I examine lucrative partnerships with China to argue that Ghana's ascendance will depend on how well it protects its agency in an era where 'runaway' development and resource politics may imperil Ghana's promise in the 21st century. In addition, I contend that despite the difficulty of replication, Japan's trajectory offers potent institutional lessons that augur well for Ghana's sustainable development. ◆日 時:2019年1月15日(火) 17:40~19:10 ◆場 所:東京外国語大学研究講義棟104教室 ◆言語:英語 ◆参加費:無料 ◆事前申し込み:不要(どなたでも参加できます) ◆共催:日本アフリカ学会関東支部
ガーナの経済に関するセミナーを開催
2019年1月9日(水)16:00~17:30

アフリカでの平和維持活動に関するセミナー開催

現代アフリカ地域研究センターでは、日本アフリカ学会関東支部との共催で第28回ASCセミナーを開催します。今回は、国際連合マリ多元統合安定化ミッションのDDR担当官を務める山口正大氏と、本学大学院総合国際学研究科の博士後期課程に在籍する今井ひなた氏をお迎えし、アフリカにおける平和維持活動に関して報告していただきます。 ◆テーマ:New Development of Security Governance in Africa ◆プログラム: 16:00~16:30UN Peacekeeping Operations in 'new' operational environment: Experience from MINUSMA("新たな"活動環境における国連平和維持活動―国際連合マリ多元統合安定化ミッション(MINUSMA)の事例より―)山口正大(国際連合マリ多元統合安定化ミッション/DDR担当官) 16:30~17:00Principle of Subsidiarity in the context of African Peace and Security Architecture: The Evolution of African Peace Operations and the Standby Force(アフリカ平和・安全保障アーキテクチャーにおける補完性原理:平和活動とアフリカ待機軍の進展についての考察)今井ひなた(東京外国語大学大学院総合国際学研究科/博士後期課程) 17:00~17:30ディスカッション ※各タイトルをクリックすると要旨(日・英)が見られます。 ◆日時:2019年1月9日(水)16:00~17:30 ◆場所:東京外国語大学 研究講義棟111教室 ◆言語:英語(質問は日本語でも可) ◆参加費:無料 ◆事前申し込み:不要(どなたでも参加できます) ◆共催:日本アフリカ学会関東支部
アフリカでの平和維持活動に関するセミナー開催
2018年12月21日(金)17:40~19:10

映画「ズールー戦争」に関するセミナー開催決定

現代アフリカ地域研究センターでは、2018 年10 月より4か月間、本学に招へい中のガイルーニサ・パレケール博士を招いて第27 回ASC セミナーを開催します。パレケール博士は、プレトリア大学歴史遺産学科の上級講師です。 1879 年にロークス・ドリフトで起きた大英帝国対ズールー王国の戦いを描いた英国製作の歴史スペクタクル「ズールー戦争」(1964)。現在でも、英国でテレビ放映やリバイバル上映がされているだけでなく、ファンサイトが作成されたりYouTube にクリップがアップされるなどしています。パレケール博士は、このようなデジタル媒体による作品の情報浸透が、現代における歴史研究と歴史教育にどのような影響を及ぼしているのかを解説します。 ◆演題:New Media, New History?: Some reflections on Zulu and its afterlife in historical studies ◆講演者:ガイルーニサ・パレケール博士     (東京外国語大学/客員教授、プレトリア大学/上級講師) ◆要旨:This presentation explores the digital afterlife of the British film Zulu (1964) which is a filmic representation of the battle between the British and the Zulu at Rorke's Drift in 1879; in particular the article, on which this presentation is based, seeks to engage with what this digital afterlife means for the discipline of history more broadly, but more specifically the 'historium sanctum' of the discipline, namely, the archive. Or, following Andrew Hoskins' (2011) borrowing of Chris Anderson's concept of the 'long tail', this article considers the ways in which new digital media revitalise and repackage the past for consumption by a new category of 'prosumers' (Hoskins, 2011). The long tail and digital afterlife of the film is constituted through periodic public screenings of the film in British cinemas, on British television, by military enthusiast and fans of the film such as Henry Coleman who set up zulufilmstore.com, a website dedicated to the film. Apart from these, YouTube is another significant contributor to the film's afterlife. While YouTube does not provide access to the film in its entirety, it provides several clips and the ubiquitous comments from visitors. Collectively, these are the primary sources of this research and thus, the digital archive comprised of both 'specialist' knowledge and information as well as 'popular' commentary and opinions. Within this framing, the article is an exploratory engagement with the concept of the digital archive, public and professional history and its implication for the discipline of history. ◆日 時:2018年12月21日(金)17:40~19:10 ◆場 所:東京外国語大学 研究講義棟322教室 ◆言語:英語 ◆参加費:無料 ◆事前登録:不要(どなたでも参加できます)
映画「ズールー戦争」に関するセミナー開催決定

Africa Today今日のアフリカ

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2019/01/17/Thu

コンゴ選挙の不正を裏付けるデータ

1月15日付ファイナンシャルタイムズ紙は、コンゴ民主共和国大統領選挙の結果発表に重大な不正があったと結論付けた。同紙によれば、カトリック教会の調査に加えて、同紙が独自に入手したデータがいずれも、チセケディではなくファユルの大差での勝利を示している。カトリック教会の組織であるCENCOは総投票数の43%をカバーする調査を実施しているが、同紙はファユル陣営の人物(名前は明かされていない)から、CENI中央のデータベースから入手した62,716台分の投票機器分のデータ(総投票数の86%をカバー)を入手した。2つのデータを突き合せたところ、相関係数が0.976~0.991を示し、両者はほぼ一致した。いずれもファユルが6割前後の得票率(59.4%、62.8%)で圧倒的勝利を収め、チセケディのそれは2割に満たなかった。選挙管理委員会(CENI)によるチセケディ勝利の発表がいよいよ疑われる事態である。 CENIの不正はカビラ政権の意を受けたものだから、チセケディがカビラと裏取引をしたとの見解はますます強まり、チセケディは人々の信頼を得られないだろう。選挙監視団を送った南部アフリカ開発共同体(SADC)は、挙国一致政権を樹立するよう働きかけている。しかし、ファユル陣営とチセケディ陣営が折り合いをつけることができるか、またこの混乱した状況のなかでカビラ陣営はどう動くのか。先が読めない状況になってきた。

Activities活動記録

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第29回ASCセミナー「Negotiating power and agency in Ghana's Asian nexus」ナーボレ・サッキーフィオ博士(オハイオ州立マイアミ大学教養学部国際・異文化研究学科/助教授)

本セミナーでは、ガーナと日本そして中国の経済関係に着目し、ガーナの持続可能な発展についての考察がなされました。報告ではまず、日本と中国の対ガーナ政策の比較をおこなうことで、ガーナの主体性確保の視点から考察が加えられました。また、ガーナの持続的な発展を考えるとき、統制のとれた官僚主義や技術革新など、日本や中国の経験から学ぶべき点があることが示されました。会場からは多くの質問が寄せられ、時間いっぱいまで議論が交わされました。
ASCセミナー
第29回ASCセミナー「Negotiating power and agency in Ghana's Asian nexus」ナーボレ・サッキーフィオ博士(オハイオ州立マイアミ大学教養学部国際・異文化研究学科/助教授)

第28回ASCセミナー「New Development of Security Governance in Africa」山口正大(国際連合マリ多元統合安定化ミッション/DDR担当官)、今井ひなた(東京外国語大学大学院総合国際学研究科/博士後期課程)

第28回ASCセミナーでは、国連マリ多元統合安定化ミッションでDDR担当官を務める山口正大氏と、本学大学院総合国際学研究科の博士後期課程に在籍する今井ひなた氏を講師としてお迎えしました。まず、山口氏のご発表(「UN Peacekeeping Operations in 'new' operational environment: Experience from MINUSMA」)では、アフリカの国連平和維持活動における時代ごとの変化について整理されたのち、マリの国連ミッションであるMINUSMAが現下行っている活動の概要につき説明がありました。また、同ミッションが直面する課題がどのようなものであるかについても、DDR関連の事例等を挙げつつご報告されました。 続いて、今井ひなた氏のご発表(「Principle of Subsidiarity in the context of African Peace and Security Architecture: The Evolution of African Peace Operations and the Standby Force」)では、まず、アフリカ連合におけるアフリカ平和安全保障アーキテクチャー及びアフリカ待機軍の概要につき述べられました。ブルンジやマリ等の事例に触れつつ、アフリカ各地の地域機構と同軍の連携の仕方や、活動の諸課題がどのようなものかを説明されました。 フロアからは多くの質問が寄せられ活発な質疑応答が行われました。
ASCセミナー
第28回ASCセミナー「New Development of Security Governance in Africa」山口正大(国際連合マリ多元統合安定化ミッション/DDR担当官)、今井ひなた(東京外国語大学大学院総合国際学研究科/博士後期課程)

松波康男【論考】「南スーダンにおける紛争解決合意 (ARCSS)」署名を巡る IGAD 加盟国の関与

◆発表者:松波康男 ◆発行日:2019年1月7日 ◆発表媒体:『アフリカ・レポート』57, pp.1-12 ◆タイトル:「南スーダンにおける紛争解決合意 (ARCSS)」署名を巡る IGAD 加盟国の関与 ◆要約:2011年に南スーダンは分離独立を果たしたが、そのわずか2年後、サルバ・キール大統領率いるSPLM/A と、リアク・マシャール前副大統領率いるSPLM/A-IOとの戦闘が勃発した。この際、和平調停の役割を担ったのが IGAD だった。和平協議は和平合意文書へのキールらの署名という形で結実したが、1 年を待たずに両軍による戦闘行為が勃発し、合意文書は死文化した。本稿では、合意文書の締結を巡り周辺国に生じた力学を整理し、合意締結後南スーダンで勃発した武力衝突に対する国際的要因を検証することを通じて、紛争解決に対する地域機構加盟国の関与のあり方を考察した。
研究成果

駐日レソト王国大使来訪

2019年1月9日(水)
1月9日、在日レソト王国大使館から、パレサ・モセツェ大使が本学にお越しになり、南部アフリカ開発共同体(SADC)大使によるリレー講義で講師を務められた後、当センターに来訪されました。パレサ大使は、武内センター長らと研究者間の交流のあり方につき意見交換を行いました。また、大使は本校でのリレー講義を評価されつつ、来年も参加したいと意欲を示されました。
センターの活動
駐日レソト王国大使来訪