言語技能に関連するお知らせ

言語技能入門I 全講義修了

7月23日の「言語技能入門I」まとめをもって1学期全講義を終了しました。
教室でも説明、案内しましたが、2学期には「言語技能入門II」が開講されます。
開講予定言語は、英語、スペイン語、ロシア語、中国語、朝鮮語、日本語(外国人学生用)
の6言語です。受講希望者は、2学期の登録期間に新たにWeb登録してください。

7月9日 西村明夫さんの授業終了

7月9日(月)西村明夫さんの授業「コミュニティ通訳者としての文化の翻訳 医療通訳システムと多文化共生を考える」が終わりました。
西村さんがプログラム・アドバイザーをお勤めになっている「NPO法人 MICかながわ」の概要、医療通訳の現状、海外先進地域との比較、会議通訳と医療通訳の比較、医療通訳の成立条件、求められるコミュニティ通訳者像など、この分野における最先端の興味深いお話をしていただきました。
今回をもって実質講義は終了しました。7月23日(月)は1学期のまとめの授業で、これで全スケジュールが終了します。

7月2日藤谷純子さんの授業修了

7月2日(月)藤谷純子さんの授業「コミュニティ通訳者としての文化の翻訳」が終わりました。
藤谷さんがコーディネーターをされている武蔵野市国際交流協会のサポートプログラムを中心に、コミュニティ通訳者の役割と意義などについてお話ししていただきました。

6月25日(月)前田節子さんの授業終了

6月25日(月)前田節子さんの授業「医療現場での通訳実践(2)」が終わりました。
先週に続き、今回もワークショップ形式で、コミュニティ通訳者として相手の立場を理解することの大切さ、難しさ、対人関係のスキルを培うことの重要さなどをお話ししていただきました。
授業で使用したシナリオは以下の通りです。
事例研究シナリオ

6月18日(月)前田節子さんの授業終了

6月18日(月)前田節子さんの授業「医療現場での通訳実践(1)」が終わりました。
ワークショップを取り入れ、一般的に通訳に必要な「記憶力」と、特にコニュニティ通訳に関係する「共感」についてお話をしていただきました。レジュメはありません。
来週、引き続き、前田さんによる「医療現場での通訳実践(2)」の授業が行われます。

6月11日の授業終了

6月11日(月)の松野勝民さんご担当の授業「外国人にとっての医療制度」が終了しました。
神奈川県における外国人と医療問題を中心に、さまざまな資料をパワーポイントで示しながらの包括的で具体的なお話でした。「外国人にとっての医療制度」の現状がよくわかる明快な講義内容でした。
パワーポイント資料を必要とする場合はセンターまで問い合わせてください。

6月4日の授業終了

6月4日の授業「司法現場での通訳実践」は終了しました。
レジュメを以下に掲載します。
レジュメ

5月28日の授業終了

5月28日の「通訳人から見た司法用語」の授業が終了しました。
レジュメは以下の通りです。
レジュメ

5月21日早川秀樹さん授業終了

早川秀樹さんの「外国籍児童生徒の求める通訳支援」の授業が終わりました。
授業には、ベトナム語通訳としてコミュニティ支援活動に協力されているグエン・ファン・ティ・ホアン・ハーさん(大学生)にも参加していただき、早川さんとの対話形式で通訳支援について語っていただきました。
以下の2点を中心にお話をしていただきました。
1.学校での子どもへの通訳支援
2.地域・コミュニティでの子どもへの通訳を含めた言語支援

王龍さん講義レジュメ

5月14日(月)王龍さんの講義のレジュメです。

王龍さんレジュメ

5月14日王龍藝群さんの講義終了

王龍藝群さんの講義「教育現場での通訳実践」が終了しました。
兵庫県における外国人の子どもたちの教育支援制度について紹介された後、伊丹市での王龍藝群さんの教育サポーター活動について実践経験を踏まえたお話しをしてくださいました。
王龍さんの講義概要
はじめに
 通訳が必要な児童たちの実情
1.通訳と言葉(母国語と外国語)について
2.教育現場での子どもたち・保護者と通訳の関わり
まとめ
 教育現場での通訳の必要性と今後の課題

王慧槿さんの講義終了

王慧槿さんの講義「外国籍児童生徒支援者から見た教育制度」が終わりました。
データ・資料を効果的に使用されて以下の3点を中心にお話をしてくださいました。
1.学校基本調査のデータ
2.外国籍生徒の実態について(東京)
3.教育を受ける権利

5月14日 王慧槿さんの講義レジュメ

5月14日にご講義いただいた王慧槿さんの配布資料は、以下からダウンロードできます。

王さんレジュメ

王さん資料


4月23日前田節子氏の講義

4月23日に前田節子氏の講義「コミュニティ通訳者に求められる心得・マナー」が行われました。
会議通訳とコミュニティ通訳とでは、コミュニティ通訳の方が大変であるとのこと。それは、コミュニティ通訳にはプロの部分とそれ以外の部分(個人的な話題などを聞いてあげること、など)が求められるからとの理由でした。通訳者として必要なこと、大切なこととして、1)守秘義務があること、2)自分の文化を知ること、3)コミュニケーション能力を養うこと、の3点を指摘されました。特に、コミュニテイ通訳者としてのコミュニケーションの心得を「頭」と「感」をキーワードに具体例を挙げながら興味深く説明されました。

言語技能入門Ⅰ配布資料

4月16日(月)言語技能入門Ⅰの配布資料の内容は以下のとおりです。

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2007年度1学期 多言語・多文化社会論(言語技能入門I)
2007年4月16日(月)
オリエンテーション

1.授業の目的
言語技能を文化の翻訳の観点から、マナー、通訳論、比較制度論などを通して、コミュニティ通訳者の立場における基本認識・態度を学ぶ。

2.授業の全体的なねらい
全体の授業を通して、教育、医療などの分野でコミュニティ通訳者として関わる際に求められる心得・マナーを理解し、それらの現場での実践の様子を具体的
に学び知ることにより、コミュニティ通訳者としての基本的態度を養うとともに、言葉の背景にある文化そのものへの認識をも深めてもらうことをねらいとす
る。

3.授業のすすめ方
・講師紹介 3、4分
・ 講義 約60分
・ 質疑応答 10分
・ コメントシート 10分

4.講義スケジュール
1)4/16 オリエンテーション 川口健一(東京外国語大学)
2)4/23 コミュニティ通訳者に求められる心得・マナー 前田節子(心理カウ
     ンセラー)
3)5/7 外国籍児童生徒支援者から見た教育制度 王慧槿(多文化共生センタ
    ー東京代表)
4)5/14 教育現場での通訳実践 王龍 藝群(兵庫県多文化共生サポーター)
5)5/21 外国籍児童生徒の求める通訳支援 早川秀樹(多文化まちづくり工房
     代表)他
6)5/28 通訳人から見た司法用語 川口健一
7)6/4 司法現場での通訳実践 川口健一
8)6/11 外国人にとっての医療制度 松野勝民(済生会神奈川県病院ソーシャ
     ルワーカー)
9)6/18 医療現場での通訳実践(1) 前田節子
10)6/25 医療現場での通訳実践(2) 前田節子
11)7/2 コミュニティ通訳者としての文化の翻訳(1) 藤谷純子(武蔵野市
     国際交流協会コーディネーター)
12)7/9 コミュニティ通訳者としての文化の翻訳(2) 西村明夫(MICかなが
     わプログラムアドバイザー)
13)7/23 まとめ 川口健一

5.評価方法
毎回授業の際に提出してもらうコメントシートによって評価する。

言語技能入門I ガイダンス終了

2007年度1学期「言語技能入門I」の第1回授業(ガイダンス)を行いました。
受講希望者数が教室サイズを超過しましたので、第2回(4月23日)授業から教室を115室に変更します。
本日の授業で配布した英文資料What does an interpreter do ? は第2回授業の参考資料ですので、来週の授業までに読んでおいてください。また、来週の授業の際にはこの資料を持参してください。
本日のガイダンス用レジュメは出席者全員に行き渡ったことと思いますが、まだの方は次回申し出てください。配布します。

多言語・多文化社会論(言語技能入門I)開講

2007年度1学期開講科目「多言語・多文化社会論(言語技能入門I)」は、総合科目VIとして、4月16日より月曜2限で開講します(113教室)。
言語技能を文化の翻訳の観点から、マナー、通訳論、比較制度論などを通して、コミュニティ通訳者の立場における基本認識・態度を学びます。
実務経験の豊富な方々を講師に招き、実践に裏付けられた言語技能入門をお話ししていただきます。初回の授業には必ず出席するようにしてください。

講義スケジュールは以下の通りです。

4/16 オリエンテーション 川口健一(東京外国語大学)
4/23 コミュニティ通訳者に求められる心得・マナー 前田節子(心理カウンセラー)
5/7 外国籍児童生徒支援者から見た教育制度 王慧槿(多文化共生センター東京代表)
5/14 教育現場での通訳実践 王龍 藝群(兵庫県多文化共生サポーター)
5/21 外国籍児童生徒の求める通訳支援 早川秀樹(多文化まちづくり工房代表)他
5/28 通訳人から見た司法用語 川口健一
6/4 司法現場での通訳実践 川口健一
6/11 外国人にとっての医療制度 松野勝民(済生会神奈川県病院ソーシャルワーカー)
6/18 医療現場での通訳実践(1) 前田節子
6/25 医療現場での通訳実践(2) 前田節子
7/2 コミュニティ通訳者としての文化の翻訳(1) 藤谷純子(武蔵野市国際交流協会コーディネーター)
7/9 コミュニティ通訳者としての文化の翻訳(2) 西村明夫(MICかながわプログラムアドバイザー)
7/23 まとめ 川口健一