社会論入門に関連するお知らせ

学生グループ・プレゼンテーション (2)

今週は、3班、4班、7班、8班にプレゼンテーションをしてもらいました。先週に引き続いて課題は 「災害時(防災を含む)の外国人支援に対する提言」、各班の持ち時間は、10分の発表時間と5分間の質疑応答の時間です。今週も4人の教職員に評価をおこなってもらい、コメント・質問をしてもらいました。各班の評点が班のメンバーの評価になります。

最優秀のプレゼンテーションに選ばれたのは「一般ぴーぼー」でした(30点満点中25.6点)。2位は「SKY TREE」、3位は「ドイス」でした。いずれも、分かりやすくて魅力的なスライド、しっかりとした構成、オリジナルな視点があることが評価されました。

Add-on Program「多言語・多文化社会」の科目は、来年度には「多言語・多文化総合プログラム」の名称で開講されます。引き続きぜひ受講されることを期待しています。

学生グループ・プレゼンテーション (1)

今週は、1班、2班、5班、6班にプレゼンテーションをしてもらいました。課題は 「災害時(防災を含む)の外国人支援に対する提言」です。各班の持ち時間は、10分の発表時間と5分間の質疑応答の時間です。今週は4人の教職員に評価をおこなってもらい、コメント・質問をしてもらいました。各班の評点が班のメンバーの評価になります。

いずれの班も一週間という短期間にしっかりとしたプレゼンテーションを準備してくれました。来週は、3班、4班、7班、8班にプレゼンテーションをしてもらいます。

「現場から」の中間総括

今週は、最近の新聞の記事を材料に、「現場から」を中心に2学期の授業を振り返りました。

そのあと、来週と再来週のグループプレゼンテーションの課題と方法を説明しました。

■課題 「災害時(防災を含む)の外国人支援に対する提言」
 パワーポイント・スライドを使用
 データは1月25日にUSBで提出
■日程:
 1月25日 1班、2班、5班、6班
 2月01日 3班、4班、7班、8班
■時間:発表10分+質疑応答8分(計18分以内)
■評価:グループごとにプレゼンテーションを評価し、その点数をグループのメンバーの2学期の評価の部分点とします。

日本語教育の現場から

明けましておめでとうございます。

外国語としての日本語教育は、日本に住む外国人が日本で生活していく力をつけるために大変に重要な役割を果たしています。今週は、東京外国語大学留学生日本語教育センターの伊東祐郎先生に、外国語としての日本語教育の基本を話していただきました。

行政の現場から

今週は今年最後の授業です。

外国人と日常的に接しているという点では、行政はもっとも大事な責任をもつ場となります。今週は「行政の現場から」というテーマで、静岡県国際課のヨコヤマ・マルコスさんに「静岡県における多文化共生への取り組み」という話をしていただき、そのあとグループ・ディスカッションをおこないました。ヨコヤマさん自身が日系ブラジル人3世なので、ご自身の家族についても触れられた具体的な話をうかがうことができました。

次回は、2011年1月11日に日本語教育の現場からの話をしていただきます。

それでは、よい新年をお迎えください。

法律の現場から

今週は、弁護士の山口元一さんに来ていただく予定でしたが、ご都合で来られなくなり、急遽、ピンチヒッターとして同じ弁護事務所の丸山由紀弁護士に来ていただきました。丸山さんは東京外国語大学の卒業生なので、みなさんの先輩になります。在留特別許可をめぐる問題を中心に話をしていただきました。

山口元一さんのメッセージはtwitterでも読めるので、参考にしてください。

医療の現場から

今週は、SHARE国内保健事業部の山本裕子さんにゲスト講師として来ていただき、外国人をめぐる医療現場の課題を語っていただきました。最後におこなったSHARE版「人生ゲーム」では、外国人の視点からの感覚を実感できたように思います。

グループワーク

今週は、これまでの4回の「地域から」の講義を振り返る中間総括です。IOM (International Organization for Migration, 国際移住機関)の「クイズでわかる移民と日本」を使って、グループディスカッションをおこないました。

浜松から(2)

今週の「浜松から(2)」では、今年、浜松市を訪問した東京外国語大学の学生グループに報告をしてもらいました。先週の講義に出てきた場所を実際に訪れ、学生の目で見た印象の報告なので、先週の講義とあわせて考えてもらえると、理解が深まるでしょう。

来週11月23日は外語祭のため休講です。次回は、11月30日に、これまでの「地域から」の講義を振り返る中間総括をおこないます。

浜松から(1)

今週は「浜松から(1)」として、財団法人浜松国際交流協会(HICE)・浜松市多文化共生センターのさんに来ていただき、外国人集住都市の一つである浜松市における地域による外国人との共生の取り組みについて語っていただきました。

川崎から(2)

今週は「川崎から(2)」として、川崎市ふれあい館の金迅野さんに、地域の視点からお話をしていただきました。在日コリアン、イカロスの墜落、そして継承と、トピックが変わっていくうちに一本の筋道が見えてくるお話でした。

来週は「浜松から(1)」として、財団法人浜松国際交流協会(HICE)・浜松市多文化共生センターのさんに来ていただき、外国人集住都市の一つである浜松市における地域による外国人との共生の取り組みについて語っていただきます。

川崎から(1)

今週は「川崎から(1)」として、川崎市の学校で外国人の子どもたちへの日本語指導にたずさわっておられる高橋悦子さんをゲストスピーカーとしてお招きし、「川崎の学校で学ぶ外国人の子ども達」というタイトルでお話をしていただきました。

日本語指導者としてどのようなスキルが必要とされるか、グループディスカッションでじっくりと考えてもらいました。

来週は「川崎(2)」として、川崎市ふれあい館の金迅野さんに、地域の視点からお話をしていただく予定です。配付したリーディングス資料はしっかりと読んできてください。

グループワーク

今週からはグループに分かれます。グループ分けの掲示を見て、グループごとに着席してください。

そのうえで、本学多文化コミュニティ教育支援室の国際理解教育専門職員の木下さんが、難民をテーマにしたグループワークをおこないました。

最初に、第三国定住で来日したミャンマーからの難民家族のドキュメンタリーを見て、感想を出してもらいました。次に、日本に住む外国人が直面する問題についてグループで話し合ってもらいました。そのあと、日本に定住した最初期の難民であるインドシナ難民のドキュメンタリーを見て、日本の社会が難民を受け入れるために必要なことをグループで話し合ってもらいました。

ミャンマー難民受け入れについては以下のサイトが参考になります。
NHK解説委員室 論点・視点「ミャンマー難民受け入れと日本」が参考になります。

日本社会の難民への取り組みについては以下のサイトが参考になります。
難民事業本部
難民支援協会

来週は、「川崎から」の第1回です。配付した資料をかならず読んでから授業にのぞんでください。

1学期の振り返り

今週は、1学期の「多言語・多文化社会論入門 I」の振り返りをおこないました。日本に住む外国人の背景(出身地、母語、経歴、年齢)が多様であること、それに応じて、日本に住むための在留資格にも様々な種類があることを説明しました。

来週は、グループ分けをしてグループワークをおこないます。

ガイダンス

本日、多言語・多文化社会論入門のガイダンスをおこないました。授業の案内などをおこないました。今回は出席者が定員を超えていなかったので、抽選は行わないことにしました。また、履修するかどうか未定の人が多かったので、グループ分けは来週の出席者に対して行うことにします。

今週、何らかの理由で出席できなかった人もまだ履修可能ですから、来週の授業に出席してください。

2010年度2学期の授業計画

多言語・多文化社会論入門の2010年度2学期の授業計画は次のとおりです。

日付題目・内容講師・ゲスト
110月5日ガイダンス青山 亨(本学)
210月12日日本における多言語・多文化社会(1学期)青山 亨
310月19日ワークショップ木下理仁(本学)
410月26日川崎から(1)高橋悦子(日本語指導等協力者)
511月2日川崎から(2)金迅野(川崎市ふれあい館)
611月9日浜松から (1)松岡真理恵(浜松国際交流協会・浜松市多文化共生センター)
711月16日浜松から (2)学生発表(浜松スタディー・ツァー学習報告)
11月23日外語祭につき休講
811月30日「地域から」の中間総括、グループワーク青山 亨
912月7日医療の現場から山本裕子(SHARE国内保健事業部)
1012月14日法律の現場から山口元一(弁護士)
1112月21日行政の現場からヨコヤマ・マルコス(静岡県)
121月11日日本語教育の現場から伊東祐郎(東京外国語大学留学生日本語教育センター)
131月18日「現場から」の中間総括、グループワーク青山 亨
141月25日学生グループ・プレゼンテーション (1)青山 亨
152月1日学生グループ・プレゼンテーション (2)青山 亨

学生グループ・プレゼンテーション (2)

学生プレゼンテーションの第2部として1-2-5-6-9-10の6班に発表をしてもらいました。青山は海外出張のため北脇先生に進行をお願いしました。

今週で今学期は最後です。有意義な夏休みを過ごしてください。2学期に再会しましょう。

学生グループ・プレゼンテーション (1)

今週は、学生プレゼンテーションの第1部として、3-4-7-8-11-12の6班に発表をしてもらいました。

プレゼンテーション用のパワーポイントのファイルはすべて今日出してもらいました。プレゼンテーションの評価で今学期の期末評価をおこないます。

来週7月27日は1-2-5-6-9-10の6班です。

プレゼンテーションのポイント 初級編

今週は、青山が「プレゼンテーションのポイント初級編」をおこない、パワーポイントを使ったプレゼンテーションの作り方の基本を説明しました。プレゼンテーションでは何よりもデータとストーリーが大切なこと、ストーリーの展開を考えるうえではCRF構造が有効であることというのが説明のポイントです。

来週と再来週の2回にわたって、学生によるグループプレゼンテーションをおこないます。7月20日は3-4-7-8-11-12班、7月27日は1-2-5-6-9-10班が発表をおこないます。各班の発表時間は10分です。パワーポイントのファイルはすべての班ともに7月20日にUSBメモリの形で提出してください。

それでは、みなさんのプレゼンテーションに期待しています。

受け入れ支援 (2)

今週は、公益財団法人武蔵野市国際交流協会(MIA)の薦田庸子さんに受け入れ支援 (2)として、武蔵野市国際交流協会の活動について語っていただきました。MIAは言語(日本語と外国語)を基礎とした支援をおこなっています。

来週は、学期末のグループ・プレゼンテーションにそなえて、パワーポイントを使ったプレゼンテーションのポイント(初級編)をおこないます。

グループ・プレゼンテーションのテーマは次のとおりです。これまでに受けた講義を参照して、準備をしてください。

日本に定住する外国人が直面している問題としてどのようなものがあるかをあげ、優先順位をしめしたうえで、大学生として自分たちができるプロジェクトを一つ、具体的に提示してください。

受け入れ支援 (1)

今週と来週は、日本に定住する外国人に対する地域による支援の現状について考えていきます。

今週は、本学の多言語・多文化教育研究センターの杉澤経子さんに、支援の仕組みと担い手について話をしてもらいました。

最後に、支援活動に求められる視点として、1) 国や自治体の政策(公助)、2) 市民の参加と連携・協働(共助)、3) 外国人と日本人の間の同じ地域住民としての対等性、相互理解、4) 専門性をもつ人材の配置、があげられました。

外国人受け入れ政策 (2)

今週は、先週に続いて鈴木江理子先生に「外国人受け入れ政策(2)」として、日本に入ってからの外国人に対する政策について、労働市場の視点から、講義していただきました。

最後に、労働市場の分断の再生産を防ぐために、日本で働く外国人の子どもたちの教育をどうすべきかを考える課題が与えられました。

外国人受け入れ政策 (1)

今週は、国士舘大学の鈴木江理子先生に「外国人受け入れ政策(1)」として、在留資格の説明と外国人受け入れ政策の現状と今後について講義していただきました。密度の濃い内容なのでリーディングスの予習は必須です。来週は引き続き「外国人受け入れ政策(2)」を講義していただきます。

授業の最後に、先週おこなったグループディスカッションのうち、発表する時間がなかった5つの班の報告を紹介しました。

中間総括

今日は、前回までも授業を振り返って中間総括をおこないました。そのために、「日本人」という概念は何を意味するのか?「日本人」であるよりも外国人であることでよく見えてくることはなにか?という二つの問いについてグループで議論をし、発表してもらいました。時間が足らなくなって、発表のできないグループがでました。申し訳ありません。来週、発表できなかったグループのコメントシートを青山が口頭で発表することにします。

あわせて、外国人の国籍取得については、日本が重国籍を禁じていることを考慮するべきこと、個人のアイデンティティを一つとみるのではなく複数とみるべきことに言及しました。

来週と再来週は国士舘大学の鈴木江理子先生に外国人受け入れ政策について講義をしてもらいます。

オールドカマーとニューカマー (2)

今週は、先週に続いて尹慧瑛先生の講義です。先週の講義で出された受講生のコメントに対してリプライをしたあと、ニューカマーの様々な姿を描いた映像資料「新在日外国人」(玄信行監督、NHK BSHi, 2007年)を見てもらいました。

来週は、今週までの講義をもとにグループ・ディスカッションをして、中間総括をおこないます。

オールドカマーとニューカマー (1)

今週は、本学の尹慧瑛先生に、おもにオールドカマーの歴史的背景について、ご自身の個人史をまじえて語っていただきました。来週は、引き続き「オールドカマーとニューカマー (2)」です。

異文化(間)コミュニケーション

今週は、留学生と日頃から接しておられる本学留学生日本語教育センターの宮城徹先生に異文化(間)コミュニケーションについて語っていただきました。

前回に皆さんにプレゼンテーションをしてもらったステレオタイプについて、ステレオタイプが悪いのではないこと、そうではなく、ステレオタイプを持っている自分に気づくこと、常に新しい視点で物事をみる力をもつことの大切さを学びました。

椅子の上に立ってみるといった簡単なことで、新しい視点の獲得が体験できるとは、目からうろこでした。また、今回も昨年に続いて「回転する女性」が出て、教室内にどよめきがわきました。

次週からは、尹先生に「オールドカマーとニューカマー」について語っていただきます。

留学生との交流活動 (2)

連休明けの今日は、留学生との交流活動の成果を踏まえて、班ごとにプレゼンテーションをしてもらいました。テーマは「ステレオタイプをぶっ壊せ」です。

連休をはさんだ限られた時間だったにもかかわらず、多くの班が興味深いプレゼンテーションをおこなってくれました。なかでも4班は10点満点中8.75点をとってベスト・プレゼンテーションに選ばれました。4班のみなさんと参加してくれた留学生全員に記念の景品を贈りました。

ステレオタイプは誰もがもっているものです。このことを見失うと、多言語・多文化社会についての議論はすれちがいになりがちです。

それでは、このようなステレオタイプが生じる理由はなぜなのでしょうか。来週は、宮城先生に異文化コミュニケーションの立場から、説明していただきます。

留学生との交流活動 (1)

今日は、留学生軍団を引き連れた岡田昭人先生に来ていただき、留学生との交流活動をおこないました。

各グループに一人か二人の留学生に入ってもらい、タスクを実行してください。来週は休日なので、次回5月11日の授業時間に結果をプレゼンテーションしてもらいます。また、プレゼンの内容はレポート用紙にまとめて授業までに提出してください。提出先は319の小枝(こえだ)さんです(配付資料の記述と違うの注意)。

ワークショップ

抽選当選者の発表をしました。発表者は専攻語が分散するようにしてグループ分けしてあります。自分のグループを確認しておいてください。また、グループの名前を付けてもらいました。

今日は、多文化コミュニティー教育支援室の国際理解教育の専門家の木下理仁さんに、ワークショップ形式の授業をしてもらいました。初めての人が多かったと思いますが、積極的な発言があってよかったです。

最初に新宿区大久保での外国人住民の増加をルポしたドキュメンタリー番組の一部を見てもらい、自分自身の印象を選んで、グループで共有してもらいました。次に、「「多文化共生」の社会をつくる9つの方法」というワークショップをおこない、教室全体で共有しました。9つの方法に正解はありません。この授業を通してみなさんで考えてもらいたいと思います。

次回は、連休をはさんで留学生との交流活動を2週にわたっておこないます。専攻語の都合で出席できない人は、自分のグループの人に交流活動の内容を確認するようにしてください。

ガイダンス

本日、多言語・多文化社会論入門のガイダンスをおこないました。授業の案内などをおこなったあと、教室に入りきれないほどの出席数だったので、履修希望者による抽選をおこないました。

抽選の結果は遅くとも4月16日(金)までに319の掲示板およびこのブログに掲示する予定です。

2010年度1学期の授業計画

多言語・多文化社会論入門の2010年度1学期の授業計画は次のとおりです。

日付題目・内容講師・ゲスト
14月13日ガイダンス青山 亨(本学)
24月20日ワークショップ活動、グループ分け木下理仁(本学)
34月27日留学生との交流活動(1)岡田昭人(本学)
5月4日祝日につき休講
45月11日留学生との交流活動(2)岡田昭人
55月18日異文化コミュニケーション宮城徹(本学)
65月25日オールドカマーとニューカマー (1)尹慧瑛(本学)
76月1日オールドカマーとニューカマー (2)尹慧瑛
86月8日中間総括、グループワーク青山 亨
96月15日外国人受け入れ政策 (1)鈴木江理子(立教大学)
106月22日外国人受け入れ政策 (2)鈴木江理子
116月29日受け入れ支援 (1)杉澤経子
127月6日受け入れ支援 (2)薦田庸子(武蔵野市国際交流協会)
137月13日プレゼンテーションのポイント 初級編青山 亨
147月20日学生グループ・プレゼンテーション (1)青山 亨
157月27日学生グループ・プレゼンテーション (2)青山 亨