6月20日倉石先生の授業
外大生のみなさんにとって、賛否がはっきり分かれる授業だったかもしれません。
以前の講義であった「連累」について考えるよいきっかけになったのではないでしょうか。
どんな結論がでましたか?
東京外国語大学≫多言語・多文化教育研究センター≫多言語・多文化総合プログラム
外大生のみなさんにとって、賛否がはっきり分かれる授業だったかもしれません。
以前の講義であった「連累」について考えるよいきっかけになったのではないでしょうか。
どんな結論がでましたか?
東外大と同じ東京都にあるのに、私たちは小笠原諸島について何も知りません。
そのこと自体が、「辺境」と呼ばれる場所がおかれてきた歴史的・社会的状況を端的に表しているのかもしれません。
配布資料はこちら
5月30日は、これまでの講義をふりかえり、最終コメント課題に向けて考えを深めるためのグループディスカッションを行いました。
各グループとも、なかなか良いワークシートができていたと思います。
5月23日の社会・文化では、藤岡美恵子さんに「ジェンダーと多文化社会」というタイトルで講義をしていただきました。講義のキーワードは「マジョリティの視点の相対化」と「エスノセントリズム」。いずれも、今後のこの講義の方向性を考えるうえで重要なキーワードです。
講義レジュメはこちらからダウンロードできます。
5月16日の社会・文化では、竹下修子先生に、イスラームの夫と結婚した日本人妻を事例に国際結婚について講義をしていただきました。この問題は、異文化適応の問題であると同時に、結婚という制度の問題でもあり、また男性と女性の社会的な関係のあり方の問題でもあります。
講義レジュメは容量が大きくてアップできなかったので、必要な方は多文化コミュニティ教育支援室のスタッフ(和田さん)まで申し出てください。
「エンパワーメント」として日本語を教えるというのは、どのようなことを意味するのでしょうか?
「エンパワーメント」とは文字通り、何かを加えることであって、決して失わせることではない。
たとえば外国人住民の母語・母文化・習慣を捨てさせて日本語を覚えさせるのは、それゆえ「エンパワーメント」ではありえないでしょう。人から何かを加えるのではなく失わせるのであれば、それは「同化」なのでしょう。
本日の講義は、横浜市立大学3年生の小菅さんに、「ダブル/ハーフ/国際児」をテーマに語っていただきました。同年代の小菅君が堂々と自らを語る姿に心打たれた人も多かったようです。
しかし、そもそもなぜ、小菅君は語らねばならないのか、裏を返せば、「マジョリティ」の人たちはなぜ自分を語らずに済ませられるのか、ということも考えてみなければならないことですね。
当日配布資料は以下からダウンロードできます。
多言語・多文化社会論(社会・文化)受講希望者のみなさま
今年度の「社会・文化」では抽選は行いません
18日の講義で登録用紙を提出していただいた方は、全員履修登録できます。
※18日の講義に出席していない方、また出席したが登録用紙を提出いていない方は、履修をご遠慮ください。
※市民聴講生の方は、無条件で聴講できます。
なお、履修登録する方は、来週(25日)の講義のための参考文献を配布しますので、講義前日までに多文化コミュニティ教育支援室(研究講義棟206)に必ず取りにきてください。
担当:塩原良和(外国語学部准教授)
問い合わせ:和田更沙(多文化コミュニティ教育支援室スタッフ)まで