東京外国語大学 総合文化研究所

所員 出版紹介

จอมโจรสี่สิบหน้ากับปริศนาหัวกะโหลก(原題:『怪奇四十面相』)

江戸川乱歩著、ティップティエンポン・コースィット(โฆษิต ทิพย์เทียมพงษ์)訳、JClass  (Thailand)、2017年10月

江戸川乱歩の『怪奇四十面相』のタイ語翻訳が出版されました。








タブッキをめぐる九つの断章

和田忠彦著、共和国、2016年12月30日

『インド夜想曲』『レクイエム』などで現代イタリア文学に圧倒的な足跡を刻んだアントニオ・タブッキ。かれの最良の理解者のひとりにして友、そして翻訳者でもある著者が描き出す、タブッキに寄り添って歩んだ《旅》のメモランダム。夢や虚構と現実のあわいを生きたタブッキの風景と記憶が、かずかずの断片のなかに浮かびあがる。 タブッキの短篇「元気で」、そして1997年に収録されたふたりの対談を付す。




約束のない絆

パスカル・キニャール著、博多かおる訳、水声社、2016年12月20日

友人の結婚式をきっかけに、故郷の町に帰ってきたクレール。思いがけず弟ポールと、海辺の小屋で暮らすこととなる……
リュミエール兄弟が初めてカラー写真を作った洞窟のある町を舞台に繰り広げられる、弟、老ピアノ教師、かつての恋人シモンらとの、親密で奇妙なつながり。
キニャールが最も愛する、美しき光の物語。





日本旅行者

R・タゴール著、丹羽京子訳、本郷書森、2016年12月12日

アジア初ノーベル文学賞受賞者、時代の予言者、芸術家タゴールの、初めての日本訪問印象記







絵画との契約 山田正亮再考

松浦 寿夫 / 中林 和雄 / 沢山 遼 / 林 道郎著、水声社、2016年12月9日

「絵を描き続けたまえ 絵画との契約である」
《Work》、《Still Life》、《Color》などのシリーズをはじめ5000点もの作品を遺した山田正亮(1929-2010)。「endless 山田正亮の絵画」展(東京国立近代美術館で開催中、2017.3.1~4.9に京都国立近代美術館へ巡回)に先立ち、画家、美術批評家、学芸員らがレクチャー、討議を重ね、その制作の過程、作品の変遷等を多角的に考察しその実像を剔出する。読んでから観る/観てから読むのエンドレス。

ラングザマー 世界文学でたどる旅

イルマ・ラクーザ著、山口裕之訳、共和国、2016年11月07日

国際的な作家であり翻訳家、そして世界文学のしたたかな読み手である著者が、本を読むことによって「ラングザマー(もっとゆっくり)」とした時間の回復を試みる、極上の世界文学ガイド/読書論。本書が著者の単行本としては本邦初訳。
いま、わたしたちを取り巻くこの世界から脱出し、本のなかを流れる時間に身を委ねて、まだ見ぬもうひとつの日常、もうひとつの風景へ――。




むずかしい年ごろ

アンナ スタロビネツ著、沼野 恭子 / 北川 和美訳、河出書房新社、2016年9月22日

6歳の双子の兄がある日何かにおかされ、10年の年月をかけて徐々に醜く変身していく。やがて双子の妹と母親に訪れるあまりに残酷な結末……中編「むずかしい年ごろ」をはじめ、革命と呼ばれる殺戮のなか、生き残った者が人造人間を購入する黙示録的未来小説「生者たち」、列車の中で目覚めた男が別世界に迷いこむ「家族」、心臓が止まっても生き続ける男の不条理小説「ヤーシャの永遠」、異物に取り憑かれた男の話「待っている」ほか、全8編を収録した作品集。
現代ロシアを代表する若手作家のひとり、アンナ・スタロビネツによる初作品集! 



ウィトゲンシュタイン『秘密の日記』 第一次世界大戦と『論理哲学論考』

L.ウィトゲンシュタイン著、丸山空大訳、星川啓慈 / 石神郁馬解説、春秋社、2016年4月29日

ウィトゲンシュタインが第一次世界大戦の激戦のさなかノートに書きとめた哲学的アイデアは、のちに『論理哲学論考』に結実するが、彼が硝煙弾雨のなかで綴ったのはそれだけではなかった!
彼は同じノートの半分に、戦場の生活、恐怖、欲望、嫌悪、叫び、祈りを赤裸々に書きとめていたのだ。ウィトゲンシュタインの生の姿を明らかにし、『論考』をはじめ彼の哲学の解釈に多大な影響を及ぼすにちがいない秘密の日記、世界初の完全版。

コスタグアナ秘史

フアン・ガブリエル・バスケス著、久野量一訳、水声社、2016年1月1日

「ジョゼフ・コンラッド、あなたはぼくを盗んだ、あなたはぼくの人生を排除した…」コンラッドが描き出した架空の国コスタグアナ、しかしそれは、歪曲されたコロンビアの歴史だった…『ノストローモ』創作の陰に隠蔽されたコロンビア人の影を浮かび上がらせ、語られなかった物語、語られなかった歴史を南米側から暴きだす、現代ラテンアメリカ文学の傑作。




慈悲深き神の食卓 ―イスラムを「食」からみる

八木久美子著、東京外国語大学出版会、2015年6月25日

イスラムの教えに従って生きるとはどのようなことか――。「食べる」という、人間に共通する普遍的な行為をとおして、教義や儀礼を単純になぞるだけでは知り得ない、そこに広がる豊かな意味の世界を読み解く。現代イスラムのリアルな姿に迫る、平明にして深い洞察に満ちた、現代の新たなる宗教論。





7つの都市の物語

荒このみ編集、NTT出版、2003年3月18日

1920~30年代。第一次大戦が終わり、近代社会が著しい発展をみせるとともに、世界では様々な都市文化・大衆文化が花開いた。現代社会の基盤が形成された「戦間期」。華やかな文化と大きな変容を遂げた都市の姿を描き出すために、旅人たちは時空を越え、文化の光と陰が交錯する七つの都市へむかう。東京をスタートして、ハノイ、プラハ、ローマ、ロンドン、ブエノスアイレス、そしてニューヨークへ。旅人たちが出会った、失われゆく都市の「記憶」とは…。

翻訳百年:外国文学と日本の近代

原卓也、西永良成編集、大修館書店、2000年2月10日

文学はどのように訳されたか。各国文学の専門家たちが、自らの翻訳体験をふまえながら先人たちの訳業の意味と翻訳をとおして見えてくる日本と日本語の姿を語る。

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