宮城先生の授業

今日は留学生日本語教育センターの宮城徹先生に心理学の立場から異文化コミュニケーションについての講義をしていただきました。

異なった視点を獲得することの大事さが指摘されたあとに、Youtubeで「回る女性」の驚きの映像を見て、学生たちはみんなびっくりしていたようです。同じ映像を見ているのに人によって見え方が違うこと、つまり、物事も視点によって見え方が違うという前提を認めることが異文化コミュニケーションの出発点であることが直感的に理解できました。

そのあとも、文化の定義の難しさを踏まえて、自分自身の文化を定義することも難しいことを、「ジョハリの窓」を使って説明し、最後に、学生の皆さんにはフィールドワーカーになってほしいという言葉で締めくくられました。とても密度の高い授業、ありがとうございます。

次週からは、本学の尹先生にオールドカマーとニューカマーについての概論をしていただきます。