吉富志津代さんとルマさんの授業終了

今日は、神戸市の多文化プロキューブの吉富志津代さんと日系ブラジル人で慶應大学学生のルマ・ユリ・アキズキ・マツバラさんに「アイデンティティ」というテーマでお話をしていただきました。最初に、ルマさんとルマさんのお姉さんが作った2本のビデオ見た上で、グループでディスカッションをおこない、最後にルマさんと吉富さんと質疑応答をしてもらいました。

ブラジルという外国とのつながりから中学のときに自分のアイデンティティについて問題として取り組んだ経験が、ブラジル人でもあり、日本人でもあり、どちらに決めつけなくてもいい、という今の心境に達したというルマさんの話は、とても興味深いものがありました。

また、外国人コミュニティが地域と交流することによって、地域も活性化するという吉富さんのお話も、多文化共生の意味を考えるうえで、参考になりそうでした。

来週は、新宿区立大久保小学校の善元幸夫先生に、教育の現場をテーマに語っていただく予定です。リーディングスの資料をしっかりと読んできてください。