異文化体験シュミレーション

今日は、異文化体験シミュレーションと題してカード・ゲームを楽しみながら、言葉が通じない、文化が違う社会の中に放り込まれた状況を体験してもらいました。皆さんのコメント・シートからは内心で不安を感じた様子がうかがえます。外国から日本に初めてやって来た人たちもこんな風に感じていることでしょう。ただ、そういう時でも、言葉以外のジェスチャーや顔の表情がコミュニケーションを取るための基本的な手段であることも理解していただけたと思います。

今週作った16のグループは1学期の最後まで続きます。グループの名前とメンバーを覚えて、teamworkを発揮してください。7月8日と7月15日の2週にわたってグループごとにプレゼンテーションをしてもらいます。これが評価の対象になります。プレゼンテーションのテーマは、日本に住む外国人が直面する問題に対して、自分たちとして何ができるのか?なぜその問題を取り上げたのか、その問題の背景は何か、自分たちで何か行動するためにはどのような用意が必要か、といった点にまで配慮した発表を期待しています。

『リーディングス』を配布しました。毎回ゲストスピーカの方が使う資料ですから、きちんと授業の予習・復習のために読んでおいてください。授業にも必携です。

『多言語・多文化ブックレット』は6冊で1セットです。セットが揃っていない受講生は多文化コミュニティ教育支援室(206)に行って足りない分を受け取ってください。

連休の間、2週間お休みです。次回は5月13日です。2回にわたって留学生たちとグループワークをしてもらいます。今日の経験を生かしてください。