金迅野さんとラップユニットKPの授業終了

今日は、川崎市ふれあい館の金迅野(キム シンヤ)さんとラップユニットKPのフニさんとリユンさんに来ていただき、在日コリアンとして日本に育つことの意味を語ってもらいました。

3人それぞれのトークのあと、日本語の力を全開したラップ3曲をKPの2人がギター伴奏付きで生演奏ました。この大学の授業中にラップの生演奏はたぶん初めてでしょう。なかでも「ゴースト」は言葉に命がこもって感動的でした。人は誰であれ、自分の過去やまわりの人々とつながって生きているわけですが、在日コリアンの場合は、そのつながりを常に強く意識して生きているのだと気づかされました。KPの2人のブログに授業の様子が載っています。

KPのフニさん、リユンさん、伴奏のギタリストさん、KPを紹介していただいた金迅野さん、ありがとうございます。

来週は、「国際結婚:相談の現場から」というテーマでNPOHELPの代表に語っていただきます。

【追記】
NHK第1放送の午後5時台のレギュラー番組「生き生きホットライン」(午後5時台)では、12月3日(月)から7日(金)の5日間「出来ますか?外国人との共生社会」というテーマを組んでいます。3日には、本センターのプログラムコーディネーター杉澤さんが出演しますが、そのときKPの曲「ネバーランド」がかかるそうです。KPの声が日本全国に広がる機会ですね。

この番組には、ほかに本センターの武田千香先生(金曜)や、本センター特任研究員である佐藤郡衛先生(水曜)も出演されます。要注目です。