6月5日の授業終了しました

今日は本学の教員のみで授業をおこないました。

最初に、高橋教員から、講義の最後に予定されているプレゼンテーションに至るまでの手順について説明をしてもらいました。よいプレゼンテーションとは、正しい現状認識に基づいて、問いを発し、説得的な論理をともなって、はっとする答えをだすことだ、と指摘されました。現状認識のために本を読むことの重要性も強調されました。

続いて、青山教員が、在留特別許可を得ることに成功したペルー人家族の事例と、日本の企業で働く日系ブラジル人の事例について、二つのビデオを紹介し、これまでの在留特別許可をめぐる講義の総括をするとともに、次週からの日系外国人をめぐる講義に向けての問題提起をおこないました。

今回は、グループワークでコメントシートを作るよう指示はしませんでしたが、いくつかのグループでは自発的に作ってくれました。作ってもらったグループのコメントシートを下に掲載しています。

グループのコメントをダウンロード (MS Word, 28KB)

次回は、日系ブラジル人のデカセギ問題に詳しいウラノ・エジソン・ヨシアキさんをゲストスピーカにお迎えして、「日系労働者受け入れの背景と労働の実態」というテーマで語っていただきます。