5月29日 横田さんの授業終了しました

今週は、今学期の現場の声の第3弾として、NPO法人ACTION代表横田宗さんをゲストスピーカにお招きして、授業をおこないました。

配布物は、ACTIONとワークキャンプを紹介するちらし各1枚と、ルースベネディクトの『菊と刀』から第12章「子どもは学ぶ」の部分の抜粋でした。

初めに青山が前回の授業のふりかえりをおこないました。先週のコメントの中には、日本では不法滞在者に対してなぜアムネスティ(大赦)がおこなわれないのかという質問がありましたが、2003年にアムネスティをおこなった韓国の事例をあげて、日本でも遅かれ早かれその是非が議論される時期がくることを示唆しました。

続いて、横田さんから、日本のフィリピンパブの歴史に始まって、日本におけるフィリピン人エンターテイナーの実情と将来についてのお話がありました。そのあと青山がいくつかの質問を横田さんにしたあと、日本の足らないところを補うために外国人(たとえばフィリピン人)をどのような職種にいれて行ったよりのか、グループで議論してもらいました。議論のあとグループの代表者に前に集まってもらって、一人一人グループの考えを横田さんにぶつけてもらいました。グループでの議論の結果は大きな紙にまとめました。これを整理したものを下に掲載しました。次回の授業の冒頭でふりかえりに使いますから、読み直しておいてください。

グループのコメントをダウンロード (MS Wordファイル, 32KB)

次回7月5日は、ペルー人家族の事例をビデオで紹介し、新しい問題群の抽出をおこないます。