5月22日 山口元一さんの授業終了

今週は、今学期の現場の声の第2弾として、弁護士の山口元一さんをゲストスピーカにお招きして、授業をおこないました。

配布物は、山口さんのプリントアウト2点です。

初めに青山が前回の授業の振り返りをおこないました。先週のコメントの中には、フィリピン国内で仕事をみつけることができない人々が日本に来て仕事をみつける状況について触れたものが多くありました。この点については、次の2点だけを指摘しておきます。第1に、かつては日本も海外に移民を送り出す立場にあったこと、第2に、フィリピンの国内の問題は問題として重要であるとしても、日本国内の問題にまず取り組む必要があるということです。

続いて、山口さんによる、弁護士としての視点から、現場の体験に基づいたお話がありました。このあと、山口さんの話についてグループで議論してもらい、グループごとの質問に山口さんに応えていただきました。グループでの議論の結果は大きな紙にまとめました。これを整理したものを近日中に下に掲載します。次回の授業の冒頭で振り返りに使いますから、読み直しておいてください。

グループのコメントをダウンロード (PDF形式 25KB)

次回5月29日は、NPO法人ACTION代表横田宗さんに、フィリピンの孤児院での支援活動から見える日本社会について語っていただきます。