【法政策】新聞記事:難民認定訴訟:反政府活動イラン人の請求認める

10月31日の法政策論の授業で講師をしていただいた児玉先生の関わっている訴訟の判決がでました。
講義でお話いただいた「難民性の認定は、迫害の危険が10%でもあれば認められるべき」という原則が認められた貴重な判例になるかもしれません。

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<上の記事からの転載>
 来日後にイラン政府打倒を掲げる政党に入党したイラン人男性(38)が難民認定を求めた訴訟で、東京地裁は31日、原告勝訴の判決を言い渡した。鶴岡稔彦裁判長は「イラン政府に活動を知られると迫害の対象になる可能性は十分にあり得る」と指摘した。男性側によると、来日後の反政府活動だけを理由に難民と認めた判決は初めて。

 ▽法務省入国管理局の話 主張が認められず遺憾。控訴するか否かは、判決内容を十分検討して判断したい。