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ASCセミナー

2018年

第27回ASCセミナー「New Media, New History?: Some reflections on Zulu and its afterlife in historical studies」ガイルーニサ・パレケール博士(プレトリア大学/上級講師、東京外国語大学/客員教授)

日時 2018年12月21日(金)17:40~19:10
場所 東京外国語大学 研究講義棟322教室
講師 ガイルーニサ・パレケール博士(東京外国語大学/客員教授、プレトリア大学/上級講師)
テーマ New Media, New History?: Some reflections on Zulu and its afterlife in historical studies
要約 本セミナーでパレケール博士は、大英帝国対ズールー王国の戦いを描いた英国製作の歴史スペクタクル『ズールー戦争』(1964)を取り上げ、南アフリカ国内の評価とは対照的にイギリスでは熱烈なファンを獲得し、テレビ放映やリバイバル上映が続けられているだけでなく、ファンサイトが作成されたりY...

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第26回ASCセミナー「Human Security, Peace Building and State-Building in Peace Missions: dilemmas and lessons learned from Africa」オーウェン・グリーン教授(ブラッドフォード大学/教授)

日時 2018年12月10日(月)
場所 東京外国語大学 研究講義棟211教室
講師 オーウェン・グリーン教授(ブラッドフォード大学/教授)
テーマ Human Security, Peace Building and State-Building in Peace Missions: dilemmas and lessons learned from Africa
要約 本セミナーでは、英国ブラッドフォード大学のグリーン教授に報告をしていただきました。同氏は国際安全保障と開発を専門としてこれまでの数多くの政府、地域・国際機関(UN、EU、OSCE、ECOWASなど)やNGOとも仕事をしており、それらの経験も踏まえた報告がなされました。報告のはじめ...

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第25回ASCセミナー「Inter-basin water transfer: From the Congo basin to Lake Chad: Challenges and opportunities」レイモン・ルンブエナモ博士 (キンシャサ大学/教授、熱帯林・土地管理に関わるUNESCO地域大学院大学(ERAIFT)/教授、世界銀行/資源管理専門家、元WWF地域局長)

日時 2018年12月6日(木)
場所 東京外国語大学 研究講義棟317教室
講師 レイモン・ルンブエナモ (キンシャサ大学/教授、熱帯林・土地管理に関わるUNESCO地域大学院大学(ERAIFT)/教授、世界銀行/資源管理専門家、元WWF地域局長)
テーマ Inter-basin water transfer: From the Congo basin to Lake Chad: Challenges and opportunities
要約 本セミナーでは、気候変動の影響を受けて縮小を続けるチャド湖の消滅を防ぐため、コンゴ盆地を流れるコンゴ川流域の水を移転するというWater transfer構想について、その妥当性を検討しました。コンゴ盆地から水を移転することに賛同する国は多い一方、コンゴ盆地の生態系への影響やチャ...

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第24回ASCセミナー「Issues and Challenges Facing Burundi: From the Perspective of Higher Education」サミュエル・イルング・ンジャウ(サミット・インターナショナル・インスティチュート/学長)

日時 2018年11月16日(金)
場所 東京外国語大学 研究講義棟322教室
講師 サミュエル・イルング・ンジャウ(サミット・インターナショナル・インスティチュート学長)
テーマ Issues and Challenges Facing Burundi: From the Perspective of Higher Education
要約 ブルンジで唯一英語を使用した教育実践を実施するSummit Internationl Instituteの学長、ンジャウ氏により、同国の高等教育の直面する課題と現状に関する報告がなされました。ンジャウ氏は、噛み砕いた平易なことばで、ときにユーモアを交えながら、英語教育や国際交流の...

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第23回ASCセミナー「Institutional Stability and Change in South African Politics: Introducing Temporal Exponentiality」マブート・ジェネラス・シャンガセ(プレトリア大学人文学部政治学科講師、東京外国語大学客員教授)

日時 2018年11月14日
場所 東京外国語大学 研究講義棟305教室
講師 マブート・ジェネラス・シャンガセ(プレトリア大学人文学部政治学科講師、東京外国語大学客員教授)
テーマ Institutional Stability and Change in South African Politics: Introducing Temporal Exponentiality
要約 「南アフリカ政治の制度的安定性と変化」と題する今回の報告では、2007~2017年の南アフリカに着目し、ズマ政権期からラマポサ政権期に至る南ア政治の動態を政治学の新しい概念"temporal exponentiality"を用いて考察した。セミナーには、当学のPCSの留学生や研究...

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第22回ASCセミナー「South Africa's Economic and Political Relations with Northeast Asia」スカーレット・コーネリッセン(ステレンボッシュ大学/教授、ジェトロ・アジア経済研究所/客員研究員)

日時 2018年10月26日(金) 17:40~19:10
場所 東京外国語大学 研究講義棟104教室
講師 スカーレット・コーネリッセン教授 (ステレンボッシュ大学/教授、ジェトロ・アジア経済研究所/客員研究員)
テーマ South Africa's Economic and Political Relations with Northeast Asia
要約 近年、アフリカにおいて中国の存在感が顕著に高まっており、北東アジアとアフリカの関係は深まりつつある。本セミナーは南アフリカと中国、日本、韓国といった北東アジアとの関係性における、パターンや動態的側面について議論された。南アフリカの対外政策の変遷が示された後、現在の北東アジア諸国と...

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第21回ASCセミナー「企業が作るアフリカ」白戸圭一(立命館大学国際関係学部教授・三井物産戦略研究所客員研究員)

日時 2018年10月12日
場所 東京外国語大学 研究講義棟114教室
講師 白戸圭一(立命館大学国際関係学部教授・三井物産戦略研究所客員研究員)
テーマ 企業が作るアフリカ
要約 2000年代以降、サハラ以南アフリカの多くの国は堅調な経済成長を続けてきた。本セミナーで、白戸教授は、アフリカのさまざまな国の地元経済が、地場企業の中間層向け消費ビジネスや中国企業の活動を足掛かりとして、日本人が想像しなかった経済成長モデルによって発展していることを、具体例を示し...

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第20回ASCセミナー「人の移動と物流を支えるゾンゴ・ネットワーク:ガーナにおける移民コミュニティ『ゾンゴ』を介した情報伝達と人びとの交流」桐越仁美(東京外国語大学現代アフリカ地域研究センター特任研究員)

日時 2018年07月12日(木)
場所 明治大学 中野キャンパス高層棟 3階304教室
講師 桐越仁美(東京外国語大学現代アフリカ地域研究センター特任研究員)
テーマ 人の移動と物流を支えるゾンゴ・ネットワーク:ガーナにおける移民コミュニティ『ゾンゴ』を介した情報伝達と人びとの交流
要約 18~19世紀の西アフリカ、アサンテ王国とハウサ諸王国間では、コーラや奴隷を主要な交易品とする交易が発展した。ハウサ商人によって交易網が形成され、各地に移民コミュニティ「ゾンゴ」が拡散したとされている。各地のゾンゴは商人たちのネットワークにより結ばれており、現在の西アフリカ域内...

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第19回ASCセミナー「Is Africa Rising: Changing Fortunes or A Bleep on the Screen?」(ホーマン・チトンゲ ケープタウン大学アフリカ研究センター 准教授)

日時 2018年6月29日 16:00~17:30
場所 東京外国語大学 研究講義棟327教室
講師 ホーマン・チトンゲ博士(ケープタウン大学アフリカ研究センター・准教授/東京外国語大学現代アフリカ地域研究センター・特別招へい教授)
テーマ Is Africa Rising: Changing Fortunes or A Bleep on the Screen?
要約 2000年代に入り、アフリカに関するポジティブな見解が急速に広がるようになりました。本セミナーでは、アフリカにまつわるこれらのポジティブな言説が、現実に即しているのかが検証されました。講師のチトンゲ氏からは最初、各国の経済成長率のデータなどが提示され、マクロなレベルにおけるアフリ...

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第18回ASCセミナー「セネガルの若者たちとイスラーム-神秘主義、ポピュラーカルチャー、社会運動」阿毛 香絵氏(フランス国立社会科学高等研究院<EHESS>文化人類学博士課程、EHESS日仏財団研究員)

日時 2018年6月21日
場所 東京外国語大学 研究講義棟213教室
講師 阿毛 香絵氏(フランス国立社会科学高等研究院<EHESS>文化人類学博士課程、EHESS日仏財団研究員)
テーマ セネガルの若者たちとイスラーム-神秘主義、ポピュラーカルチャー、社会運動
要約 まず、背景的説明としてセネガルにおけるイスラームの特殊性及び、植民地期から独立期における同地の宗教事情が説明された。その後、今日、とくに若者の間で盛んになっている宗教回帰の動きにつき解説があった。若者が労働を通じた精神修練を行うことで霊的な対価を獲得する事例や、従来的な神秘主義...

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第17回ASCセミナー/ASC-TIASジョイント・セミナー「Toward Tokyo 2020 Olympic Paralympic Games」(熊木孝太氏〈TUFS総務企画課〉、Abdoun Nassir氏〈TIAS〉、Celestin Nzeyimana〈TIAS〉、Shema Maboko Didier〈TIAS〉、田暁潔博士〈TIAS〉)

日時 2018年6月13日
場所 東京外国語大学 研究講義棟307教室
講師 熊木孝太氏〈TUFS総務企画課〉、Abdoun Nassir氏〈TIAS〉、Celestin Nzeyimana〈TIAS〉、Shema Maboko Didier〈TIAS〉、田暁潔博士〈TIAS〉
テーマ Toward Tokyo 2020 Olympic Paralympic Game
要約 第17回ASCセミナーは、つくばスポーツ国際アカデミー(TIAS)から4名の発表者を招待し、ASC-TIASジョイント・セミナーとして実施いたしました。まず、東京外国語大学総務企画課の熊木孝太氏より、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて同学が行う取り組みにつき、学生...

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第16回ASCセミナー「Global Peacekeeping Cooperation: Contexts, Patterns, and Implications」山下光博士(防衛研究所)、「AU's Withdrawal from ICC in the Age of Partnership Peacekeeping」篠田英朗博士(東京外国語大学)

日時 2018年6月8日(金) 17:40~19:30
場所 東京外国語大学 研究講義棟322教室
講師 山下光博士(防衛研究所)、篠田英朗博士(東京外国語大学)
テーマ 「Global Peacekeeping Cooperation: Contexts, Patterns, and Implications (グローバルな平和維持協力:背景、パターンとその含意)」山下博士、「AU's Withdrawal from ICC in the Age of Partnership Peacekeeping(PKO協力の時代におけるAUのICC脱退戦略)」篠田博士
要約 山下博士は、昨年上梓された御著作("Evolving Patterns of Peacekeeping: International Cooperation at Work, Lynne Rienner")に基づき、アフリカで展開される平和維持活動について、スーダンやコンゴの事例...

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第15回ASCセミナー「世代を超えてゆく癒し―北部ルワンダにおける紛争後コミュニティ復興と人道支援再考―」大竹モルナー裕子氏 (オックスフォード大学医療人類学部 客員研究員)

日時 2018年6月1日(水)16:00~17:30
場所 東京外国語大学 研究講義棟 327教室
講師 大竹モルナー裕子氏 (オックスフォード大学医療人類学部 客員研究員)
テーマ 世代を超えてゆく癒し―北部ルワンダにおける紛争後コミュニティ復興と人道支援再考―
要約 セミナー冒頭、武内センター長から、ルワンダのツチ・フツ間関係について概要説明がありました。その後、大竹さんからご自身のフィールドについて、自らの苦悩を語ることが不可能な状況にある人々にも言及しつつ、人々が直面している苦しみついてご説明されました。そして、コミュニティ再建に対して、...

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第14回ASCセミナー「Security Issues in the Sahel-Sahara region: An illustration through the Malian conflict」(アディブ・ベンシェリフ オタワ大学社会科学研究科)

日時 2018年5月11日(金)16:00~17:30
場所 東京外国語大学 研究講義棟327教室
講師 アディブ・ベンシェリフ(オタワ大学社会科学研究科博士課程<政治学専攻>/アフリカ・中東協同研究センター<CIRAM>主任研究員/国境なき弁護士団カナダ支局顧問ほか)
テーマ Security Issues in the Sahel-Sahara region: An illustration through the Malian conflict(サヘル・サハラ地域における治安問題:マリにおける紛争の事例から)
要約 本セミナーには、当学関係者をはじめとした大学・研究機関などから多くの参加者が集まりました。 セミナーでは、サヘル地域のテロリズム研究を専門とするベンシェリフ氏により、2012年に生じた西アフリカのマリ共和国北部の紛争を事例に、サヘル地域で相次ぐ武力勢力の衝突をどのように捉えるかの...

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第13回ASCセミナー「South Korea-Africa Encounters via Culture and Arts: The Case of Seoul Africa Festival」(ユン・オスン 京都大学アフリカ地域研究資料センター 客員教授)

日時 2018年4月20日(金)14:20~16:00
場所 東京外国語大学 研究講義棟 327教室
講師 ユン・オスン博士(京都大学アフリカ地域研究資料センター 客員教授)
テーマ South Korea-Africa Encounters via Culture and Arts: The Case of Seoul Africa Festival(文化と芸術を通じた韓国・アフリカ交流:ソウル・アフリカ・フェスティバルの事例より)
要約 ユン博士が総監督を務める「ソウル・アフリカ・フェスティバル」はソウルの中心地で開催される一般参加型のイベントで、近年、学術的にも着目されるアジア・アフリカ関係に焦点をあてています。アフリカに関する知識の共有や一般の人びとへのアフリカ文化の紹介、アカデミアとそれ以外の分野との交流を...

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第12回ASCセミナー「アフリカ、多国間主義、そして新たなグローバル秩序」(アレックス・デ・ヴァール マサチューセッツ州タフツ大学)

日時 2018年4月11日(水)16:00~18:00
場所 東京外国語大学研究講義棟227教室
講師 アレックス・デ・ヴァール博士(マサチューセッツ州タフツ大学世界平和基金・代表理事/フレッチャー法律外交大学院・教授)
テーマ Africa, Multilateralism and the Emerging Global Order (アフリカ、多国間主義、そして新たなグローバル秩序)
要約 本セミナーには、当学関係者をはじめ大学・研究機関、政府機関、メディア関係者ら大勢の参加者が集まった。 セミナー冒頭で、デ・ヴァール博士はアフリカ連合(AU)を取り上げて、その組織的な変遷やアフリカ各地における活動の在り方に基づき、アフリカの多国間主義の在り方を2つに分類して理解で...

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第11回ASCセミナー/日本アフリカ学会関東支部第4回例会「語れない傷、語らない癒し」(大竹モルナー裕子 オックスフォード大学医療人類学部 客員研究員)

日時 2018年1月12日(金)18:00~20:00
場所 東京外国語大学 本郷サテライト7階セミナールーム
講師 大竹モルナー裕子氏 (オックスフォード大学医療人類学部 客員研究員)
テーマ 語れない傷、語らない癒し―北部ルワンダにおける紛争後コミュニティ復興と人道支援再考
要約 講師の大竹氏から、ルワンダの概要につき説明があったのち、調査地の人々がどのような経緯でどのような傷を負うようになったか、そして社会的営みとして行われる未来を志向する諸活動が、彼らの傷を癒すこととどのように関係するかという点について、分析的にご説明になられました。 満席となった会場...

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