【活動報告】 VOLASpecial《ウクライナ難民支援の現場から~ポーランド・モルドバの実例〜》を開催しました
VOLASでは、社会連携マネジメント・オフィスと共催でゲスト講師をお招きし、2022年6月15日に特別講座《VOLASpecial》をオンラインにて実施しました。
第3回 6月15日(水) 16:00~17:30 参加者 38名
テーマ:ウクライナ難民支援の現場から ~ポーランド・モルドバの実例~
ゲスト:中坪 央暁さん
認定NPO法人 難民を助ける会 AAR Japan現地代表
2月に発生したウクライナ人道危機に際して、いちはやく隣国ポーランドに入り、緊急支援を立ち上げた中坪さんからの現地報告は、ニュースなどからでは知り得ない情報も多くあり、とてもリアルで貴重なものでした。また、「学生として出来ることについて」や、情報リテラシーに関してもアドバイスをいただき、大変有益な時間となりました。
《参加者のコメントシートより》
- ウクライナ難民と他の難民を比べた時の特徴が興味深く、一口に難民支援と言ってもその地域によって難民支援の関心の高さが異なることも知った。ニュースだけでは知り得ないことを知れる良い機会であった。
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ツールとしての言語以外に、中坪さんが、チョコレートや飴などを持参して、コミュニケーションのきっかけ作りを心掛けておられる所や、またジャーナリズムにおけるインタビューにおいて、これまでのご経験からお感じになったという、難民の方々が自分達の状況を話す事に「ヒーリング効果があるのではないか」という実感を持たれている所も、現場のリアルなお話として共感いたしました。
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実際に現場で支援活動にあたられている方の貴重なお話を聞くことができ、大変参考になりました。
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難民支援に関して,情報をどこから得て,どのような支援の方法があるかを今まで知らなかったので,このような機会にこのような役に立つ情報を得ることができてよかったです。
- 大学では基礎を学んでいる段階であまり現地の方のお話を聞く機会はないので、今回具体的なことが聞けて改めて難民支援という自分の夢を思い出すと共に、いままで考えていなかった視点からのお話もありさらに色々と学びたいと思いました。
- 世界情勢に深くかかわっている専門家の方に直接お話しを聞く機会が得られて非常に得難い経験になりました。ウクライナ危機以前に難民問題について関心はあまりなかったのですが、この機会に調べてみたいと思いました。現代における情報リテラシーについてもお聞きできて非常に参考になりました。正しい情報を得られるよう社会にしっかり注意を向けていきたいと思います。
- ウクライナ難民支援とその他の難民問題についてよく考えるきっかけとなりましたし、私のグローバルイシューに対する考えも深まりました。