【活動報告】 VOLASpecial《あとから来る人たちのために~カンボジアの地雷処理の現場から平和構築について考える~》を開催しました

VOLASでは、社会連携マネジメント・オフィスと共催でゲスト講師をお招きし、2022年5月25日に特別講座《VOLASpecial》をオンラインにて実施しました。

第2回 5月25日(水) 16:00~17:30 参加者 22名

 テーマ:あとから来る人たちのために 
     ~カンボジアの地雷処理の現場から平和構築について考える~

 ゲスト:高山 良二 さん
  認定NPO法人「国際地雷処理・地域復興支援の会」(IMCCD)理事兼カンボジア現地代表

高山さんによるカンボジアでの地雷処理と地域復興支援活動についてのお話と共に、現地スタッフが現地の様子を撮影してくださり、ライブ感溢れる講演会となりました。
自らの信念と経験に基づく力強いお話は、参加者にとって温かなエールになったようです。

《参加者のコメントシートより》

  • 国際協力についてのお話を聞くだけでなく、現地の様子を実際に見せてもらえる機会は貴重だったので、参加して良かったです。希望を持って自分の目標に突き進むこと、国際情勢に関心を持ち日本を見つめ直すことが大切だと学びました。
  • 迷ったらまず行動してみる、現地を実際にみて現実だと認識する。自分がいままで積極的にしてこなかったことだなと思いました。このイベントで気が付くことができてよかったです。これから自分がこれらのことをやってこなかったことを忘れずに行動していきたいです。

  • 地雷処理のみを通した地域の保全だけではなく、「自立」を最終的な目的として、あらゆる活動を始めてみるという姿勢が、地域社会の復興において物質的にも、精神的にも一番大切なことであると感じました。特に、高山さんが創設された日本語学校での教育方針にそれが如実に示されていると感じ、最低限のしつけを行い、後のことは生徒本人の意思に任せることで、自主性がより強調され、結果的に自ら考えて自分たちの未来、地域社会の未来を考えられるようになっていくのではないかと思います。

  • 高山さんのように、自分から行動する行動力こそが、平和を目指すうえで、現代の人たちに求められていることだと思った。現在の私は、夢や目標があるけれど、それをつかみ取ることができるように行動をしていない。これからは行動力を持つことはもちろんのこと、世界の平和のために自分ができることを、当事者として考え、行動していかなければならないと感じた。

  • ただ支援をして終わりなのでなく、カンボジアの人々が自立して生計を立てられるように復興を進める、という心意気に感動しました。互いに自立し、時に支えあう関係を築くことこそ人類社会の平和構築に繋がると思います。
  • もともと地雷撤去について興味があり、このようにお話を聞く機会があって本当に貴重な経験になりました。女性の立場で地雷撤去の活動に日本から参加するとなると多くの反対が伴うことだと思います。しかし、現地では女性の職員の方も活動されていると知って私でも活動する気さえあれば行動できるのだなと感じました。私は将来途上国の医療支援を行うと共に現地で日本語学校を開いたり、医療の知識を身につけられる施設を作りたいとも考えていました。その地域で雇用を生めるような活動も考えていたので、実際にそういった活動をされている団体を知ることができてとても勉強になりました。
  • カンボジアで危険な思いをしても自分が地雷処理に携わるという使命感、義務感が画面越しにひしひしと伝わってきて、私も後から悔やまないように今やりたいことに全力で向き合い取り組もうと思いました。
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