2020年2月15日

旅立ちの日に

去る2月10,11日、2日ともほぼ終日、今年の卒論、ゼミ論、修論発表会を無事、開催した。初日には午前に修論セッション1つ、午後からはまずゼミ論セッション2つを行った。
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その後、卒論セッション2つ。終了時にはすっかり日が暮れていた。翌朝早いので、簡単に片づけをして解散。
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翌朝は8時スタートで、午前に卒論4本、午後に卒論4本(残念ながら1名病欠)と、インターン報告ミニセッション1つ。前日からそうであったが、どのプレゼンもひとりひとりの個性が輝いており、ほんとうに印象深かった。それぞれの仕込んだネタに大笑いしたり、ほろりとしたりー。
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結局、この日も終わったのは18時半過ぎ。完全燃焼で大満足の終了時ショットです。(どちらも捨てがたいので2枚採用しちゃいます。)
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そして、あとは追いコン!ゼミの卒業式です。おめでとうございますー!!2年生も溶け込んだり弾けたりしてましたね。
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そんな狂乱の、いや充実の2日を過ごしていた頃、拙著『経済ジェノサイド』の凄腕編集者Mさんが急逝したと、連絡を受けた。その瞬間フラッシュバックしたのは、昨年12月の初旬頃だったか、久しぶりに次の仕事の相談をした時のことだった。Mさんはいつも通りカッコよく、誠実で、チャーミングだった。享年52歳。本日は通夜で、とてもたくさんの人びとが集まっていた。若すぎる死に呆然とするが、たった一冊でもご一緒できて本当にありがたかった。時はかえらない。それでも生きていかねば、生きていくのだと、思いを新たにする夜となった。

2020年2月 4日

コンビニからコンヴィヴィへ

時間が過ぎるのがはやい。あっという間に立春である。今日は、先週29日の晩に新宿某所で行われたゼミ生関連企画のことを少し書いておきたい。それは3年ゼミ幹のS星が昨年10月なかばに参加させていただいた、福祉楽団のI氏の率いる海外ツアーの報告会であった。実はI氏は2014年度の合宿で当方のゼミ生たちが職場にお邪魔したときのことを覚えていて、ツアーの学生参加者募集を知らせてくださったのだ。ゼミ活動が数年をおいて、こんな風に新たなご縁を結ぶとは驚きかつ感激である。
 ツアー報告の内容も面白く、参加したゼミ生諸氏も質疑に討議にとがんばっていたが、何しろ今なお若々しいI氏が代表者として、福祉や介護をかっこよく面白い仕事にする情熱と実績がハンパなく、強烈なインパクトであった。以前に訪れたときも「恋する豚研究所」や「多古新町ハウス」のコンセプトに多くのゼミ生が(当方も)鮮烈に打ちのめされたが、5年経った今や、その活動が何倍にも広がっていた。脱帽。しかしI氏のミニレクチャーの最後に挙げられた「ちょっと難しい」学術的参考文献に、ゼミでしょっちゅう話題に出るイリイチやポランニーが並んでいたのだから、ゼミ生が(当方も)嬉しくないはずがなかった。イエーイ!ゼミ生以外には、福祉新聞の編集様やA新聞系のウェブで認知症にかかわるさまざまな取り組みを追う「なかまある」のご担当様など、これまた興味深い仕事人たちが集っていた。やはり大事なのは現場の知である。なんともありがたい機会だった。
 会合の後は近くの「駆け込み餃子」へ。この店は出所者を雇用することで知られているそうだが、同様の取り組みとしての「日本駆け込み寺」や「再チャレンジ支援機構」、そして「風テラス」(風俗業界で働く人のための法律相談など)のことなどが、さらっと話題にでる。餃子も美味しかったが、みんなでもりもり餃子を食べ、がぶがぶ飲みながらこうした話をする感じが、なんともよかった。その時ふと、コンビニからコンヴィヴィへという謎の名言(迷言)を思いついてみなさんから褒められたが、数日たってみると、それほど冴えた言葉ではない。ちーん

 

2020年1月12日

激動の提出日を終えてー

年明けの授業が始まって一週間の週末、いきなり連休である。しかし成人式を迎える人びとにとっては必須かもしれず、また過日に卒論や修論、ゼミ論の提出を終えたメンバーには、大事な休息日かもしれない。8日の日は早朝から(?)506Bにつめているメンバーもおり、多くの人が本当にギリギリまでよくがんばりました。それぞれ思うところはあるだろうが、かけがえのない作品を完成させたことは間違いない。当日は、ドイツから帰国したばかりのY君もさっそく来て加勢してくれました。アリガトウ!昼頃はこんな感じでー。
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16時過ぎに卒論提出予定者の全員が提出を果たし、喜びの記念撮影の後、いつもの寄り道へ。ゼミ論提出の3年生や一緒に助けてくれた院生たちも含め、くつろいだ表情がいいですね~。卒業生のYひでも来てくれました。
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ほんとうにお疲れ様。全力で助けてくれたTAさんに多謝っ!!(一番弾けてる?いや、気持ちはわかるぞ。フォロー大変でしたね)
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あとは口頭試問を経て、ゼミの卒業式である卒論(&修論、ゼミ論)発表会を残すのみである。

2020年1月 4日

2020年、明けました!

はいっ、無事に2020年に入りました。今年もどうぞよろしくお願いいたしますー。卒論、修論、ゼミ論のみなさんは昨年末もがんばって、草稿検討の小ゼミ@都内のカフェから年始がスタートしております。そんなメンバーの昨年末のケーキ会(恒例の論文執筆に向けた景気づけの会)のショットから。
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〆切まであと一息。みんな、がんばって!
そういえばそのちょっと前、年末に研究打ち合わせで弾丸出張?福山に一泊で行ってまいりました。翌朝には帰路につき、街を少しも観ていないのもあんまりだなと、新幹線のホームから福山城を激写だっ!(2019年末中山凡作集に収録)
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今年もゆるーくブログ継続してまいります。

2019年12月15日

秋の日々を思いつつ

例年インフルエンザの予防注射はやっておくことにしているが(それでもたいてい罹る)、今年は職員の福利厚生とやらで大学にて実施されたのをありがたく利用させていただいた。にもかかわらず11月下旬のとある晩に悪寒と関節痛に襲われ、ああ今年もやはり罹ったかと観念したのだが、幸い(?)インフルエンザではなく単なる風邪であった。とはいえ鬼のようにしぶとい鬼風邪で、2週間以上なおもひきずっている。そんなわけでアップが遅れてしまった懐かしの写真を少しー。
まずはゼミ生諸氏が祝ってくれたバースデイのサプライズ!いや~ありがとうございます~(Mきぃ、カバンを背負ったままケーキ食べるくらい急いでいた...?)
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11月16日~17日は多摩コロキウム@富士山のみえる八王子大学セミナーハウス。快晴!20191117e.jpg
真剣な直前リハから結構にぎわった本番、そして終了後のリラックスの表情まで。楽しかったですね!
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テーマは「水と生きる」を考える、で(もちろんメンバーが水色や青の服を着ているのは偶然ではない)、多摩コロをきっかけにしつつゼミ生何名かがその後も個人テーマとして「水」を考えている。昨年の関西の豪雨に続いて、2019年は台風15号や19号がとんでもない被害をもたらし、水問題が切実であることが露わになったが、「治水」のポリティカルエコノミーはほんとうに多様な論点を含んでいる。今後も継続的にゼミ生諸氏とともに考察していきたい。

2019年12月 4日

追悼・井戸を掘ったドクターサーブ

中村哲さんが亡くなられた。ペシャワール会の代表として長年現地で医療に携わり、また人々とともに井戸を掘り灌漑設備を完成させて、「水があり食べていける」暮らしの基盤をつくった何十年もの仕事は、地元の人びとからほんとうに信頼され、最高の敬意を示す「ドクターサーブ」と呼ばれていたという。詳細はまだわからないが、緊迫した現地の情勢の中で「流れ弾に当たった」ようだ。

2001年、9月11日を境にアメリカが大きく「戦争」へと舵を切り、アフガニスタンに侵攻し始めた12月、一時帰国中の中村さんに外大でご講演をいただいた。数年後、ペシャワール会の福元さんにも現場のお話しをうかがった。グローバル世界はどこから見るかでまったく異なる様相を示す。当時まだ「国際協力講座」と名乗っていた外大グローバルスタディーズにとって、中村さんとペシャワール会は格別の存在である。(下記は記録誌『国際協力講座の歩み2000-2008』より)
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テレビの中、記者会見に応じる福元さんの表情は悲痛で、胸が痛くなる。今のところ何もできないが、外大グローバルスタディーズを今なお引き継ぐ者として、心の底からの哀悼と連帯のエールを送りたい。

2019年11月 3日

「弱い者は耐えるのみか?」(ヴァロファキス)

たまたま知り合いの編集人T君から、原著の邦訳を出したいという話しを聞いたのは、3年ほど前のことであった。友人・知人を紹介して無事に翻訳チームが結成され、残る当方のミッションはお顔合わせ会合の幹事役だと軽口をたたいたものの、果たせないままに時は過ぎ、(しかもその間に同著者の別の書物が爆発的な売り上げを記録し)、しかしこの邦訳も無事に刊行となった。2019年7月の頃である。拙ブログで宣伝をと思いながら本日に至り、先に図書新聞に書評が出て、もちろんよかったのだがしまったとも思い、遅ればせながらここに簡単にご紹介するものである。

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邦訳タイトルは画像にある通りだが、原題は著者ヴァロファキスがケインズ、トゥキュディデスにちなんでつけたものでAnd the weak suffer what they must? つまり「(強い者はやりたい放題をしているのに)弱い者は耐えるのみか?」 である。いや、耐えるのみではない!10年あまり前のギリシャの経済危機を軸に、ポスト2008の世界を見据える重要な一書。目下、あまり時機を外さずにセミナーなどやりたいねと、訳者諸氏と相談しているところである。乞御期待!(ほんとかっ)

2019年10月31日

怒りの炎のように

 今朝は目覚ましのラジオから流れる「首里城が燃えている」の報道に、思わず飛び起きた。その後の報道によれば正殿、北殿が全焼、南殿もほぼ全焼とのことである。沖縄の人びとにとって、そして日本や世界にとって大切な歴史的建造物 ー世界遺産が焼失してしまうことは、とても悲しくまた大変な損失である。一刻も早く消火され、再建に向けた取り組みがなされることを切に願う。
 と同時に、世界遺産であるバーミヤンの石仏が2001年に破壊されたとき、モフセン・マフマルバフ監督が語り、かつ書籍にもなった「アフガニスタンの仏像は破壊されたのではない。恥辱のあまり崩れ落ちたのだ」という言葉を、またも想起せずにはいられない(書籍タイトルとしては異例に長いこの言葉を忘れるのは、それ自体難しいが)。世界中の人びとが世界遺産の破壊を嘆き、怒りを表明したが、石仏の足元でアフガニスタンの人びとが殺され、貧困にあえぎ、苦しんでいたことには、世界の誰も目を向けていなかった。より大切なのは人のいのちではないのか。マフマルバフ監督はそのことを指摘したのであった。
 首里城は破壊されたのではなく火災に燃え落ちている。沖縄のシンボルが怒りと恥辱のあまり崩れ落ちていると、不謹慎にも思ってしまう。かつてベトナム戦争の頃、沖縄返還をめぐる政府の態度への抗議と怒りを訴える焼身自殺があったが、焼身自殺は人のいのちを失わせるもので、肯定されたり繰り返されたりしてはならない。人は抗議や怒りのために死んではならないのだ。首里城は沖縄の人びとの思いを背負い、身代わりになって焼失しつつある。そんな思いをぬぐえずに、事態をただ呆然と見ているばかりである。
 

2019年10月22日

お久しぶりでございます(デジタルデトックスしすぎ)

あまりに長くデジタルデトックスしていたので、もはやこれを読んでいる人はいないんじゃないか?と疑念をもちつつ、留学に出ているゼミ生などから「見てますよ」の声もあったことを信じて、えー、お久しぶりでございます。夏が過ぎ(その報告もいつかきっと...)、10月に入って秋学期も無事に始まったと思いきや、台風19号の猛威で日本中が大変なことになっている。
そんな先週、メンバー2人が登壇するというので、共同研究の他のメンバーと共に打ち合わせもかねて熊本に行ってきた。熊本市立図書館が企画した「ともに食べ、ともに考える」(https://www.library.city.kumamoto.jp/?page_id=159)である。初日の講演&トーク、二日目午前のキッチン・トーク、そして午後のビブリオ・トークともに大変充実していた。下記はキッチン・トークの一コマである。
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料理する高校生たちをたばねる慶誠高校の原美幸先生が何とも素晴らしく、現場で生徒たちを叱咤激励しながら、大切に大切に育てている様子が伝わってきた。
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そういえばここ一年あまり、当方の高校時代のご縁で下記の書物の刊行のお手伝いをしていた(解説も書かせていただきました!)。ご関心をもって手に取っていただけたらと願っている。
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2019年8月14日

初夏のおもひで(中間発表会からはや半月)

7月末に卒論の中間報告会、3年ゼミの共通論考草稿検討会を行ってから、すでに二週間以上、半月あまりが過ぎた。大学方面はお盆でロックアウト中、夏休みの真っ盛りである。そんなあいだにも、ゼミ生有志は秋の企画や9月の合宿に向け、少しづつ準備を進めている。今日は7月末の会のスナップショットをもう少しだけアップしておこう。みんな元気で、よい夏の日々を!
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