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2015年9月 アーカイブ

2015年9月 7日

クルギ東北にも

先の拙ブログでお知らせしたラッパー社会運動集団「クルギ」が来日する際、せっかくなので東京以外の場所にも行くのだが、11月25、26日(木)は東北地方へいく。一昨日(5日)に仙台にて打ち合わせをさせていただき、26日(木)晩に仙台で企画を行うことがほぼ確定した。
昨日(6日)の朝、仙台から新幹線に乗ろうと切符をみたら、2時間足らずで東京に着くことになっている。えっっ、早過ぎない?往路はそれでも2時間ちょっとはかかったはずだと思っていたら、「次は大宮~」とのアナウンスが!マジ?なんと新幹線にも「特急」があったとはー(無知ですか...)。
そんなわけであっというまに東京にもどり、午後は新宿ホコ天のデモへ。昨日はSealds東北も仙台でデモをやる予定と知っていたので迷ったが、ここはやはり頭数的に東京へと思って戻ってきたわけである。すでに14時半ぐらいから、ぞろぞろ人が集まってきて、あいにく当の15時前後にはひどい降りにもなったりしたが、おかまいなしに賑やかにスピーチやコールが展開された。雨空に空撮と色とりどりの風船、各大学やシールズののぼりもカラフルで、とても華やかなデモとなった。
そういえばIWJさんから学者の会の呼びかけ人、賛同者すべてにむけて「なぜ反対か」を書く依頼があって、往復の新幹線のなかで文章を書いた。昨日ホコ天に行く前にIWJさんにお送りしたが、かのサイトには夥しい数の文章が載っているので、ここにもこっそり(?)載せておきたい。⇒AntiWar(CN).pdf

2015年9月21日

第二ステージ開始

先週はわが本務校でも「有志の会」の集会があったり、とにかく某所に日参したりといそがしかった。とりあえず想定通りの多数決であったが、その手続きは誰がどう見てもめちゃくちゃな暴挙であった。で、さっそくこれに対する下記のリアクションがメールで回ってきた。

「安保関連法案の採決不存在の確認と法案審議の再開を求める申し入れ」への賛同のお願い
http://netsy.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/post-6f5b.html
賛同いただける方は次の署名フォームにご記入の上、至急、送信下さるようお願いいたします。
http://form1.fc2.com/form/?id=009b762e6f4b570b

ご賛同いただける方は、よろしくお願いいたしますー。昨日20日は「学者の会」の緊急100人記者会見も行われ、実際には170人以上のセンセイ方が集まって、第二ステージすなわち新しい闘いの段階に入ったことを確認した。呼びかけ人の冒頭でスピーチをしたM島先生(W大法学部)によれば、「廃止法案」というのを出すことができるそうだ。
そこで教えられたHPに行ってみると⇒ http://www.asaho.com/jpn/ 
すごい、さすが法学の専門家!
そういえば19日から渋谷アップリンクで朝10時半から一度だけ上映しているO先生のドキュメンタリー、なつかしい脱原発運動の展開を思い出して元気が出る。オススメ!

2015年9月 1日

セネガルから連帯メッセージ

9月である。さる8月30日の集会は、お天気の悪い中ものすごい数の人々が集まって、大いに盛り上がりましたね!みなさま、たいへんにお疲れ様でしたー。これからも予断を許さない状況が続きますが、しつこく声を上げ続けましょうね。
さて、わが本務校の「有志の会」には現役ゼミ生諸氏や懐かしの卒業生らも実名で(あるいはもしかすると匿名で)賛同の意を表明してくれていて、その名を見つけるとほんとうーにありがたく、心強い。ありがとうございます!!
ところで、11月下旬にわれらが共同研究で(われらがM先生イチオシにより)招聘するセネガルの社会改革集団「ヤナマール」のリーダーで、ヒップホップ音楽の(ラッパー)集団「クルギ」のメンバーから、とりわけ若者たちに向けてメッセージをいただいた。感謝しつつここに(中山試訳付きで)載せさせていただきます。(元若者のみなさまはそうした文脈でお読みいただけますと幸いです;)

 セネガルの「ヤナマール」運動、そしてヒップホップグループ「クルギ」を代表して、メッセージを書いています。われわれはセネガルで、大統領が任期終了後の第三期になおもその地位に居座り続けようとしたのに対し、2011年、2012年に役割を果たしたものです。
日本の学生たちの運動に送りたいメッセージは以下のものです。どんな世代も、自分の国を良くするためにはたらく責任がありますが、若者が運動に関わり、抗議を通じた非暴力の行動に出るとき、よりよい世界が可能になります。抗議やデモを行うことで、街頭の人びとは政治家たちに対面し、インパクトを与える可能性とパワーを得ることができます。市民は非暴力の抗議によって、権力の座にある者たちへと声を届け、自ら信じるもののために闘う意志があると示すことができます。市民はみずからの信念をいつでも説明できるよう保持しており、自国で起きていることに反対する場合には、進んですべてを語るということを、政治家たちは知り、また理解しなければならないのです。
みずからの主張を信じ、メッセージを広めて人びとを集め、かれらとともにやっていけば、きっとうまくいくでしょう。しかしどうか非暴力にとどまり、メッセージが広く人々に伝わるよう、がんばってください。それが運動を進展させるためのもっともよい方法なのです。君たちの闘いが勝利につながるよう心から願い、そしてあとたった2,3ヶ月で日本を訪れる際には、ぜひ君たちのうちの何人かと会えることを、とても楽しみにしています。
2015年8月27日 チャットより
(I am writing and representing the Y'en a Marre moment in Senegal and the hip hop group Keur Gui. We played a role in the 2011 and 2012 protest movement in Senegal and stood up to our president who attempted to stay in office for a third term after his presidential mandate was finished.
The message that we would like to send to the student movement in Japan is that every generation has a responsibility to work to make their country better. A better world is possible with youth involvement and nonviolent activism through protest. Protests and demonstrations give the people and the streets the power and ability to face politicians and to make an impact. Non violent protest allows for citizen voices to be heard and shows those in power that people are willing to fight for what they believe in. Politicians must know and understand that citizens will hold them accountable and when they oppose what is happening in the country people are willing to speak out.
You will be successful if you believe in your cause, you work hard to get the message out and you organize. But above anything you must remain nonviolent and get the message out to the population. This is the best way to grow your movement. I wish you the best of luck in your struggle and I look forward to meeting some of you when I visit Japan in just a few short months.
2015.8.27. Thiat.)

メッセージの最後に、かれらを紹介したショートドキュメンタリーのサイトのお知らせもあったので、これもぜひ(英語字幕付き) ⇒ http://youtu.be/odEZRptBMrA
これから企画の詳細、チラシ&ポスター作製&配付などやっていきますので、どうかよろしくごひいきにお願いいたしますー。


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